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名古屋西店
5月主題:世界の半分が飢えるのはなぜ?
投稿日:2012/4/26
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5月主題 [世界の半分が飢えるのはなぜ?]
まず、この本を読んでいて思ったことはあまりにも自分が無知、無関心であったということ。
よくよく考えれば、全てが繋がり、うわべだけでは何も問題など真実が見えてこないことなども、分かるはず。
自分自身指摘どおり、自分には関係ない、知らない、何も出来ない、と無意識に避けてきたものだとも思った。
世界の、日本の、ずべての問題において、たとえばそれこそテレビや本やインターネット、情報がさまざまな形で流れているところに
直面したとして、その場ではなんだか色々考えるのだけれど、結局時間がたつにつれてどんどん気持ちや意識が薄れてしまう。
今回はこの本のような内容に直面したが、何事にも言えることは目で見て聞いた、受けたものがそのままそっくり全て真実ではない
と、感じた。
実際、全てに目を向けている人は少ない。私自身も、そうだといえる。避けている。
意識も低いが、意識できない環境に身をおいてしまっているのも事実であるし、意識したところで深い深い、問題に自ら飛び込もうという人は
少ないと感じた。
たとえば何かで問題に直面し、真実を目の当たりにしたとして、あえて目をそらし、壁を作り、見ないように見ないように、自分は何も知らないのだと
、自分と自分の周りを最優先に考え行動する、ふたをする。
自分と自分の周りへの影響を考えて行動する。
そんな人ばかりではないとは思うが、どうにかしたいと思いながらも追求することは難しい。
この本のような飢餓の問題もそうだが、全てにおいて深みに足を踏み入れて苦しくなるのは避けてしまいたい。
自分自身、満ち足りた生活をしていて、明るい世界で物事を見ている。
暗い部分は近づかなければ何がどんなふうになっているのか見えない。が、真っ暗で見えないところへ自ら触れようと
することは、怖い。
真実から目を背けることにより、真実はぐにゃぐにゃに、いいように、捻じ曲げられていき、事態は悪化していくのだ、と感じました。
主題1・[社会正義とは?]
真実を受け止め公平・平等な意識を“皆”がもち、自分や自分の周り、自分の環境、未来、利益“のみ”を考えて行動することが
ないようにすることが社会正義なのかな、と思った。
一人だけではなく“みんな”が意識すること、本当の公平を求めて行動すること、真実を知ること。
すごくすごく難しいことだと思う。
時間がかなりかかるし、全ての人がそうなることは、きっと無い。
主題2・韓国や日本が採用している[新自由主義政策]と、自分が考える社会正義が一致する部分と異なる部分とは?
具体的にどんなものか調べる中で、新自由主義の根元としてこんなことが書いてあった。
精神的自由にあまり関心を持たず、“経済的自由競争”を重要視、絶対視しているものだ、と。
このことにより、強者と弱者の二極分解がすすみ、“効率やサービスの向上”の掛け声のもと“安全”が軽視されることに
繋がっている、らしい。
確かにこれによって意欲や意識が高まり向上や発展に繋がる、だとか、力、格差関係無しにぶつかりあうことが公平なのだと思えば
そうなのかもしれない。
でも、それにより見えないところで力の格差が出て、貧富の差が出ている。
見えないところで、だ。見えている部分でさえその差ははっきりでている。
果たしてそれが社会正義なのかといわれると、首を縦にはふれないと思った。
自分の考えはまだまだ浅い。
支店討論でみんなの意見を聞き、深く追求していきたい。
自分なりの結論がはっきり訴えられるように。
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