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下関店
scrollable

brother*sun

投稿日:2011/11/30

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季節が変わったとしても、変わらずに太陽は昇る。

外の風がいくら冷たくても、暖かい日差しはぬくもりを感じさせてくれる。

 
日だまりを見て、昼寝がしたくなった。
晴れた日の、最高の特等席をふたりへ。
 
冷たかった床一面に木材の床をはった日。
床の色はどうしようか?考えた日。
湘南店のこのフロアの床は、床を張ったそのままの色にした。
まだ暑い夏の日のことだった。
季節が変わり、毎日寒い寒いと部屋に入り、わたしもまたひなたぼっこをしながら寝っころがる。
寝っころがっても居心地がいいと感じる、この空間。
 
湘南店は、けっこうフラットだ。
そして、片側にある窓一面が大きくガラス張りになっているので、天気のいい日はかなり日差しが入ってくる。
その日差しゆえに、光がまわりすぎ、自然光をいかに使うか遮光するか調整に苦戦しながら、
それでもこの空間と光、この店だけの特徴をどう生かしていくかを考える。
 
昼過ぎ。
強い日差しがスタジオに入り込み、日だまりと陰を生んだ。
ふたりにその日だまりの中に寝っころがってもらって、
広い床面をたっぷり入れて撮影した。
気持ち良さそうだなー、あー、寝たいなぁー、なんて。
仲のいいふたりを見ながら、あたたかい気持ちになった。
 
変わっても、変わらなくても。
どんなことがあっても、きっと人もあたたかいのだと思う。
 
shonan photo by kawano assistant by yatsu

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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