いつからか。

人と会う時には、めいっぱいの時間を使うようになっていました。
何を考えているのか。
何を感じているのか。
そしてこれから。
どうしていくのか。どうしていけばいいのか。

人に対して知りたいこと、確かめたいこと。
そんなことに向き合いながら、
自分自身に問い続ける。
響き感じる安心感と、全く違うものを見ているような不安感の中で、
考えても考えても、答えはないようなことも、
考えたくなくなるようなことも、たくさんあります。
でも、考えずにはいられないことの方があるということも、思い起こします。
 
帰ってくると、だいたい日付は変わってて、
今日も今日として、１日を終えたのだと感じながら眠りにつきます。
 
明日を想い、今日を生きる。
１年後を想い、考える。
３年後を想い、準備をする。
50年先を想い、決断する。
 
生きるというのはどういうことなのでしょうか。
生きていくというのはどういうことなのでしょうか。
人と自然と時間の中で。
ひとつひとつの選択や行動を、考え直していく勇気が自分にも必要だと感じています。
 
２年前の空も青く、１年前の空も青く、今日の空も青くて。
空だけ見ると時が止まっているかのように感じますが、
今日は今日で進んできた今日なのだと。
そんなことを思いながら夕刻の空を眺めていました。
２年前は昼の空を撮り、
１年前は夜の空を見上げていたのを覚えています。
 
時は流れ、色も変わっていく。
どんな空の色であっても、
そこに空があるということを認識している自分がいるということ。
同じ空を見ている人がいるということ。
 
 
今、目の前にいる人々やこどもたちが、50年後どんな世界で生きているのか。
大切なものは何なのか。
不安の中でも問い続けていきたい。
不安を、ひとつひとつ、解決していけるように。