右も左も上も下も光も闇も表も裏も

そこまでよく理解できていないし

特に信仰心も政治的な思想も、たまたまなかった。

たまたまなかったからどうにか自分なりに考えるしかなくて、諦めるしかなくて、ひとまず今回の人生50歳までは何も信じないと決めた。

信じてしまったら疑うことをしなくなってしまいそうで、

疑わなければ信じることもできなさそうで。

それでもなぜか、自分自身来世はきっとバッタに生まれ変わるような気がしてならない。

こどもの時にそう思ってしまって以来、人間でいるうちに何ができるんだろうとたまに焦ってしまう。

なんでバッタなのか、なんなんだろう。

 

 

空を見上げなくても、周りを見渡せばもうどこかにいてくれている気がする。

会いたい人にはまた会える。

それだけは信じてみたいと思ってしまう日。