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ポケットの中の新世界

投稿日:2022/3/20     更新日:2022/3/21

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撮り尽くされた場所であったとしても工夫次第で新しい世界はそこにある

↑美しい写真術という本から引用した文章です。

 

75カットはシステム的で、フォトジェニックは人情的だと日々思っています。

もちろん限られた時間で撮影をするなか、システム的な撮影は必要だと思います。

自分で敷いたレールの上でいろんな景色を観ながら被写体の個性を分析していき、人情的なフォトジェニックを生み出して撮影を終えていく。私はこれで一仕事です。

 

システム化した自分の撮影スタイルの中でどこを工夫していけばいいのか正解はわかりません。

 

しかし最近リー社長が言った言葉にそのヒントが詰まっていると思いました。

 

約1時間程話してくださったなかでセンスについて説明をしていました。

勝手にぎゅっと凝縮し2行でまとめます。

 

・センスは生まれ持ったものではない、何もしなければセンスは出て来ない。

・日常の中で得た経験の数の多さがセンスに結びつく。

 

これです。

経験Aと経験Bがある日突然結びついて新しい発想が生まれるとのこと。

 

何と何が結合するかはわかりません。

経験Rと経験Zかもしれませんし、、

 

例えば、ある日ショッピングモールにあるはじめて入った雑貨屋さんで "これ、写真に使えるかも!" と思った瞬間。これが大切かと思います。

 

この時点ではまだなにも始まってません。

ここから自分が【何】をするか、そうリー社長はいっているのかなと勝手に解釈します。

 

 

 

 

 

 

【 ポケットの中の新世界 】

photo by CHIBA

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつものシステム化された、その撮り尽くされたインテリアでどんな味付けをして新しい世界を創るか。

また、そこに戻ります。

 

私はある日突然、アクセサリーボックスの底が鏡になっていたのをみて、システム化された日常から飛び出てみようと思いました。

 

この写真は鏡の反射を利用した撮影です。

 

そしてこのアクセサリーボックスに電飾を飾り付け撮りました。

見慣れない写真を撮ることでSNS上で目立つという浅はかかもしれませんが、そう考えていました。

 

正解か不正解かは分かりません、しかし正解に近づく努力はしていこうと思います。

 

想像したことを想像だけで終わったら、何も始まらないし何も起こらず、バタフライエフェクトすら起きません。

 

撮影との結び付きを意識しながら日々過ごしていこうと思います。

 

より多くの景色をみて、結合する何かと何かは、一体何だろうか。

すでに新世界へのヒントはこれまで経験した景色の中に、頭の中にたくさんいるはずなのですが…

 

 

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