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仙台泉店
段取りの教科書
投稿日:2019/7/27
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今回の読ませていただいた本「段取りの教科書」
今の自分の苦手な部分が段取りというところ。。
仕事をする上で
ライフイベントを実行する上で
段取りがちゃんとしていることで物事をスムーズにします。
段取りができることによって自分の仕事をパターン化させることができます。
パターン化させることによって習慣となり当たり前になっていきます。
私にとって身に染みる1冊でしたね。
是非最後まで読んでいただけたらと思います^^
C1,段取りは「目的地」を決めるところから
仕事を分解するとこの3つです。
- 目的地を決める ② 目的地までの地図を描く ③ 目的地まで歩く
この本の筆者はデザイナーです。仕事の依頼を受けてから明確なゴール設定しきちんとイメージができるか?自問自答するそうです。それが仕事の成否を決める。
目的地を決めるポイントは以下
・お客様がなんといっているか想像せよ!
・このプロジェクト完了の「その後」まで想像する。
・ターゲットの解像度を上げる。
目的地は自分の目でみたものでは足りず、相手の立場ならどんなものやことを期待するのか、それをとにかく調べて目的地を定めていく事だと言っています。また目的地を仮に決めたとして一度疑い、この先にあるものは何か完了した向こう側も見るようにしようといっています。
C2,最高の段取りをするために「目的地までの地図」を描こう
仕事するにあたって調査というものが重要で仕事の9割は準備とも筆者は言っています。
この本の例でいうと相模鉄道の企業ロゴを作成するという内容のお話がありました。
そのために相模鉄道について小冊子ができるくらい調べるそうです。相模鉄道でしらないことはないくらい好奇心をもって調べる。そして打ち合わせの時に「もっと教えてください!」そうすることによって深い知識を得ることができます。
自身が最強のインタビュアーになる意識を持て!と筆者は言います。
・インプットした知識をもとに面取りをして物事を把握すれば、方向性もコンセプトもほぼ決まる。
目的地にいくまでの全体の把握、何が必要で、何人必要で、どれくらいの時間がかかるかを予測するということ。
C3,目的地まで最短距離で進もう
筆者は言います。「スケジュールを制する者は仕事を制す」と
なんと心残りする言葉なのか、、、
まずは距離を知ることが大切。
いいものをつくるより期限を守るほうが大事。
例えば企画を考える場合。
作業の手順を知っておくこと。
- 調査 → ②方向性を決める → ③流れを決める → ④文字に書き出す
→ ⑤ 図を加える → ⑥ 企画書完成
この工程を期限までにどう組めるのかを考える。
1か月後になのか1年後なのか企画書の完成時期にもよって変わってくるので1年を12か月で割るように1か月を30日で割るようにと。細分化していく。
・やるべきことリストをすべて上げ、それぞれの想定時間を決める。
・仕事の割り振りを時間ボックスにいれてスケジュールを決める。
・締め切りとプレ締め切りの設定
C4,脳内に「空白をつくる」ために段取りをしよう
思考はすべて脳の外に出しておく。
方法①紙にメモ ②スマホに入力 ③人に振る
・仕事が始まってから不安や疑問が生まれないようにありったけの想像力と予測力を働かせて、準備と段取りをすませておく
・完成度は低くてもいいからかたちにする。
・なるべく宿題を作らないよう返事のはやい仕事をする。
完璧なかたちなどないと思って、まずかたちが出来たらすぐ報告や相談をすることが重要で時間をかけて作ったものの方向性が外れていた時に修正が大変になってしまうということを筆者はいっていました。
C5,目的地までチームで動こう
チームで仕事をするということは「約束を果たすこと」である
・仕事ではなく仲間と仲間の約束なのだ。
・段取りで忖度しない、本音で語る。
・相談で仕事の質を上げる。
まさしく仕事のレシピでした。
グッドデザインカンパニーの代表の水野学さんの本ですがこれを読んでどんな人でこれまでやってきた仕事の数々もみたいと思いインターネットで知らべてみました。
するとデザイナーのイメージが少し変わりました。
私の中のイメージはその人に癖のような味のようなものがあって、あるデザインを見た時に○○さんっぽいデザインだなーとなります。写真でも○○さんらしい写真というものがあるかと思います。
しかし水野さんは「その依頼に応えた」というの第一印象でした。もちろん個人デザインと組織デザインはそうだよと言われたらそうですが、、
それでも意味を込めたという作品でなく意味に応えたという作品だらけでした。
↓水野さん作品↓
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