「好きなんです、だから残したんです。」

 

普通、上の写真は原本には入れないけど、でも、これがわたしから見たこの子の

あるポイントでの表情で好きだから、そう言いました。

 

照れると、やけにまばたきが増える。

 

その度に、きゅんきゅんする。

 

やっぱり目を閉じていた。

でも、この子のくっきりした印象的な目元が、また柔らかく見えてくる。

 

あ、なんか好き。

 

ただ、そんな感じ。

 

（もちろん、目線ぱっちりも入れてます！）

 

 

アップで狙って撮ったあと、大丈夫、もういいよ～っていうと、のびのびする。

 

この絵が出てくるとは思わなかった。

さっきまで遊んでいたブロックも、このアングルで撮ろうとは思っていなかったのでそのままあったり。

 

でも、この瞬間のありのままのやんちゃさが、好き。

 

ちょっと！落っこちるよ！って心配をよそに、動じない。

いつも、こんな風になんでもやってみて、こけたらこけたで泣いて笑っているんだろう。

そして何事もなかったかのように、また、ちょっと冒険してみたりするんだろう。

 

撮影は、この子たちの日常が垣間見える。

 

だから、好き。

 

わたしの個性と、こどもたちの個性で広がるものがある。

 

わたしの写真の中には、あーなんか好きだなーっていう気持ちが常にある。

それを受け取ってくれたらいいなぁと思っている。

家族と、わたしも、好きだよーって。

 

普段、好きとか嫌いとか、どうとかこうとかないのに。

カメラをかまえ、ファインダーをのぞいたら。

好きだって、普通に言えるから不思議だといつも思うものです。

 

最近、撮影から遠のくことが多いけど、

やっぱり、写真を撮ることが好きだと確認できる。

こんなに、きれいなこどもたちがいるから。

 

 

前回はまだ４歳になる前の３歳だったのに、

今回はもうすぐ６歳になるんだ、って教えてくれた。

あれ。もう、湘南店ができてからそんなに経つかなって。

しみじみ。