Staff BlogShonan

Mayuko Horio
湘南店

堀尾 真悠子

生まれも育ちも神奈川県!
地元大好き横浜っ子です。
入社は2012年の春。

保育専攻の大学卒業後、一旦は実家の家業である質屋の仕事を3年やっておりました。しかしその間の期間、どこかで子どもに関わる仕事に惹かれていました。天真爛漫で無邪気な笑顔や困った顔、全身で訴える涙の表情。
幼い子たちの全力で生きている姿を形に残せたらと思った時、ある巡り合わせによって心を動かされ、導かれるようにここで働くことになりました。

”写真”に出会い、深く知り、知れば知るほど大好きになり、この仕事を誇りに感じています。

写真と自分自身を通して繋がる”縁”を大切にして1日1日を過ごしていきたい。

映画【うたのはじまり】

2020/7/18

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我が子の産声が分からない。

聴くことができない。

でもそこには確実にたくさんの”音”があって、

全て拾いあげたい、残したいと思う強い想い、気持ちがある。

彼は声が聴こえないかわりに自分の感じたまま、

まるでカメラという耳を傾けるようにシャッターを切り続けた。

 

 

映画は”ろう”の写真家、斎藤陽道さんのドキュメンタリー
彼は幼少から耳が聴こえず、彼にとって音、音楽はただの振動でしかなかった。
音楽に対して苦手意識を持った彼は20歳で補聴器を捨て、カメラを持ち、「聞く」ことよりも「見る」を選んだ。
そんな彼は同じ”ろう”である女性と出会い、命を授かる。彼の名は樹さん。

聴者だった。

父となった彼は自然と苦手だったはずの歌を息子に歌っていた。
自分で感じたままに、ただただ嬉しそうに愛おしい気持ちを音にしていた。

 

監督、撮影、編集の河合さんと斎藤さんとの関係性

斎藤さんに関わるたくさんの人々とのやりとり

空を見て、風を感じて、足の裏で触れている土を感じ、草の香りを感じ、

細やかな日常の音も愛おしくなるようなシーンの数々。

そして、

発するという声があまりない生活の中でも息子の樹さんの著しい成長には驚いた。

むしろ他の家庭より多くのコミュニケーションを生み出し、確実にそこには親子の絆があって、小さな身体で応えていた。

 

 

「樹さんが大きくなったら自分はどう応えられるだろう」

そんな不安もあるけれどそれも楽しもうという気持ちも感じられた。
 

”うたってあげるのではなく、喜びに忠実でありたい”

 

見終わった後はただただ、美しい。

彼ら達の見ている、聴こえている光景、情景に胸を打たれました。

 

 

妊娠8ヶ月。もうすぐ9ヶ月になります。

毎日感じる胎動を一つ一つを赤ちゃんから発する”声”と思い、受け止めたい。

そして出会えたら目と目を合わせて私も苦手な歌を歌おう。

今から練習。

喜びに忠実に、溢れる愛を言葉にしたいと映画を観て感じました。

 


【うたのはじまり】
公式HPhttps://utanohajimari.com/ (PG12)

鵠沼海岸のシネコヤさんで観ました。
出産シーンが少し過激な部分がありますがドキュメンタリーならではの凄み。
命をすごく感じました。
そして樹さんが本当に可愛い。
是非、おすすめしたい映画。

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