最高に天気のいい朝。

テンションあがって目が覚めて、せっせと掃除をしていた時。

ぴんぽーん。

とは、自分ちのインターホンは言いません。

ぴろろん、ぴろろん。

誰だ、誰なんだ、と察しはつく訳で。

やっぱりキリスト関係の宗教のお話のおばちゃんでした。

もう語り出す寸前だったところ。

すいません、ちょっと掃除してて、、、間に合ってまーす、おつかれさまです、と言ってインターホンを切る。

こんな天気がいいのに、大変だなーと思いながらも。

好きでやってるならいいのかーとも思いました。

別にいやでもないし、お坊さんも牧師さんも、みんないいことを言ってるんだよなーなんて。

ただ、自分はそこまで何かを信仰するとかそういう習慣がなかったから。

それは、この時代とか環境とか全部が関係するんだろうけど。

メッカに向かって、道が通れないくらいの人が祈っている姿を目の当たりにしてすごい、と思った。

みんな、ひとつの思いで生きて行くのはけっこういいことなのかもしれないとも思った。

毎晩、自分を思って祈ってくれるインドのお母さんは真剣だった。

毎朝、教会で日が昇る前から祈り続けるあの場所にいるのが申し訳ないような気がした。

神様ってなんかよー分からん。と眠たくなった。

その場所で、あなたは何を信じているの？と聞かれて、メイビーブディスト？と答えたら、びっくりされた顔をされた。

でも、そんなことがあって、でもきっとみんな良く生きたいってことなのか、思いは一緒なのかなーっと思った。

ただ生きてると思うなよって、言われている気もした。

来世の為とか、世界平和の為とか、死ぬ時の為とか、そういうのもあるだろうけど、それは分からないけど自分が生きて行くための信仰？

わたしは何を信じているかと言われれば、仏教すらよく分からない。

でも、ばあちゃんが仏壇に向かってぶつぶつ言っているのは好きだ。

あぁ、きっとじいちゃんのことを思ってるんだなーって。ばあちゃんのお父さんお母さんを思ってるんだなーって。

いつか、そういう時がきたら、わたしもただ手を合わせるだけでなくてぶつぶつの意味を知りたいって思うかもしれないし、言うかもしれない。

けど、今はまだよく分からない。

何を信じればいいのかなんて。

贅沢なことだ。

良識。これは大事。

人を傷つけてしまうことはあるかもしれない。傷つくこともあるかもしれない。

でも、人を苦しめるようなことはしない、自然を無視するようなことはしない。

良識に従って、自己満足ではなく生きていくこと。

良識に気づいていくために。

だから、人に出会うんだと思う。だから、いろいろ状況に遭遇するんだと思う。いいこともわるいことも含めて。

それが生きるってことなんじゃないかと、まだまだ25年じゃ分からないけど、何かひとつを信じてはないけど、そう思う。

答えはひとつだけでもなさそうだけど、結局はみんな生きる意味を探すし、できればいい人間でいたいと思うのかな。

生きて行く中で、信じられる人に出会うこと。信じられる人になること。

よかったって、納得していくこと。

難しいけど。でも正直まだまだ分からないなー。

でも、それでもいろんな人や自然や生物が生きてきた果ての、この現代に生きているのも何かの奇跡だと思うから。

ちゃんとしないとなぁとは思います。

そんな訳で、おばちゃんには申し訳ないけど、お話間に合ってます、と言ってしまいました。

話したいことはなんとなくお察しつきますので、、、なんて。

今、１日の終わりだから、上の話もできたけれど。

今朝は、

どう生きるかよりも、

どうほこりを除去してやろうかに必死だったのだから。

取捨選択。おばちゃんごめん。いつもお疲れさまです。

あー、でも掃除ができてスッキリでした！