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ハツラツ200%

投稿日:2020/8/20

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ハツラツ【溌剌】…生き生きとして元気の良いさま。

 

今回はそんなハツラツとした写真になります。

 

写真の彼はまさにハツラツとした印象でした。

今回の写真を撮るにあたってより一層そう思いました。

 

 

写真でハツラツさをとる際に分解して考えてみると

生き生きとしたさまと元気なさまを表現することが重要であると考えます。

それらを私は以下の様に決めました。

・元気なさまとは表情や動作など体全体から感じれるもの。

・生き生きとしたさまはその子の「眼」の輝きで感じれるもの。

それを写真1枚でどうするかということが取り組みになります。

 

シャボン玉で遊び、眼に輝かしいほどのキャッチをいれることでそれが実現可能と仮定します。

それに加え色を統一することです。

色を統一することで印象が大きく変わってきます。

暗い色はかっこよさだったり、渋さだったり、重さを引き出してくれます。

明るい色は元気の良さだったり、楽しさだったりを引き出してくれます。

 

今回はシャーベットカラーで統一することでより彼の明るさや元気のよさという部分の人柄が出てきたのではないかと思います。

コーディネートもシャーベットグリーン。

背景もシャーベットイエロー。

前ボケもピンクやパープル系のカラー。

そして彼が見つけるシャボン玉。

何層にも色が重なりますが伝えたいのは彼の「ハツラツ」な様子です。

 

生き生きとしたこの【眼】

元気さのわかる【手】

楽しさが伝わる【色】

 

つまりはハツラツ200%です

 

Written by CHIBA

 

 

***コーディネーターとして

 

さて、コーディネーターとして参加したのですが、ある程度のイメージをもった撮影での仕事はそんなにむつかしいことではないと思っています。

いかに、スムースにお子様と遊びながら、イメージに近い撮影現場を作ることが私の仕事です。

撮影前にカメラマンの千葉から、いくつかのイメージの共有を受けました。

なんとなくやってみたいことの想像がつきましたので、「こんな感じでいいかい?」と確認をとると、「そうそう」と帰ってきます。

では、「んじゃ、こんな感じでやってみようかな」とたったそれだけの会話でしたが、きっと大丈夫だろうと、そう思える経験が二人にはありました。

 

まずは撮影場所の確認と、カメラ位置の確認。

この二つが取れれば、私の仕事のほとんどが終わるような気がしました。

被写体の場所と、カメラの場所と、カメラの向き、あとは光源の場所や、光の当たり方で、自分の立ち位置と、可動域がきまります。

あとはシャボン球を吹いて、なんとなく写真に写るように。

一番注意した点は、シャボン球を吹く位置と、フレームから抜ける角度です。

この角度と位置に最新の注意を払わなければ、せっかくの表情に手がかぶってしまったり、カメラにたいして、お子様が上を向きすぎてしまったりと、うまく写真に残せない状況が続いてしまいます。

まずコーディネーターの仕事とは、円滑に撮影を進めることだと私は考えています。

そのために遊びを取り入れながら行うこと。

今回はテーマが遊びに設定されていましたので、制限された中にいかに楽しんでもらいながら、カメラマンのイメージに沿うようにことを進めました。

きっと、彼の元気さと、カメラマンの素直さが伝わるハツラツとした写真になったのではないかと考えます。

五明和真

 

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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