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下関店
scrollable
*Photo 1月*
投稿日:2010/1/31
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自分の想いのままに、素直に純粋に、夢中になる。
そんなありのままの姿が、憧れでもあり、わたしの撮影テーマでもある。
なぜわたしはこの場所で写真を撮るのだろう…
そう考えた時に、
「こどもがすきだ」
そこ行き着いた。単純だが、どうしてもその答えとなる。
どうしてこどもが好きか?
可愛い、動きがおもしろい、ピュア…
そういうこともあるけれども。
こどもに対して感じる一番の魅力は、
日々進化していく、尊いものである、
ということだ。
今日と明日、1週間、1年、どんどん成長していく中で、
今日この日にスタジオで出会い、この時間を一緒に過ごし、
今日のこの日しか見れない姿を写し出す。
ありのままの姿が、その子らしさを出すと思う。
だからどんな時も、こどもから目が離せないでいる。
出会った瞬間から写真を撮りたくてうずうずする。
常に一緒にいると当たり前の姿に感じるかも知れないが、この時間が過ぎ、数年後にまた写真という形で振り返ると、その日の姿がとても貴重に感じるのではないか。
写真を撮る時に、がんばれ、とは言わないし、要求もしたくない。
こちらから一緒に遊ぼ、と提案するように、自然な流れを作っていきたい。
そんな風にして、この子がこの日、何に夢中になっていたのか、意思はどこにあるのかを感じるような写真にしたいと思っている。
この写真も、お着替え後、今1番好きなおもちゃでふいに遊び始めた瞬間だった。
無我夢中で、ライトBOXをトンネルに見立てて発進!
気のみ気のまま動き出すこの子の気持ちに寄り添いながら、わたしもふとパチリ。
たまたまの写真じゃないか、と言われるかもしれないけれど、そこを撮るのってなかなか難しい。
でもそのたまたまを、その子のアクションを見逃さない反応をしたい。
こどもの動きに合わせて、感じながら撮影するスタイル。
スナップのようだが、それだけではない。
ありのままの姿を、ここでしか撮れない、感じてもらえない写真になるよう感じ考えながら仕上げる、この仕事に専念したい。
写真に被写体を入れるのではない、
被写体を写真に入れる。
この発想がぐるぐると回る。
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