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boy*Raudo
投稿日:2012/5/6
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心を映すことができるだろうか。
その問いに対しては。
いつもそうでありたいと思う。
緊張であっても、不安であっても、ありのままの心であることに嘘はつけない。
その為の、1時間の撮影時間、75cutであると考える。
その人を、撮影する。
時間の流れとともに少しずつ許してくれる感覚が写真を撮りながら感じる。
人 対 人 だからこそ感じられるもの。
一言も話してくれなかった時間が進み、
いろいろ遊んだりふざけたり。試しながら過ごした。
この男の子をかっこよくコーディネートしたいという想い。
この男の子がどういう顔をそろそろしてくれるかを願った想い。
カメラ目線がほしいと思った。どんな顔で振り向くだろう。
カメラを見てとは言わない。
ただ、小さな声で静かに話しかける。
話しながらの瞬間があった。
嬉しい視線。
カメラの奥のわたしを見ている、男の子との対峙。
ようやく見せてくれた、まっすぐなこの男の子の笑顔。
緊張から始まってこの笑顔につながるまで、
穏やかな空気を作ってくれたお父さん、お母さん、そしてコーディネーターに感謝します。
そしてこの写真が男の子の5歳のアルバムの1枚に選ばれたという喜びもありつつ。
想いがつながった証として。
koshigaya photo by kawano codi maehata
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