通い慣れた千葉までの道のり。

久々に美容室に行くと、お店には３周年の文字。

もう、３年が経つようです。

３年前、まだopenする前から、店内やhairの撮影をさせていただくようになりました。

 

美容室の一角で特にセットされた場所でもなく、店内のダウンライトを影響させないようにどうするか、いつも自然光が違う状況で入ってくるから白を出すためにどうするか、時にはアイランプを使いつつ、試行錯誤しながら、まず写真を撮る環境を作ることに悩みました。

バックの色味もあるし、その中で髪色にも影響するし、何をどうすれば一番いいのか。。。毎回戦いです。

それから実際に撮影。

人を撮る時、どう人を表現するかを見ます。

空間の中で、目、手、口元、雰囲気、そういうことを人物撮影の時は流れで感じながら撮影するのですが、hair撮影はあくまでも髪型がポイントとなってきて、どこをどう魅せて、顔と髪のバランス、髪と雰囲気のバランスなどを髪が崩れないよう限られた時間の中でどう撮っていくか、本当に毎回反省でした。

それは、今でも変わってなくて、いつも撮影前に、どんな感じで、という打ち合わせから、撮影後も、今日の反省点、今後、というのを美容師さんとカメラマン共々行います。

やはり、人を見て、それに合わせてベストな状態に持っていくこと。

それを提供するにあたって、もっと技術や思考を向上させていくこと。

お互いに、意見をぶつけながら３年が過ぎました。

アシスタントでシャンプーばかりやっていて手がぼろぼろになっていた友人も、今はいちスタイリストとして活躍しています。

３年という時間の中で、今は今の悩みを持っていたり、これからのことを話したり。

美容師さんとの話はいつも勉強になります。

表現や技術だけでなく、人との関わり方、自己形成など、結構共通点があるので。。。

 

３年、早かったなぁ。。。

継続することで見えてくることがあります。

やったらやったぶんだけ表れるし、やらなかったらそこで停滞もする。

諦めたらそこまでだし、どれだけ課題を見つけてやっていけるか。

まだまだ。です。

 

ちなみに、いつもモデルさんはお客様です。

つながりの中で作り上げていくおもしろさがあります。

このお客様は撮影前日結構長い髪の毛をばっさりボブにしたらしく。。。

そこまでしてくれる関係ってすごいと思いました。

わたしより年下なのに、大人っぽくて、ついヒキで撮ってしまったり。

（きっとhair用には使用されないのでここでupしときます。）