「ぽくない」

そう言ったあとに、無性に罪悪感にかられてしまった。
それは今でも残っていて、
わたしは彼女の何を理解していたのかと思い続けた。

ずっと、勘違いをしてきたのかもしれない。
見ているようで見ていなかったものが、
写真を通すと気付かせてくれることがある。

強くて、まっすぐで、時々不機嫌で、単純。
そんな風にしか見えてなかった彼女の中の中には、
誰にも見せない繊細なものばかりのようで。
そこを傷つけないように、あと一歩いつも触れないように
してきてしまった。
でもそれこそが、彼女への甘えになっていたんだと、
そしてあまり彼女の力になれていなかったんじゃないかと、
この写真を振り返って思い起こしていた。

ちえっぽくないと言ってしまったことを訂正します。

それも、ちえで、
どれも、ちえに違いない。
ごめんなさい、ちえ。
ちえがいてくれてよかった！

웃음 싶을 때 웃고 울고 싶을 때 울고하십시오.

2015.4.17 shimonoseki