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下関店
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*Photo 7月*

投稿日:2010/7/31

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10代

憧れていた写真家
細江英公氏

己の、己だけの世界を写真として写し出す。
生み出す、といった方がしっくりくるような写真たち。

この一枚は、小説家・三島由紀夫のポートレートです。
薔薇刑シリーズ、
はじまりの一枚。

ここからはじまる、人間の姿、写真とは思えないコラージュ写真の作品の数々に
、動けなくなるくらいにはまったのです。

この世界の中にどっぷりと、
足を運んでいた頃を思い出す。。

何が何やらわからないこともあったけど、感じてみる、そんな感覚。

なんなんだろうか、
何を伝えたいんだろうか?

回り回って伝わってくる。
今まで、写真は目で見た世界を写すと思っていたわたしにとって、新しい味方を
教えてくれた。

0から生む世界。

なぜ、こんなにも憧れたのか?

わたしだけの世界がほしかったんだと、
今、ふと思ったわけで。
若かったな~。。。
                   
「黒」

濃すぎる黒が好きだった。
暗室に籠もっては


何を言われようが、一番固いフィルターを選んだ。

黒から生まれる、
白に美しさを感じていた。

諧調よりも、
突き刺すようなコントラストを。

現像液から像が浮かび上がる瞬間がたまらなく好きだった。

すぐに黒を感じたかった。
10代。

頑固な時代(笑)
白と黒のように、
両極端な部分が自分には潜んでいるような気がします。

暑い日が続きますが、

久しぶりにひんやりとした暗室に籠もりたい気分です。

今はもっと、違う写真が焼けるんじゃないかな。。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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