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伊藤智
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皆さんと素敵な時間を過ごせることを楽しみにしてます!!
写真分析#43【横写真の示すもの】
投稿日:2019/8/11
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今回の写真主題は「調和のとれた横写真」
その主題におけるポイントを改めて考えてみました。
そもそも調和とはどのような意味なんでしょうか?
【調和】
全体が具合よくつりあい、整っていること
・・・なるほど。
ではライフスタジオで調和のとれた横写真を撮るためには
どんなことに気をつければよいのでしょうか。
まず初めに、横写真は縦写真よりも画角内に
被写体以外の空間が入る割合が大きい、
なぜなら人は縦に長いからです。
だから横写真では被写体とはまた別に、
空間のこともしっかり考え抜く必要があります。
「空間(背景)+人+空間内の構成要素(副主体)」
それらが具合よくつりあい、整っている写真が
調和の取れた横写真になるということです。
ではそれらの要素を分解してみます。
・背景の構成(色味、質感、サイズ感に違和感はないか?)
・被写体のこと(被写体のポーズ、表情、Coordinateがインテリアと違和感ないか)
・副主体の比率(色味、重さ、配置)
上記の他にもちろん光やトリミングなど
撮影時のポイントも加味されます。
では早速この写真について分析していきたいと思います。
写真分析【横写真の示すもの】
・背景について
新横浜店を代表とするインテリア<ベッド>
座ったり、寝転がったり、立ってバランスを取って遊んだり。
日常のワンシーンを彷彿とさせてくれるインテリア。
全体的に白とベージュで構成された色味は
優しい世界観を演出してくれます。
・被写体について
仲良し男兄弟な2人。
表情も柔らかく笑顔が耐えない彼らにはベッドで遊べる、
部屋着のようなコーディネートがマッチしています。
色味を揃えることで2人の統一感を出しつつ、
その世界観に自然と溶け込めるように。
そして肩を組んでじゃれている瞬間を
収めている点がとても自然で素晴らしいと思います。
違和感のない、自然な手足の運びがより写真の質を
高めている点だと考えます。
・副主体について
ベッドの毛布のクシャッと感。
レースのカーテンを手繰り寄せているところ。
ベッド脇に立て掛けてある本。
それらすべてで世界観を演出しつつ、
彼らの存在感を引き立てるために画角内に
散りばめられているよう計算されていることが伝わります。
上記に提示したような様々な要素に、
カメラの設定やシャッターの瞬間を考えて
切られたこの横写真。
奥が深いと改めて感じたと同時に自分も
こんな風に考えられるように。
もっと写真と人と向き合いたいと思います。
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