その人だけの魅力というものを、人は誰でも持っているのだと思う。

 

初めて会った時から、魅力的な人だと感じていた。

坂本龍馬に憧れ、５歳で着物を着る日までずっと髪をのばしてきたらしい男の子。

なんかそれだけで、なんだろう、なんだか気になった。

彼は何を感じ、何を思い、今日まで過ごしてきたのだろう。

とにかくいろいろなことを話してくれる、惹きつけられる独特な人だった。

着物では髪の毛をポンプアップにあげてかっこいい感じだったのだけれど、

この撮影が終わったら坊主にすると聞いたので、

最後に髪の毛を下ろさせて撮影したいとお願いをした。

 

この人だけの、今の魅力を残すということ。

 

綺麗な瞳の男の子だった。

髪の毛をおろしてもらって、瞳が際立つよう髪の毛を調整し、笑いふざけ、楽しい時間の中で待った。

一瞬。一瞬。その子が現れたと感じた。

魅力を、この瞬間を、はじめから狙っていた。

 

ただ、そのままを撮りたかった。

坂本龍馬に憧れる、男の子を。

shonan photo by kawano assistant by yatsu

 

 

 

…、でも、湘南店staffからは、チャングンソクだとキャーキャー言われてます^^

かっこいい、なんだ、ほんとうにかっこいい、というか綺麗だなーっと思いました。

この美しさに嫉妬します、わたし。