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boy*Yusei
投稿日:2011/8/11
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2010年の年末に、他店舗のstaffも一緒に忘年会をしたことがあった。
その時、新松戸店の内山リーダーと話した中で、
自分にとって写真は何だという話をした。
Photo is ...?
自己表現。LIFE。
その先の答えをそれぞれが話しているのを聞きながら、
その流れで、自分にも問いかけが回ってきた。
「んんんんー、loveですね、なんか今は。」
と、とっさに口から出た。
わたしにとって写真とは、愛だと、そう答えていたのだった。
その瞬間、正直に自分でも驚いたことを今でも覚えている。
あ、なんか言ってしまった、的な顔をしてしまった。
愛とか、愛とか、愛とか。
ろくでもなかった自分にとって、
愛とか、、
今まで考えたり、口に出したり、そんなことがまったくなかったから。
だけど今、この答えが出たということは、
ここで働くようになって、
たくさんの家族や、仲間に出会ってきて、
きっと自分自身がどこか柔らかく変わってきたのだと感じている。
そんなこんなで。
やっぱり写真は愛情やね、という出来事があった。
・
Yusei
すごくすごく、素直な男の子だった。
彼の魅力は、そのこころにあったように思う。
撮影が本当に楽しくて、いつまででも撮っていられるくらいだった。
「Yuseiは24歳になったら、何になりたいん?」
って聞くと、
「ケンシロウ!」←北斗の拳。
って言った。
渋すぎる、平成うまれだった。
そんな彼をみんなで笑って包み込む、素敵な家族だった。
・
撮影が終わってから、一緒に写真を見た。
お母さんが涙を流した。
家族、を感じてくれたのかもしれない。
お父さんは、何も言わずに写真を見ながらYuseiくんの頭をポンポン撫でた。
大きくなったな、ってしみじみ感じてくれたのかもしれない。
そんな暖かい空間の中。
ふと見ると、Yuseiくんもまた泣いていた。
・
「かっこよく撮ってもらえて、感動しちゃった」
なんて言ってくれたけど^^
きっとYuseiくんは、
ママの涙と、パパの手のひらと、
一緒に泣いちゃってるeunjeongさんと、わたしと妹ちゃんの視線の中で、
また、撮影の時間も思い出しながら、
体いっぱいで愛情を感じてくれたんだと思う。
Yuseiくんの涙を、わたしはずっと見てしまっていた。
今、ここにいること。
ここにいて出来ること。
写真は、愛情のプレゼントだと思う。
この場所で関わるすべての人が、
思いっきり気持ちを伝えていけるように、
写真にも、その時の空間にも、
愛をもって、飛び込んでいこうと思った。
今日がいつかになったとしても。
大切な思いをずっと感じられますように。
大好きだ!Yusei^^
ご家族のみなさんも、ありがとうございました!!
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