Photo by　Kashiwagi  Codi by Chiba


この写真を見ていろんな事を思い出してしまった。

この写真は柏木さんと撮影をした家族
緊張しがちな子の撮影だった
アシスタントをやってきてあの手この手を尽くしても笑顔をもらえない時だってある。
もちろん自分のやり方に問題がある時だってある。
この子は最後まで笑顔はつくることが出来なかった。

しかし

この家族写真のあの子は笑っている。

そう思ってしまう


パパの笑顔が素敵だから、ママの優しさがにじみ出ている笑顔がいいから、あの子の背中から喜びがあふれてくるから。

そう、この写真をみていると考えてしまう。


それは家族のあたたかみ

２人家族でも、３人家族でも、１０人家族でも

家族ってパワーはすごい
楽しい時はとことん楽しい。





僕の場合、１０代の頃家族の前ではかっこつけてた気がする。
友だちの前だとなんでもできるし一番リラックスしてるしその方が楽だし
はずかしいことは親の前ではしたくないから
母親はおしゃべりでがみがみ言うし、父親は同じ話を何年もしてくるし
二人ともうるさいなあ、なんてさえ思ってた
ほんと学生時代は迷惑かありがた迷惑の連続（※ただし弁当をつくってくれたことは感謝）

だけど自分の人生を自分よりも考えてくれたんだなと思った時は酒注ぎに実家に帰って晩酌しました。
お酒の席は友だちだから何でも言う。


考えれば考えるだけ家族って大切。２３歳の頃にやっとわかった感覚。
遅かれ早かれ気付けてよかった。


どんなに叫んでもどんなに涙ながしても一緒に飯食うんだから。

新しい家族が産まれたら家族総出で見に行くんだから。

還暦迎えそうな両親とディズニーランド行くんだから。


ほんと適当だけど熱いうちの家族でよかった。


仲がいいんだから。