○ドレッサー
白を基調としたアンティーク調のテーブルの上には
アクセサリーや香水など自分を着飾るためのアイテムが広がっています。
後方の窓からは柔らかな光が差し込み、逆光効果で被写体に陰影が付くことで
より立体的に、仕草や表情を表現することができます。

○シーン
子供から大人へなる過程で、自然となりたい自分に憧れ、真似をします。
あるいは大人であっても、なりたい自分の姿に近づこうと努力したり
自分の美しさやらしさに気づき、自分に似合ったものを選択したり。
それは、自分が「自分の思う美しさへ」、心が少し踏み出した証拠なのかもしれませんね。

○ファッション
ドレッサー＝ドレス。この方程式はいつだってそれだけで美しいでしょう。
着飾ること＝ドレスを着ること、一般的なイメージはそうかもしれません。
でもよりリアリティーを持って、ドレッサーで10歳の女の子が「自分の思う美しさ」を表現する時
絶対にドレスか、と言われるとそうでもない気がします。
なぜなら、すでに自分自身の姿となりたい姿の中で葛藤し、服装を選択することができる年齢だからです。
コーディネーターはそれを察知し、ドレッサーのインテリアに一番合うファッションを提案します。

全体的に黒やグレーで統一感を出し、バッグの赤を差し色に使用しています。
また、髪を低めのポニーテールにすることで、イヤリングが一層引き立ちます。
手元には黒のレザーのバングルを。
シャツとパンツでシンプルにまとめながら、アクセサリーでポイントを作っていくことで
可愛さから美しさを演出します。




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