変わること

変わらないこと

 

そんなことを考えた。

 

変化を求められるたび、その変化が何になるのかが分からなかった。

もどかしさの中の反抗も、もどかしさの中の悔しさも。

それでも何かが変化してきたんだと思う。

それは、受け入れてこそのものが作用してきたことも含め。

変化が必要な状況も含め。

自分自身のもがきも含め。

少しずつ。

 

 

飲み会のときに、社長に聞いた。

４年目を迎えるスタッフが４人並んで目の前にいる状況で、

わたしたちが４年変わっていないことはあるか、ということ。

伝わったかどうか、飲んでいてよく分からなかったけど、わたしたちが変わらずに持っているものがあると、ふと思った。

 

それは、「純粋」であるということ。

それが、わたしの横にいる人、目の前にいる人へのわたしの印象だった。

みんなの、ものすごく悩んでる顔も、ものすごく笑っている顔も思い出せる。

ぶんぶん、揺らぐこともある。一喜一憂、そんな毎日だった。

それでもここにいる意味を、それぞれ持っているんだと思う。

 

もし、ここで働いていなかったら、どうしてましたか？

そんな話を帰りにしていた。

想像がつかない、ふたりでそんな話をした。

 

何かのきっかけで。

いいな、って思ったからここに来た。最初の理由はみんな同じだと思う。来たくて、ここに来た、ということ。

 

４年目。

もう、そんなに時間が経っていたことを最近感じる。

ようやく、そんな風にも感じる。