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下関店
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baby*白の表現

投稿日:2013/4/6

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雨が降っています。

天気予報は個人的に見る習慣がないもので、昨日からの洗濯物を干しっぱなしにしてしまいました。

まさかの雨、というか、暴風雨らしいですね、、、

諦めます、わたしの今週の洋服たち。

 

こんな雨の日には、自然光がほぼ入ってこないので、

スタジオ自体はいつもより暗いですが、その分照明で組み立てる光を感じます。

 

毎日天候によって光、そこからのプラスマイナスで加減は変わってくるはずですが、

どのような雰囲気を出したいかによって色々と考えられる、

だからこそおもしろみがあるのかもしれません。

 

今日はこんな天気なので、光で変える白の表現、という感じで(撮影中は声に出しては言わないけど。。。)、同じ場所、同じポーズ(うつぶせ)において、ライティングを変えた白の捉え方の中での表現を1シーンの中で変えました。

 

左の写真においては、白壁の部屋において、被写体を正面に捉えた右後ろのライトボックスのみつけ(スタジオは割かし暗くなる)、顔の角度をコーディネーターに誘導してもらい、全逆光にならないように撮影しました。

(全逆光なら全逆光でもいいけど、今回のポジションはずらしました。)

自然光が干渉しないからこそ、逆光側からの光が顔の一部に落ち、明るいイメージだけではない印象を残せたかと思います。

バックにおいては、白、というよりはややグレーよりであるかと思います。

露出をもう少し明るくすればより白っぽくもなるかと思いますが、ここでは白っちゃけない雰囲気と、やはり顔に落ちる光というものが優先されこれ以上明るくなると飛んでしまうので、これくらいの白でおさえました。

 

右の写真においては、おなじ白壁空間において、ここでは左サイドに常設されてある天井までのライトボックスを全灯しています。(割かしスタジオは明るめ)

ここでのイメージは真っ白という雰囲気であり、先ほどの印象と変えたかったので、白の中にカラフル、といった感じでいきました。

めがねが気になって気になった表情も可愛くてしょうがないです、ね。

白壁とサイド光(多め)というのは、オムツシーンでベーシックな白空間の作りかたであります。

全面的に光が回っているので被写体にあたる光量もややフラットになり、全体的に飛んでしまわないよう注意が必要ですが、

全体的に白、という純粋なイメージの中で撮影ができるので、こどもらしさ、あかちゃんらしさ、可愛さが、白の中で強調されるような気がします。

 

どちらも白。

どちらでもない、白の表現はもっと可能だと思います。

また、白壁をよりグレーにすることもできます。

同じ空間で、光によって違う印象を創ることができる、

楽しみは尽きないです。

 

さてと。早く雨がやまないかな、っと。

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