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下関店
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おわりとはじまり

投稿日:2015/6/1

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思い起こせば、
はじまりもおわりも浦安店にいた。

7年前。
ライフスタジオに入りたくて、でも募集されてなくて、
でも入りたくて、人員が足りなくなるまで待ってた頃。
入社していないのに浦安店のインテリア工事に誘われて、足を踏み入れたライフスタジオ。
シャボン玉をするよりも、写真の話をするよりも、
やすりとパテと、漆喰をしたのがはじまりだった。
もちろんその頃は、スタジオを自分たちで作っているなどそこまで知らなかったし、
まさか短パンのペンキと木くずまみれの大工さんだと思ってた人が社長とは気がつかなかったし、やたらとごはんは辛くて多くておいしくて、
一体ここがどんな場所なのか分からなかった。
ただ、力ずくで、畳を傾斜に使って、浦安店の1階のあの場所にクーパーを乗り上げさせた瞬間を見たときは、なんて底力がある人たちの集まりなんだろうと思った。

7年後。
底力は継続したり、時に挫折をしたりと、たくさんの人々の姿を見てきた。
わたし自身もその中のひとりであって、そしてひとつの決断をした。
8年間いた神奈川から、地元へ帰る最後の日。
飛行機の出発ギリギリまでの時間、最後に寄った場所も浦安店だった。
理由はただ単純に、岡村さんになんか言っておこうと思ったから。
多分、というかきっと、彼女がいなかったらわたしは今頃何をしてたか分からない。

最近また昔の写真を見ていた。
相変わらずふたりで撮った写真はない。
フィルターを通した彼女はいなくて、
いつも必死に、いや必死じゃないな、いつもただただ、
何も持たずに、ただ話をしていた。
スタジオや海や川や、山頂からマンガ喫茶まで。
5時間以上電話で話をした日は、一生こんなに電話はしないだろうなと思った。
星が見えなかったドブ色の空も、天国みたいに綺麗だった理想郷も、
雪にまみれたPB3ライブも、思い出せる。
岡村さんが思っている以上に、わたしはいつも支えられていた。

底力のある人。想いの強い人。
ただたまに、心配な人でもある。
まぁでも、ゆきさんという存在がいれば安心で、
今後、ふたりで作っていくものがどのように存在していくのか、
離れた場所から見ていたいと思う。

それぞれの決断をした。
その決断は、今後なかったことには決してならない。
この決断から続いていく日々が、お互いの人生にとってよかったと言えるように。
おわりの日よりも、はじまりの日に。
気持ちを伝えたいと思います。

一生現役!
長生きしてください。

おわりじゃないので、ありがとうは言いません。つん。
 

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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