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印象。【ライフスタジオ仙台の写真】ゲームの話しかしてないけど。

投稿日:2020/9/12

2200 3

 

sendai

photo:gomei

codi:Chiba

 

彼と出会ったのはちょうど1年半前位。

はじめてはイベントで会いました、その頃は一言もしゃべらず、なんとなく時間が過ぎていった気がします。

そんな我々もイベントを通し何度も何度も会う中で少しずつ共通点を探し出すことができました。

まず1番最初の共通点は、進撃の巨人と言う漫画が好きだったこと。

最初はほとんどこの内容でしか会話が成り立たなかったんじゃないかなと言う風な印象を持つ位、お互い緊張していたのではないかと思います。

次の共通点と言うのは、お互い姉妹に男が3人もいたと言うことです。

彼は3人兄弟の長男、私は4人兄弟の3男。

1番盛り上がったのはフォートナイトと言うゲームについてです。

お互いゲーム好きが高じて、てっきり距離が縮まりました。

これだけを文章に並べるととても薄い関係のように感じますが、決してそうではなくこの1年半我々は少しずつ少しずついろんなことを積み重ねてきました。その結果として私は今彼に米生のあだ名で呼んでもらっているし、彼も私に笑顔を見せてくれます。

 

この何だか恥ずかしい、この気持ちは誰もが幼少期に持っていた気持ちではないんじゃないかと考えます。

私も同い年位の時は、母親の友達に会うのも恥ずかしいし、兄の友達に会うことも恥ずかしかったように思います。

1番ひどかったのは年に1階会う親戚の家に行った時、恥ずかしくて一言も話さず帰ってきたことがあります。

今思えばなんでそんな時期あったのかなあなんて思ってしまいますが、それが成長の1つの過程だったのではないかと思います。

だからこそ、なんだか彼の気持ちがすごいわかるような気がしました。

ですから、今回この写真を撮るにあたって考えていったことっていうのは3つあります。

 

1つは彼の寡黙な姿って言うものを残すこと。

2つ目は意思がない人間はいませんので、家に秘めているような彼の主張を表せるような写真を撮ること。

最後にハーフ成人式でご来店いただいていたので、節目。これを意識した青年会向かう姿を表現すること。この3つです

 

おおまかなイメージは作られましたが、これらを本当に写真で表現するにはいろんな要素を詰め込んでさらに要素をして作成するしかありません。

まず1つ目、ハーフ成人式であること。

結果としてこの写真にはその要素は入りませんでした。

なぜならこの写真は表情表情にポイントを置いた写真だからです。

この写真だけでは彼がどのような着物姿なのかって言う事は表現できていません。

この要素に関していいますといろんな意見があるとは思いますが、なぜここまで良かったかと言うのは後ほど考えを記載したいと思います。

私はいいか悪いか分かりませんが、75カットその中で作られる流れが持つ力と言うものを信じました。

極端に言えば着物姿をしっかりとっている写真と言うものはこれ以前に同じ撮影でとられています。そこでハーフ成人式の記録と言うものは保管されていけるんじゃないかと言う考え方です。さらに広くより表現に力を置いていた写真がこのようになりました。

 

 1枚撮りの撮影ではこのような写真を撮る事は決してないと考えています。なぜなら下の姿がわからないから。

しかし我々には75カット3パターンと言う大きなシステムがあります。これがライフスタジオが持つ大きな要素の1つだと考えています。

その流れの中に全身写真やウェストショット、バストアップ、クローズアップ。それらの記録や、表現、様々な要素がちりばめられて行きながらその次もっと言うと、それまでの目に見えないいろんな要素を残していくことができるんだと思っています。

ではその表現どのような表現にしたかったというのがとても大切になってきます。

やはりぜんとしたように、節目。

これを大切に考えてみました。

実際、私の頃はこのようなハーフ成人式と言うイベントはありませんでしたが、やはり親心日本と年齢が2桁になると言う事は少し大きな成長を感じることではないかと思います。

あえて一般的な考え方ではありますが、10代と言うのはいろいろな文化に触れて自分の感性がだんだん多感となり、思春期に突入していくものなのではないかと思います。私はこのような主張があるのに、周りはわかってくれない、なんで自分の話を聞いてくれないんだ。こんなことを思うようになるのかもしれません。

これからくる青年期を表現することが大切だと考えました。

だからこそ少しうつむき気味の表情が必要だと考えました。

これはライティングが全てと言っても過言でないと思いました。

より男らしく立体感を強く出すため、再度後に設定しました。

特にポイントとしてはスプリットライティングを出して作りたかったので、高原と反対側の頬にハイライトを作らないでパチとした印象にすること。これにより彼の顔に陰影を作るとともに、彼の心の表現にもつながることを期待しました。

 

2つ目は彼の意思です、どこにポイントを持っていこうか考えたときにやはり目をポイントにすることに着目しました。目にある程度大きめのキャッチライトを入れることで武蔵を見ている第三者の意識させることができるのでそのように設定しました、この写真は上咽頭のライニングになっているので真横から熱すぎるとタッチライトは入らない、しかし手前から  光を当てすぎると当てたくないところまでライトがしてしまうので、モデリングにしながら光の調整を行い撮影することにしました。これができるのがやはりジュニア会の撮影からであり、ストロボを使うことによってより明確な表現と言うのができてくるんじゃないかと思います。

少しうつむく表情に、目に大きく輝きを持つこと、これにより彼の家にあるみたいなものが表現できてきたんではないかと思います。最後の工夫としては、モニターの写真の順番にしました。

カジュアルに着替えてからは姉妹写真もあったため、割と楽しくにぎやかにそういった雰囲気で撮影をしていきましたので楽しそうな写真が多くあります。

この写真自体は1シーン目の中盤あたりで撮られた写真ですが、モニターのときにはあえて1番最初の写真に持ってくることにしました。

その理由としましては、ハーフ成人式の節目、これから青年期に入っていく彼のこれまでの思い出、そしてこれからの想像と言うものがしっかりとこの75カットで現れるように、これから写真を見てくれる彼に、そして家族にありがとう、とわかりやすい形にしてあげることで、その役割を担ってもらいました。

 

いつも写真分析の最後に、当たり前ではありますが、これが正解ではないと思いますし、表現の方法はたくさんあると思います。

けれど今回写真も決して正解でも、不正解でもなく、本人たちに伝えることができたのだと思います。

また会えるのを楽しみにしています、ありがとうございました。

彼と出会ったのはちょうど1年半前位。

はじめてはイベントで会いました、その頃は一言もしゃべらず、なんとなく時間が過ぎていった気がします。

そんな我々もイベントを通し何度も何度も会う中で少しずつ共通点を探し出すことができました。

まず1番最初の共通点は、進撃の巨人と言う漫画が好きだったこと。

最初はほとんどこの内容でしか会話が成り立たなかったんじゃないかなと言う風な印象を持つ位、お互い緊張していたのではないかと思います。

次の共通点と言うのは、お互い姉妹に男が3人もいたと言うことです。

彼は3人兄弟の長男、私は4人兄弟の3男。

1番盛り上がったのはフォートナイトと言うゲームについてです。

お互いゲーム好きが高じて、てっきり距離が縮まりました。

これだけを文章に並べるととても薄い関係のように感じますが、決してそうではなくこの1年半我々は少しずつ少しずついろんなことを積み重ねてきました。その結果として私は今彼に米生のあだ名で呼んでもらっているし、彼も私に笑顔を見せてくれます。

 

この何だか恥ずかしい、この気持ちは誰もが幼少期に持っていた気持ちではないんじゃないかと考えます。

私も同い年位の時は、母親の友達に会うのも恥ずかしいし、兄の友達に会うことも恥ずかしかったように思います。

1番ひどかったのは年に1階会う親戚の家に行った時、恥ずかしくて一言も話さず帰ってきたことがあります。

今思えばなんでそんな時期あったのかなあなんて思ってしまいますが、それが成長の1つの過程だったのではないかと思います。

だからこそ、なんだか彼の気持ちがすごいわかるような気がしました。

ですから、今回この写真を撮るにあたって考えていったことっていうのは3つあります。

 

1つは彼の寡黙な姿って言うものを残すこと。

2つ目は意思がない人間はいませんので、家に秘めているような彼の主張を表せるような写真を撮ること。

最後にハーフ成人式でご来店いただいていたので、節目。これを意識した青年会向かう姿を表現すること。この3つです

 

おおまかなイメージは作られましたが、これらを本当に写真で表現するにはいろんな要素を詰め込んでさらに要素をして作成するしかありません。

まず1つ目、ハーフ成人式であること。

結果としてこの写真にはその要素は入りませんでした。

なぜならこの写真は表情表情にポイントを置いた写真だからです。

この写真だけでは彼がどのような着物姿なのかって言う事は表現できていません。

この要素に関していいますといろんな意見があるとは思いますが、なぜここまで良かったかと言うのは後ほど考えを記載したいと思います。

私はいいか悪いか分かりませんが、75カットその中で作られる流れが持つ力と言うものを信じました。

極端に言えば着物姿をしっかりとっている写真と言うものはこれ以前に同じ撮影でとられています。そこでハーフ成人式の記録と言うものは保管されていけるんじゃないかと言う考え方です。さらに広くより表現に力を置いていた写真がこのようになりました。

 

 1枚撮りの撮影ではこのような写真を撮る事は決してないと考えています。なぜなら下の姿がわからないから。

しかし我々には75カット3パターンと言う大きなシステムがあります。これがライフスタジオが持つ大きな要素の1つだと考えています。

その流れの中に全身写真やウェストショット、バストアップ、クローズアップ。それらの記録や、表現、様々な要素がちりばめられて行きながらその次もっと言うと、それまでの目に見えないいろんな要素を残していくことができるんだと思っています。

ではその表現どのような表現にしたかったというのがとても大切になってきます。

やはりぜんとしたように、節目。

これを大切に考えてみました。

実際、私の頃はこのようなハーフ成人式と言うイベントはありませんでしたが、やはり親心日本と年齢が2桁になると言う事は少し大きな成長を感じることではないかと思います。

あえて一般的な考え方ではありますが、10代と言うのはいろいろな文化に触れて自分の感性がだんだん多感となり、思春期に突入していくものなのではないかと思います。私はこのような主張があるのに、周りはわかってくれない、なんで自分の話を聞いてくれないんだ。こんなことを思うようになるのかもしれません。

これからくる青年期を表現することが大切だと考えました。

だからこそ少しうつむき気味の表情が必要だと考えました。

これはライティングが全てと言っても過言でないと思いました。

より男らしく立体感を強く出すため、再度後に設定しました。

特にポイントとしてはスプリットライティングを出して作りたかったので、高原と反対側の頬にハイライトを作らないでパチとした印象にすること。これにより彼の顔に陰影を作るとともに、彼の心の表現にもつながることを期待しました。

 

2つ目は彼の意思です、どこにポイントを持っていこうか考えたときにやはり目をポイントにすることに着目しました。目にある程度大きめのキャッチライトを入れることで武蔵を見ている第三者の意識させることができるのでそのように設定しました、この写真は上咽頭のライニングになっているので真横から熱すぎるとタッチライトは入らない、しかし手前から  光を当てすぎると当てたくないところまでライトがしてしまうので、モデリングにしながら光の調整を行い撮影することにしました。これができるのがやはりジュニア会の撮影からであり、ストロボを使うことによってより明確な表現と言うのができてくるんじゃないかと思います。

少しうつむく表情に、目に大きく輝きを持つこと、これにより彼の家にあるみたいなものが表現できてきたんではないかと思います。最後の工夫としては、モニターの写真の順番にしました。

カジュアルに着替えてからは姉妹写真もあったため、割と楽しくにぎやかにそういった雰囲気で撮影をしていきましたので楽しそうな写真が多くあります。

この写真自体は1シーン目の中盤あたりで撮られた写真ですが、モニターのときにはあえて1番最初の写真に持ってくることにしました。

その理由としましては、ハーフ成人式の節目、これから青年期に入っていく彼のこれまでの思い出、そしてこれからの想像と言うものがしっかりとこの75カットで現れるように、これから写真を見てくれる彼に、そして家族にありがとう、とわかりやすい形にしてあげることで、その役割を担ってもらいました。

 

いつも写真分析の最後に、当たり前ではありますが、これが正解ではないと思いますし、表現の方法はたくさんあると思います。

けれど今回写真も決して正解でも、不正解でもなく、本人たちに伝えることができたのだと思います。

また会えるのを楽しみにしています、ありがとうございました。

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