Staff Blog
下関店
scrollable
ツボ
投稿日:2012/12/26
837 0
思う存分息をすって、はく。
すいこまれるくらい、いさぎのよいあくびは、微塵も遠慮というものを感じさせない。
それは時と場合によってはタブーとなるところではあるが、
それがOKであると感じるとき、それはOK以上の価値があるようにも感じる。
ゆるんでいる証拠。
一目で眠いと分かるし、正直だなぁと思う。
そして隠さないという部分が、なんだかなんなんだ、という興味が湧く。隠しきれない素。
真っ正面から見て、おもしろがる。
あぁ、全力だなぁと。
かっこよさを演出するために組んだライトも衣装も、そのあくびの瞬間気がゆるむ。
みんなが笑う。
わたしは、ただ、あくびに吸い込まれる。
わたしはあくびを全力でする人が人間らしくて好きだ。
緊張感のなさは、時に心地よい。
あくび is 平和。
終止気ままな男の子。
なんだろ、なんだかこういう人がツボなんだろうな、って思った撮影だった。
(気ままに、自分のペースで、おもしろがっている、本能、ちょっとつかみきれない感じ。)
ツボ。
この記事をシェアする
サイト内投稿の検索
- トップ
- Staff Blog