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下関店
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kids*yurimi

投稿日:2010/10/22

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カメラではなく、 わたしを感じてくれた時、 彼女の表情は変わった。 赤ちゃんであろうと、2歳であろうと、5歳、10歳、おとなであろうと、その瞬 間のあなたの姿を残したい、そんな風にいつだって思う。 ただ、言葉を理解しはじめ、周りとの関わり合いの中で自分自身を意識しはじ めると、自分がよく見えるように作ったり、本当の姿をどこか隠すように繕ったり、逆に自分を出せなかったりするようになってくる。 特に、女の子は自己意識が芽生えるのが早いように感じる。 だいたい3歳くらいで、かわいいといった言葉に反応し、自分からかわいいと思うポーズや表情をする。 写真を撮り、目にする機会が多くなった現在、 「カメラ」には、かわいい顔をしないと! そう意識している子も、いるのかも知れない。 けれど、ファインダーを通して見た時に、わたしはどうしても、その子が、その子だけのものが、見たくなってしまう。 カメラに向かって、笑顔を作り、待っているだけのような表情であると、全てが同じ顔になる。 別にうちは、モデル事務所でもなんでもないからずっとカメラを意識しなくたっていい。 作らなくたって、十分に美しい要素を持っている。 yurimiちゃん。 彼女は次の日で5歳、そんな日にやってきた。 カメラを向けると、すかさずカメラ目線でにっこりとした表情でこちらを見てくる。 普通に話している時はやわらかい表情なのに、「カメラ」だと気づくとまた同じ定番の表情になってしまう。 かわいい、確かにかわいいんだけど… だからこそ、私は彼女に語りかける。 どうでもいいようなくだらない話、時にはカメラを置いて彼女をだっこしてみたり、 歌をうたってみたり、 カメラを意識しなくてもいいような状況の中であらゆる角度から接し、撮影していく。 カメラではなく、ひとりの友達のような存在として見てもらえるように。 ふと、会話をしながら気付く。 『あ…変わった』 「ねぇ…?」 わたしの声に反応してくれた、この表情はきっと彼女がわたしを見ている、 そのありのままのまなざしだった。 そこには、わたしが見たいと願った美しい彼女と、 息をするのを忘れるくらい、彼女に惹かれていく自分がいた。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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