Staff Blog
下関店
奈良 京都 成田 カナダ
投稿日:2012/6/5
618 0
足が臭い。
逃げ場がない。
アイムソーリー。
6月2日。夜。シャワーを浴びて、雑魚寝をする。畳の上で爆睡。
3日。朝。ゲストハウスで洗濯したはずの靴下がかたっぽない。
今日はそれをはかないと間に合わないのに。
あるのは使用後くたくた靴下。んー、これはない。
ということで、素足で靴をはいてみる。少々いけるやろ。
夜。そういえば、今日から深夜バスで成田だった。
あぁ、風呂に入るタイミングを忘れてた。あぁ。このまま…
6月4日。朝。成田。まさかの10時間待ち。
靴下を買おうか、サンダルを買おうか、葛藤。結局なぜかこの先の
お金をけちって買わずに終わる。まぁ、カナダで買うか。。。
結局シャワーを浴びてから、だいぶ間があきそのままカナダ。そのまま再会、か。
のーーーーーん。
空港にて。こんなにお土産屋さんいらんから、どっか一角に銭湯作ったらいいのに、と切実に願う。
こういう、風呂のタイミングを逃す旅人は多いはずだ。
それでもいい人はいいけど、わたしはどうしても素足に靴の引け目があった。
そんなこんなを考えてたら一瞬で10時間が過ぎた。
日本を経つ直前に船田さんから電話が入る。
「おかえり」いや、今から行くんですけど、なんて。ぎりぎりまで会議の話をして、仕事モードオフ。
夕方。12時間空の旅の始まり。
着席後、靴を脱ぐ。と同時に逃げたくなった。
あぁ、想像どおり。
もう、するまい。素足で靴なんてもうしまい。
逃げて、とりあえずトイレで足だけ洗う。そしてもう靴はしばらくはかないと決めた。
左にはインド人女性、右には韓国人女性。
独特の香水で、色々まぎれた。
ようやく落ち着いて、飛行機を楽しむ。
左手には、夕日が沈み、右手には青くうすぐらい空に満月がうかぶ。
素晴らしい光景。
おもわず、みてみて、フルムーンや!こっちはサンライズ!じゃないね、サンセットサンセット、と、どこかしら間違える英語でインド人と韓国人と窓の外を見る。
そんなこんなで、6時間が経過した頃、日の出の時間になると逆にインド人の人から、ほら、また日が昇っとるやん、見て見て、って言われる。
そういうの。
なんか、色んな人が乗ってる国際便はおもしろい。
8時間の後の乗り継ぎ。また靴を履く恐怖。
それで頭がいっぱいなのに、飛行機を降りた所でなぜか保安員らしい人につかまる。
あんた、なにしにきたんよ、なにしとる人よ、めっちゃ英語で質問攻め。
あぁ、へんな帽子をかぶってたもんだから、、、と、思いながら、全然英語しゃべれんから、
だから、ジャパニーズやし、サイトシーイングって言っとるやん?
え?ジョブ??ピーシーピーシー!(以前、インドで職業をカメラマンって言わないほうがいいと言われたのを思い出し、とっさにPCと口から出す。)
と強引に交わす。支離滅裂やけど、通じてパス。
乗り継ぎも順調にできて、無事にカナダ、カルガリーに到着。
思ったより早く友達に会える。
出会って早々、告白。
ごめん、風呂に入りそびれた。
何時間、足の匂いをきにかけただろうか。時差もあって、もう計算できない。
けれど、友人は「大丈夫大丈夫、カナダ空気乾燥しとるけん臭わんって~」と笑う。
え、、、と、いいんですかね?そんなもんで。
カナダ。カナダってなんだろーっと、よく分からずに来たけども。
中学校の英語の教科書、ニューホライズンMs.Green先生の地元、カナディアンフラッグのくだりと、メイプルシロップのくだりをなぜか今でも覚えていて。
それ以上のカナダを見てこようと思います。ロッキー山脈の麓の町。
やっぱり、カナダもカナダの匂いがする。
そんなこんなでカナダ飯をがっつき、ゲストハウスでシャワーにありつけ、
ドミトリー部屋で、また別の国の誰かの寝息を聞きながら、そんな初日を過ごしております。
とにかく、空港に風呂があったら最高だな!ということで初日は頭がいっぱいでした。
この記事をシェアする
サイト内投稿の検索
- トップ
- Staff Blog
- トップ
- スタジオ紹介
- 下関店
- スタッフブログ
- Kawano Tomomi
- 奈良 京都 成田 カナダ