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名古屋西店
あおちゃんの撮る写真①
投稿日:2023/5/6     更新日:2023/5/6
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Photo by Nao Aoyama
Cordi by Yuzuki Gondou
in Nagoya Sakae
想像をする。それが私の今の楽しみ方。
楽しそうな笑い声が響き渡る、撮影の現場。
撮影中の声を聞きながら、私はふふふと不気味につられ笑いをして事務所でカタカタと仕事をしておりました。
撮影が終わり、可愛いと噂の兄弟を見にそっと廊下に出ると、
そこには壁を両足でつたって登ろうとして「見て!!!」と叫んでいるお兄ちゃんと、
そして私を見つけてまっすぐハイハイで近くまで来てくれる弟くん。
可愛くて泣きそうになりました。
お兄ちゃんの印象は明るく元気な可愛い男の子。
イメージは笑顔とアグレッシブさ。(壁登ってたからね)
ごんちゃんにずっと「あのね、ごんちゃんが大好き!!!!」と告白をし続ける情熱BOY。
(隣の部屋で衣装を片付けながらその会話を聞いてて、可愛すぎて笑った。)
どんな写真が撮影されていたのかなと覗いてみると。
着物で頑張る姿に弟を頑張って抱っこしている姿、
おもちゃの車を抱えて嬉しそうにしている姿、いろんな彼がそこにはいました。
その中で、おお、と手をとめてしまったのはこの写真。
明るく元気で人懐っこい可愛い男の子の印象の中で、
テーブルランプの明かり一灯をメインに撮っているこの写真はとても印象的でした。
いろんな彼の表情や写真を残したかった、表現を残したかったのかな、
とあおちゃんの視点を考えながら写真を見てうれしくなりました。
写真を見て想像します。
頑張り屋さんの彼、弟を抱っこするのも、ポーズもなんだって頑張っちゃう彼の、少しお兄さんになった大人っぽい表現でもあり、
お兄さんになったがゆえにもしかしたらたまに我慢しなきゃいけない時もあるのかもしれない、なんて、
想像してしまうような、そんな一枚。
もちろん、想像でしかないのだけれど、
いろんな彼を余すことなく表現し、残すことを意識して85カット残したのだと感じました。
ライトに照らされた髪の毛の筋や鼻筋は少しお兄さんに見せてくれるし、
手のポーズや頬のライン、訴えかけるよな瞳や口元はまだまだ幼くて、何とも可愛い。
一灯ライティングの前後明暗差に加えて手前にカーテンで前ボケを入れていることで、
ちょっと目立つガラスのライトの、光も見た目を柔らかく写しこむことで主張が強すぎない印象にして、
彼の表情にしっかり目のいく一枚になっているな、と。
すきな、一枚です。
あおちゃんは事務所にいる私に必ず撮影に入ってるお子様やパパさん、ママさんの話を伝えてくれます。
楽しそうに臨場感たっぷりに話してくれるので、思わず一緒に入ったような感覚になります。
出会うお子様に愛情をもって、その魅力をしっかりと残したい!という気持ちが強く、
そんなストレートなあおちゃんの愛情と、
美術が大好きな彼女の美的センス+良い写真を残したいという追及が、いつも写真にあらわれていると思います。
写真を始めた時から今まで、
いろんな写真を見ながら、学びながら、練習しながら、
着実に自分のスタイルを確立している姿にうれしくなります。
撮影中の声を聞くのが好きです。
撮影のエピソードを聞くのが好きです。
10年入っていた撮影の現場から離れた今も、
撮影って本当にゴールは無くて、大変だけど、悩むけど、課題は次から次へとあるのだけれど、
それでもすごく楽しくて、毎日笑ったり、全力を出したり、やりがいを感じられる、
最高の時間だよな、と感じられるのはみんなのおかげ。
いろんな視点で写真を試行錯誤するのも楽しいし、
撮影の話をするのも好きだし、
これから何をやりたい?って聞くと、悩みながらも、嬉しそうに考えてくれるみんなの前向きな思考が好きです。
だから今は自分にできることでもっとこのお店の魅力を知ってもらえるよう頑張らなきゃとも思うし、
すこしでも力になれたらと私も前向きになれます。
ということで、ここからの写真分析はみんなの写真に触れながら書いていくことに決めました。
写真を見ながら、想像して、考えて。
言葉にして発信し続けていきたいと思います。
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