醜い同盟 - ジョングレイ

久しぶりに新しい視野の本に出会った。
単純な世界史のリストではなく、世界史を貫く哲学の流れの痛烈な批判は、少し震動面もなくはないものの、前に読んだネオイズムと接続され、現在の世界の姿をもう少し広く見つめるきっかけとなった。

この本は、キリスト教思想の終末論は、ヨーロッパを経て、ほぼすべての哲学の主流に影響を及ぼしながら発展した千年王国運動とゆとり血アーロン、ジャコバンあたりで作成された暴力の正当化は、このことは、多くの政治家が世界を暴力の泥沼に入って一信念で発展するようになったと主張している。
また、このような信念に、様々な左派的、オパジョク、キリスト教の根本主義的政治哲学が混ざって作られたアメリカの"自由主義的帝国主義"によって、現代社会の悲劇が起きているという視点を持っている。

結局、近現代の政治は宗教史の一枚に過ぎず、宗教的信念が事実上の世界を破局に突き進むことにしている。ため、現実的な視点を持たなければならないと主張する。

より具体的に言えば、キリスト教が表示されるまで洋の東西をはじめとする多くの哲学的な流れは、常にラインが勝利している善と悪の対決の構図助けて現世界が終わり、完全に新しい世界が到来するという目的論的歴史観は存在しなかったという。
このようなキリスト教的終末論がヨーロッパに上陸して、宗教的信念が何世紀にも影響を及ぼすようになり、ヨーロッパの哲学の根幹に深く根付かされ、急進的な啓蒙主義にも影響を及ぼすことになった。
このような急進的な啓蒙主義の影響を受けたジャコバン党は、人間の手で新しい世界を作成できるという信念を作り上げることにされ、その後、欧米で作られたほとんどの哲学の主流にまで影響を与えるに至った。
ナチズムの人種抹殺政策も、ソビエト体制で示された大規模な粛清も、米国のテロとの戦争やイスラム原理主義の運動も、西洋の歴史の中で例外的な現象であるか、西洋の"外"で発生した事件ではないから
彼らの考えはすべて、現実社会の悪を排除されることから、新しいミレニアムが来る千年王国運動と相対していると考えている。

このような思想は、ドイツのナチズムによって屈曲した形で受け入れられるようになり、自分たちが世の中の悪を排除することで、エンジンの世界"第三帝国"を作ることができるという信念を持つようにした
同時に、ハコバンあたりで落ち着くようになったのラインのためなら暴力も辞さないという思想まで結合させることでして歴史の中で最も凶暴な時代を作ったと話している。

そして、現在、アメリカという​​国に広まっている政治哲学的信念にまで影響を及ぼしていると主張する。
アメリカはキリスト教の終末論の影響を受けた新保守主義を根幹として、米国を世界を救う唯一の善意の国だと考えている。ので、いかなる暴力的行為にもかかわらず、敵との戦いの勝利によって、新しい千年を作らなければならないという条件の下、各種の戦争や拷問も辞さない政治的行動を見せている。

""テロとの戦争"は、歴史の終末、主権国家の消滅、民主主義の普遍化、悪と戦う勝利などインガンサを前例のないレベルに変化させようとする精神状態を反映する。これは政治用語で表現された終末の宗教の核心シンファミョ過去10年を支配してきたが失敗したユートピア企画の基礎を成す共通の要素だ。 "（本文）

恐ろしい事実は、単に石油資源の獲得や宗教的対立に加えて、ブッシュ大統領とブレア首相は、そのような変更がすぐに起こることができると本気で信じていたということだ。

、近現代に続いて来るの哲学思想の中に深く根付いているこのような宗教的信念の矛盾により、すべての哲学的思考は、基本的に矛盾を量産するしかないという主張をしている。
人類が単一の文明や体制に収束されることは起こらない。決して実現不可能な千年王国の幻想やユートピアへの幻想は、善と悪の戦争による善意の勝利を狙って、視覚こそが政治の悲劇を生み出す元凶だと思う。
このため、テロに対処するには、テロリズムの根抜き、その場で自由民主主義を移植するという実現不可能な目標ではなく、国家の没落と大量破壊兵器の拡散を防ぐという現実主義的な目標を立てなければならないと主張する。葛藤は、絶え間なく発生するものであり、完全な調和と平和という幻想は達成できないユートピア的だからだと主張している。

また、実現可能な現実と、自然の一部としての人間の存在認識による現実主義的目標を立てずにこのような宗教的信念によって以降の資源戦争に発展する場合、人類の明日は恐ろしい世の中になることもあると忠告する。


この本では宗教上の信念と政治的な情熱の醜い同盟がもたらす悲劇の話をしている。
しかし、さすがに宗教と政治が外れることができますか？
その後、ジョングレイの忠告もゆとり血児的幻想であるだけであってんじゃないか？
この本の最後を覆いながら、下手すると厭世的になるような気まずい気持ちを感じている。
結局、人間の多様性を認めても、あるいは普遍化を主張しても、悲劇を防ぐことができないか。

今幸せを訪ねてからわずか1つの質問を追加することになった。

何を認めるのだろうか？