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伊藤智
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こんにちは!
新横浜店の伊藤です^^
ライフスタジオでは「チャッピー」と呼ばれています♪
東北の山形出身ですが、時々岩手、さらには大阪にも住んでいたのでぜひぜひ地元トークに花を咲かせましょう♪
またディズニーやミュージカルが好きなのでぜひぜひ趣味トークも致しましょう!!
ブログでは
・share×2
(日常生活での出来事)
・写真分析
・book report
(本で学んだことの備忘録)
のカテゴリで上げていく予定です!
皆さんと素敵な時間を過ごせることを楽しみにしてます!!
【Butterfly5】 K Family~自分と向き合う、人と向き合う~
2019/5/31
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気づけばライフスタジオで働き始め3年目。
新横浜店での在籍年数も1年半を超えました。
社会人になって新卒の頃から写真業界に入った僕は、
5年以上写真に携わっていますが、
まだまだわからないことだらけで日々探求する毎日です。
いい写真の定義とは。
誰にとっていい写真であるべきなのか。
どんなふうにいい写真を撮ることが理想なのか。
ライフスタジオのスタッフとして、
来てくださるご家族に何を提供することができるのか。
もちろん上記の内容に対して自分なりの考えは
持ち合わせていますが、如何せん自分に自信が
持てない僕は今も考えあぐねています。
しかしライフスタジオの一カメラマンとして働き、
葛藤する僕に、そのヒントを下さったご家族がいました。
それがK Familyです。
今回はそのご家族から学んだことを
書いていこうと思います。
K Familyとの出会いは2018年の3月。
新横浜店に異動して半年が経ったころでした。
その頃の僕は、共に働いていた先輩方が来月から
異動ということ、自身が店舗の写真を
引っ張っていく立場になることに対して、
前向きに頑張ろうという気持ち8割、
焦りと不安が2割ありました。
そのため写真に集中し、自分が何を撮りたいのか。
先輩と自分の写真の違いを見つけては、
どうにかいい部分を吸収しようと没頭していました。
そんな最中出会ったK Family。
家族写真から撮影する新横スタイルで
撮影を始めようとした矢先のことでした。
「ほら、お姉ちゃんここにいるから大丈夫だよ?
今日はお写真撮るからね?」
と4歳のお姉ちゃんが1歳半の弟くんを
ホリゾントへ誘導してくれていました。
可愛すぎるその様子に心を打たれ、パパさんママさんが
移動する前についシャッターを切っていたことを覚えています。
2ショットの時にも「ほら、ここにお座りとんして~」とリードするお姉ちゃんの姿とそれを素直に受け入れる弟くん。
この様子をカタチに残さねば!!
普段なら場を整えてから撮ることが多い僕ですが
使命感に駆られシャッターを切りました。
撮影後、写真を見て頂き、パパさんママさんより
頂いた言葉は、2人の成長を実感できたこと、
2人らしさが出ていて嬉しかったこと、
そして久々のライフスタジオだったけど
改めて来てよかったというお言葉でした。
その時に感じたのは、僕たちがやっていること。
それがただ写真を残すことではなく、
写真を通してそのご家族に1人の人として
寄り添うことなのではないか。
そう考えるきっかけになりました。
そこから約1年が経ち、嬉しいことに電話でK Familyより
カメラマン指名をいただきました。
再会するまでの1年間、毎日の撮影や個人プロジェクト、写真分析を通して、自分なりに写真に対しての見解、技術を磨いてきました。
それと同時に自分がライフスタジオで、写真を通して何をしたいのかも考え、悩み続けてきました。
前回の撮影でいただいた嬉しい言葉を思い起こしつつ、
自分がカメラマンとしてそのご家族に入る意味を考え、
どう撮ろうか、どんな写真が喜ばれるだろうか、
そんなことを思いながら当日を迎えました。
久々に会ったK Family。
パパさんママさんの柔らかな雰囲気は前と同じで、
大きな違いはやはり子どもたち2人の成長でした。
お姉ちゃんは少し恥じらいを覚えながらも僕たちの話を一生懸命聞いてくれ、幼かった弟くんはとてもお喋りな天真爛漫ボーイになっていました(笑)
身体的にも精神的にも成長している姉弟ですが、
2人の仲の良さは変わっていません。
そんな彼女、彼らの今を残したい。
そう思い撮影に臨みました。
それぞれの可愛さを。
それぞれの今を。
撮影が終わり、2度目ということもあってか、K Familyとの心の距離を縮められた気がします。
一緒に写真を撮ったり、2人の成長について話したりと
まるで親戚の1人になった気分でした。
こんな風に写真をきっかけに人と人がつながれる。
それこそが今の僕が目指し、
やりたいことなのかもしれません。
後日、素敵なコメントをいただき、
口下手な僕の想いが写真を通して伝わったこと。
これからも人と繋がっていくためのツールとして
写真を撮っていきたいと思わせてくれました。
(またここには載せられませんが可愛すぎる
ボイスメッセージもいただきました)
ライフスタジオで、
カメラマンとして、
1人の人間としてご家族と接すること。
自身がここで何をしたいのかを考える上で、
1つのきっかけをくれたK Family。
規定するのであれば
【1人の人としてご家族に寄り添うこと、自分にできることを考え続ける大切さを教えてくれたFamily】
なのではないかと思います。
これからも考え、悩み、精進していきたいと思います。
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