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下関店
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8月

投稿日:2017/9/1

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貧乏で、ただただお金持ちになりたかった幼少期。
大人は信用できないと、反抗ばかりした10代。
仕事を通して、お前なんかに何ができるんだと問われ続けた20代。
やることやるしかないんだな、と覚悟を決めた30歳。
いろいろな事情や機会があって、会社を始めて1年が経ちました。
(って、色々あるのでほとんど言ってなかったのですが・・・
たくさんの協力の上で、やってることは何もかわらずライフスタジオやってます!)
ちょうど30歳になる直前で決まり、この1年間が人生の中で一番ソワソワした時間でもあり、
ドタバタ劇場の毎日でもあり、一番の贅沢が丸亀正麺な日もあったりもしましたが、
1年経った今、それでも一緒にがんばってくれるようちゃんがいて、
気にかけてくれる人がいて、少しずつ撮影が入るようになって、はるばる会いに来てくれる人、いつも連絡をくれる人がいて、
撮影が終わればそのまま海に飛びこんで、毎日くたくたなのに全くいやな疲れでなくて・・・
感無量な2017年の夏でした。
下関在住の独身で幹事やってね♪で、もれなく幹事になった高校の同窓会も、え、これ結婚式の準備かな?ってくらいにワクワクしてしまい、
終わった後は幹事3人、なんかもー結婚した気になったね!なんて言ってます。
高校時代から12年が経っての再会、それぞれに奥さんになってたり、母になってたり、
仕事バリバリだったり、それぞれの生き方が見えてとても嬉しいものでした。
12年前の将来の夢。
24歳で結婚する予定(妄想どまり)でしたが、まぁそれはおいといて、photographerなんて自分を名乗っちゃいませんが、
田舎の片隅で、ぼちぼちと写真屋のねー(おば)ちゃんをさせてもらってます。
高3の頃、国公立目指します!的なことを言っておいてセンター試験ギリギリで、
やっぱ写真の学校に行きますなんて唐突に言ったもんだから担任の先生にそれっきり口を聞いてもらえなくなったのですが、
同窓会の時に、自分で下関で写真屋やってます、って報告できて少しほっとしました。

31歳。
現実を見る、現実を知っていくということをもっとしないとなと思うことが増えたので、
最近遠ざかってた読書をしようと思っています。
わたしが生まれる72年前に、戦争は終わったと思っていました。
それでも、わたしが生まれる10数年前までベトナム戦争があって、
わたしが生きている間にも、イラク戦争をはじめ、テロやいくつもの戦いがあって、
日本にいてもミサイルが飛んできた場合のことを考えなくてはならなくて。
平和だとも言えない現代で、なぜ戦争が起こるのか、平和とはなにかということくらい、自分なりにも考えて自分の口で言えるようにと、
別に政治家でもなけりゃ研究者でもない、ただの写真屋ですが思うのです。
綺麗な写真やかわいい写真ばかり目に入る日々の中で、改めて写真ってなんだろうなぁと思いながら、
スタジオの片隅に、読んできた色んな本や雑誌、写真集を置いてます。
その中に、こどもの手の届かないところに歴代のピューリッツア賞写真集も置いています。
写真は、作り物にもなるし、虚像すらも写せるものだという言葉も中にはありますが、それでもやっぱり、
真実や現実を突きつけるものであり、なにか大切なことを考える印象的な媒体になるものでもあると、この写真集を見ていると感じます。
(ショッキングな内容も多いけど、、、それもまた現実であり。)
スタジオのトイレの壁には誰にもまだ気づかれていないですが、世界人権宣言の一節を英語で書いてます。
これが実現する世界はいつになるのだろうと思いながら。
もう少し、こどもたちが中学生や高校生になってスタジオを訪れた時に、なにか気になるものがあればと思って、
ところどころに多種多様な本を置いたり、英語のメッセージを書いていたりしてます。
個人的に特別な思想はないのですが、なんだかなぁと思うことが昔から多くて、この世界は何なんだろうとずっとこどもの頃から思っていて、
貧乏だから不自由なんじゃないって気づいたあの日、世界はただあるものでもないと思ったあの日、
歴史から何を学ぶのか、働き出して、特にライフに入ってまた哲学や政治などを勉強しながら、
どれだけ自分が社会や世界のことを考えきれてなかったのかを突きつけられたあの日があっての今。
何が分かったかってまだ分かりきれてもないのですが、日々こどもたちや、たくさんの家族と過ごす中で、
楽しいときは一緒に楽しんで、悲しい時は一緒に悲しんで、
「この世界ってなんなんだろう」って思う時は「なんなんだろうねぇ」って、
一緒にあれやこれや考えたり、話しができたらいいなぁと、そんな場所を残しておきたいと感じています。
きっと今が、いつかの歴史になると思うから。
たまたま生まれた時代が、「まぁまぁ楽しいけどよく分からなかった世の中」で終わるよりも、
「次の世代のために何ができたか」を明確にして「思ったよりもいい世界だった」って言って終われるように。
そして、自分の人生の終わりに「いい世界だった」っていえる人が、
現代の世界でも、100年先の世界でも少しでも増えるように。
なんて。いつも以上にまとまらず。
ひとまず、まだそこまで分かってもないし、考えきれてもないので、
コツコツ働いて、コツコツ学んで、世の中をもう少しちゃんと見てみようと思います。

※次回の同窓会は、幹事3人が結婚したらという話が出ましたが、先が見えないので40歳の年に開催します!

※スマホで文字を打つのが苦手すぎるので、いろいろと滞っててすみません!(今もPCからで・・・)
ということで、インスタは大昔によく知らずにアカウントだけ作ってて作動してません。(スマホであまり文字打てない&改行できなくててんてこまいになりそうで)

※スタジオのお客さまのおかげで、唯一食べれなかったお好み焼き、食べれるようになりました!!

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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