Staff Blog
下関店
scrollable
753*4年後
投稿日:2014/8/10
1392 3
5年前は着物が嫌で嫌でどうしても嫌で、泣いて撮れなかったちーちゃん。
4年前は1年ぶりのリベンジで着物の撮影。
http://www.lifestudio.jp/?top_menu=32&lm_id=79&s_seq=1&b_seq=0&run_id=brd_post_view&po_seq=89539&blul=DT%252FA6kTUSDHATV64jPLt4Wkx6DCbNFOX2QL1jwDWNryQaxhKWcvIntPDmwaLIIDugWaixUO8GZi5nlUJT6378d6MJCT%252BHLvttLaSxMzgshN8UzkDOlBdgtI6FYOCtDWIkbF2bP8kSetaU8ka6bt9M%252BQuPH7kMF5xdO0mcl0SamelqN%252BjHiOA4jU7wArzmRuOHjxv9VREManZ6AtvHyZIr863ZlTRVARP2woFaeOMEhQ%253D
4年ぶりの再会。
あの3歳の七五三の時から、
毎年年賀状をいただいていたので会っていないような気がしなかった再会でもありました。
覚えてる?
って聞くと、
んーーー。っと。ちーちゃんは首をひねっていました。
忘れてるよね。そりゃそっか。
3歳だった子が7歳になるってことは、
生きてきた倍以上の時間が過ぎてるってことで。
忘れてるよね。でも、わたしたちは、全部覚えてるよ。
って。
笑いながら、伝えました。
日々。色々な感情や思いを持った子どもたちやご家族に出会う中で、
大切にしなければならないものは何かを、いつも考えさせられています。
行き着く答えには、まだまだたどり着いてないんだろうけど、
自分なりにいつも考えています。
こどもたちはいつも、言葉や行動や表情で
「ちゃんと見て」って伝えているように見えます。
ちーちゃんの1回目の撮影も、2回目の撮影も。
そんな気持ちが伝わってきてたからこそ、
1回目はどうしていいか分からなくて悔しかった部分もあったし、
2回目はこの日の為のあの日だったんだって嬉しく感じた部分もあって。
ちゃんと見て、何を残そうか感じて、だからこそ忘れるはずなんかなくて。
4年経った今でも、わたしも、しのはらさんも、
はっきりと思い出せるあの日があって。
今日をすごく楽しみにしていました。
着付けの先生も4年前と同じ、井上先生。
冗談大好きな先生、写真見比べるとなんだかちっちゃくなったみたいで。
でもこれも、ちーちゃんの成長。
(井上先生は負けずと背伸びをしてましたが、心配でとめました。)
撮影前からしみじみ。
最初のシーンはママとの2shotから。
お兄ちゃんとちーちゃん、ふたり兄妹。
小学校にあがった妹ちーちゃんの七五三は、
ある意味でパパやママにとっても一区切りのように感じるんじゃないかなということで、
ママと手をつないだところから撮影をしました。
「7歳おめでとう」は「ママありがとう」につながるように。
やっぱり。ママの笑顔は嬉しいです。
毎日は、毎日で止まることはないけれど。
でもこうやって、手をつないで、目を見て、お互いを確認している姿を、
わたしはわたしでカメラを通して見ていると、
時間が止まるように感じることがあります。
今、ここにいる、ってことが、なんだかすごいことなんだな、って。
それでも確実に、時間は進んでいますね。
おとなっぽい表情も、あの日のままの笑顔も、
ちーちゃんの今の姿、全部が綺麗でした。
10歳になってカメラの前では話せなくなるし笑えない、
そんなお年頃ゆうたくんの姿もまた微笑ましく思いました。
お父さん、お母さんも、
変わらずに見守ってくれてありがとうございました。
そして一緒に、同じ気持ちで撮影に入ってくれた篠原さんに感謝です。
時間が大切で。
でも、時間だけあっても虚しいだけで。
この限られた時間の中で出会えるからこそ、振り切れる感情がある。
今日が今日でよかったと。
思えるというのはとても嬉しいです。
忘れてしまっても、思い出せるように。
誰かの気持ちの記憶になれるような写真でありますように。
2014.8.10 YokohamaAoba
この記事をシェアする
サイト内投稿の検索
- トップ
- Staff Blog
- トップ
- スタジオ紹介
- 下関店
- スタッフブログ
- Kawano Tomomi
- 753*4年後