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L*FLY 5 [人生のプロジェクト]for shonan
投稿日:2012/2/29
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人生のプロジェクト 山崎拓巳著
離ればなれになったとしても。
毎年、ここに集まって。
相変わらずやね、なんてくだらない話をする。
毎年、毎年。仲間が増えて行く。
現役メンバーと、ここを旅立ったメンバーたち。
そこには、にこにこしている朴社長。
にこにこしているみんな。
おじいちゃん、おばあちゃんになったら、孫の顔を見せにきたい。
そんな未来を想像してみる。
わたしの「人生のプロジェクト」。
ここで出会った人たち。
大切にしたいし、大切にされたい。
ずっといつまでも。
湘南店が突然できた。
また、何かが動き始めた。
ゼロから始まった店。
ゼロから集まったスタッフ。
今までは、スタジオをなんとかやっていくために必死だった。
なんとか、撮影をして。
なんとか、スタジオを回す。
なんとか、毎日をやっていく。
店長も、自分がやるとは思っていなかった。
今まで横浜店で末っ子のような存在で、のんびりしすぎていたし。
自信もなかったし、怖かった。
つぶすわけにはいかないんだから。社長が覚悟を決めて作った店なんだから。
自分が店長としてできることはなんだろう。
迷惑をかけずに 、スタジオを回して行くこと。
そこだけではないって分かってるのに、そこにわたしはがむしゃらで。
やらないといけないことも多くて。
それを越えて早くスタッフものびのびしてほしいのに、
疲れさせるような仕事はさせたくないのに、なかなかうまくできなくて。
みんなが考えて動けるようになって、プラスの働きができればいいと思って。
考えて動いても。気持ちとは裏腹に。伝え方が分からずに。
きっと、周りの人たちをたくさん傷つけてしまった。
みんなが自分らしく呼吸ができる場所をつくりたいと思ってたのに。
それが、湘南店でありたいと思ってたのに。
湘南店は、どんな店でありたいか。
これからはもっと、みんなで、これからを考えたい。
みんなの意思で作りあげられてくるはずだから。
毎日を、時間に追われるんじ ゃなくて。
時間を生み出して感じていくこと、行動すること。
やりたいことを、やれるように。
誰よりもまず、自分自身を大切にしてほしい。
自分の人生を、自分で選択し、納得できるように。
そして、周りの人を大切にしてほしい。
どんな時も、応援していきたい。応援しあえる仲間でいたい。
同じ時間を生きているということを感じながら。
どうしていいか分からなくて。
去年。この本を湘南店のみんなに渡した。
「人が働くのには目的がある。」
この言葉から始まる。
わたしが10言いたいことを、1冊だけ渡した方がいいような気もした。
写真も多いし 、きっと、みんなも読めるはずだと思ったから。
みんなは、どのページで何を思うんだろう ?
自分自身のことを考えてくれるだろうか?
ちょっと変化が出てくるかなぁ。
そう思って渡した。
人生のプロジェクト
1、目標 What do you want do?
[なにをめざすのか?]
存在理由をもって、存在できるスタジオをつくる。
[どうなれば最高なのか?]
みんなが今を楽しめること。未来につながる写真を、思い出を残すこと。
2、段取り Stairway to feaven?
[どんなふうに進めるのか?]
[ハッピーエンドから逆算しろ。]
[やるべきことを整理しよう。]
[はじめよう。]
3、実行 How do you move?
[どう動くか。]
[今やるべきことは一つ。]
[自分の問題解決。]
[仕事の先を読む。]
4、検証 What do you learn from the result?
[結果から何を学ぶか。]
[もう一度、なにをめざすのか?]
こういう本はたくさんあるかもしれないけど、
シンプルで、わたしはすぐに、意識の中にはいってくる言葉が多いように感じた。
でも、そこから動けるかどうかは自分だけではない気もした。
なんでここに来たのか?
なにをしたくて来たのか?
目標があれば進めばいいし、目標がなければ探せばいい。
今、この時間も自分の人生の一部。
そんなことを言ってみたものの、自分のことを考えた。
目標はできている。理想が高いと言われるかもしれない。
でも、それよりもひとりよがりになっていたのかなぁと思った。
2、3、4が進んでいない。進めるほどまだつめられるだけの今でなくて、もどかしくなる。
動いていないわけではない。明確でないだけで。
でも、それはみんなそういう状況にしてしまっているんだと思った。
「BE FREE
自由になる。それは何かから逃避することではなく、
自分が自分のボスになることだ。」
わたしはこの一節に、妙に納得してしまった。
自由を求めるのではなく、自由な状況を作り、感じて、認めること。
自分自身が指揮官、責任者になり、自分を正す、自分に課題を与える。
自分だけのプログラムを作る。
それを、自分だけでなくみんなで確認していく。
そうすると、そこにはエネルギーが生まれるんだろうなぁと感じた。
意思を見せること、やりたいことを示すこと。
どうやったらできるかを考えること、
どうやったら支えられるか行動すること。
この、3店舗のコンサルティングをすることになって、
実際に店舗に行って思ったこと。
あれ?
なんでわたしここに来てんるんやろ。
うちよりも、全然穏やか…。
あれ?
あれ…。
今まで自分は何をしてきたんやろ…。
なんて。客観的に自分の店舗を考えてしまった。
現実にぶつかってしまったのだった。
自分に伝えられることを伝えたつもりで、
本を渡してみて、ただ待ってただけだった。
もっと話をしなくちゃいけなかった。確認しなくちゃいけなかった。
気づいてほしいと、動いてほしいと求めるだけで、
それほど何も変わっていない状況にしてしまっていたのは、そこに行き詰まりを感じていたのは、
自分の行動が足りなかったんだとへこんだ。
いまだに仕事に対して口出しをしてしまう状況が本当はもどかしいし申し訳なく思う。
もっと積極的に動いてほしいと思っていても、結局プレッシャーにしかなっていなかったんだと思う。
1日中、だまってにこにこしていたい。
その状況を作っていける時まで。
ひとりひとりのプログラムを。ひとりひとり。それからみんなで。一緒に考えることから。ちゃんと向き合うことから。
「目標までの期限を決める」そう書いていた。
これを読む前から。
わたしはいつも、期限を作るようにしていることが多かった。
そうしないと、がんばれないから。
いつも、甲子園を目指すようなものだ。
なぜなら、時間はあるものだと思ってないから。
でも、その時間に誰かを巻き込んでしまっているというのも感じてしまうし、感じさせてしまっているはず。
ちえとふたりきりになった時言われたことがある。
そんなに、焦らないで。と。
すごく、反省した。
みんながみんな、まだ甲子園を見ていない。
だから、とりあえず運動場の整備から始めて、甲子園を目指してもいいかなくらいにもっていくこと。
待とう。
焦らずに、待とう。
高校3年間のように、ここにいることも、きっと期間限定なはず。
永遠に、同じ場所にいることはできない。
だったら、やっぱり。
今この場所をみんなで考えてつくっていきたい。
「あなたに与えられた人生最高の贈り物は、
『人生を楽しんでいい』という権利なのだから。」
この言葉で終わった。
なんか、シンプルで分かりやすい本だ。
でも、あとはあんた次第なんだからね、って言われてる気もする。
ながめてばっかじゃ何も変わらないんだかんね。なんて。ざっくり。
よし。はじめよう。人生を楽しむために。
生まれたからには生きてやる、って言ってることだし。写真もいいけど、音楽もいい。
今日はプレミアムな日。うるう年。
いっぱい笑えたらいいなぁ。
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