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下関店
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主題:わたしは何をやろうとするのか?

投稿日:2011/12/1

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夢を語る人がいて、わたしも夢を見ることを知った。

将来を描くということは、つまらないことでもなく、絶望なんかでもなく、案外おもしろいこと、希望なのだと知った。
 
離れる、そう強がった決断は距離だけでなくいろいろなことを離してしまったのだけれど、それでもその人が進み続けられるのなら、少しでも守ってつながっていけるのなら。
諦めたなんて、そんなこと言ったらかっこわるし、
過去を後悔してしまいそうだし、
やれるだけやってみようか、がんばってみるか、そんな気になる。
あ、、、これがいわゆる、、、、。分からないけど。
 
高校を卒業し、親元を離れるまで気づかなかったこと。
思った以上に、自分は守られてきたのだということ。
世界が見えていなかったということ、自分はたいして何も知らないということ。
おとなとか、こどもとか。人間とか。存在を考えながら。
進む時間の中で現実に気づき、自分を自覚しぶれながら、自分自身で動きださなければやっていけないことに気づいていった。
 
そうやって、人は自分で考え行き着いた場所にいつもいるはずだ。
だから、その場所場所でいつも出来ることを探して何かしら得ないともったいないと、自分はそう思う。
ライフスタジオにきた。
様々な家族の形、人生の一節に触れながら、
親元を離れて感じた、守られている感覚、生きている感覚にもっと気づけた。
時間には限りがあるのだということ、この時間は戻ってはこないということ。
時間を愛するという、写真を始めた時の感覚をリアルに感じた。
愛情を残すことで守ることができるのだとこの場所で思った。驚いた。
昔、漠然と考えていた夢が、具体的に何をどうしたいかが見えた気がした。
 
人は安心できる時間と場所が必要なのかもしれない。
それを感じながら残すことができるのなら、それは支えになるかもしれない。
写真館は、そういう、出会った人々の人生をさりげなく見守る場所になりうるのではないかと思った。
 
わたしは何をしようとするのか?
それはやはり居場所を作ることだ。
自分の手が、声が、目が、温度が届く範囲で、立ち止まる場所を作りたい。
けれど、それには自分のキャパの限界があるので、
その前に、こんな時代だからこそ(デジタル社会になってしまった今だからこそ)、写真の価値と、写真館の価値をもう一度考えるきっかけをつくることで、
キャパがちょっと広がる気がする。
写真館が町から消えたら•••いやなので。
写真館が町にあることによってつながる、町や人がいるはずだと信じている。
 
だから、今ここではライフスタジオが何なのかが知りたい。
ここって、何?
写真館の役割って何?
人間ってなんだろーーー。。。。
とかとか。考えさせられますので、
このライフスタジオが何なのかを、そのマインドを仕事として確立している姿を証明するために2012年は過ごす。
ライフスタジオがすべて正しいとは限らないけれど、
大切なことを学んでいるはずであるし、それをこの先他の写真館にも伝え守る手段のひとつになればと思う。
 
2012年の計画と時間を決めた。
そうでないと、相変わらず呑気で呑気で呑気すぎるわたしはがんばれない。
2012年はライフスタジオを知るために、
コンサルティングと言えばおおがかりではあるけれど、
自分の店舗以外の3店舗に密着しながら、よりライフスタジオがなんなのか、それぞれの店舗のスタッフと一緒に見つけて検証•証明していきたいと考えている。
 
3店舗の計画としては、
 
新松戸店
大宮店
浦安店
 
とした。(これからまだまだ交渉とか話し合いが必要なのだけれど。)
この3店舗にしようとしたのは、
新松戸店と大宮店においては、現段階で店長がいないということ、新しい店舗、新しいスタッフばかりなのに、これまで自分が積極的に関わらず何も手伝えたりしてなかったと反省したからだ。
また、浦安店は、人材に秘められている可能性が、なんかちょっと爆発的な何かが隠れてるような気がするからである。
 
 
計画
 
1月〜3月 潜伏期間
 
①コンサルティング関係、経営関係の本を30冊読む。
②各店舗の現状把握
•なぜスタジオを作ったのか?オーナーの意思
•スタッフの現状、実際、今どういう感じ?何がしたい?
•スタジオがどうあっていきたいか?
 スタジオのいいところ、改善点は何?
 
4月以降 行動期間
①内部文化形成計画と実施
 ヒント:ライフスタジオのマインドをひもとく(写真、空間、関係)
②内部文化を現場適応させる
 理想をそのままにせず、具体的に月ごとに各店舗テーマを決めて仕事をしてみる
 
12月   反省期間
①反省、評価
 この場所で何か伝えられたことは?自分自身が得たものは?
②この店でよかった、このメンバーでよかったと振り返られるような、
 楽しいお疲れさま社員旅行!!
 
ライフスタジオでは、よく「内部文化」という単語が出てくる。
それが、どういうことなのかいまいち分からない人が多いのではないかと思う。
少なからず、わたしも頭を悩ませている。
そんなとき、内山オーナーが、
「内部文化とは、生きる基準となることだ。内部文化は個人だ。」そう言った。
 
はっ!
なにか生きていく芯を、テーマを探せってことですか!
んーーー?
となった。
生き方。。。。
まだ曖昧にしか分からないけれど、一緒に少しずつこの1年で、実際自分は何をしようとしているのかを互いに感じ、この場所で明確に、同時に気楽にしていくことこそ、
コンサルティングという、ひとつの目的になると思った。
そんな具合に、結局は最後にみんながライフスタジオにいるからこそ気づけること、店舗として内部文化をつくりあげることをしながら、
そしてここで出会った人と楽しく旅行でも行けたらいいのでは、、、
そんな計画を立てている。
スタジオと関わること、スタッフと関わること。
今まで、自分の周りしか見えていなかった視野を広げることが2012年の目標である。
ライフスタジオをひもとくことによって、他の写真館にも多少なりとも何か伝えられることがあるはずだ。
 
こどもたちを守りたい。
帰る場所を守りたい。
守り続けるために、写真を選んだ。
がんばる理由はただ、それだけのことなんだと思う。
 

 

 

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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