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名古屋西店
Projector-genic 07[絆] ~Provision~
投稿日:2018/10/8
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~Provision~
project第8弾、ラストでございます^^
私のprojectは、
≪テーマを規定して、そのテーマに沿った条件で写真を表現すること≫
3月から、このプロジェクトと向き合ってきました。
このプロジェクトの確信は、
【自らが基準となり、写真を作り出していく過程と結果】にあります。
最初に投げ出した自分の『主観』が相手にどのように伝わり、どのように返ってきて、つながっていくのかが重要です。
個人プロジェクトは、“自己満足”が大きな部分を占めています。
自分のためのプロジェクトです。
しかし、それが私にとってはとても必要な作業でした。
Projectの目標は【自ら主体的に目標に向かった筋道を作って進んでいけるように】なるためと、
誰かに認めてもらうためではなく【自分で自分を認める】ために、でした。
達成感は大きくあり、ここまでしっかりやり遂げて最後の撮影まで到達したことは、
一つ私の中の大きな結果です。
最後まで、悔いの無いように、向かい合っていきたいと思います。
さて、そんな「LAST」を飾る、8番目のモデルさんは、
こちらの“方々”にお願いをしました!!
千葉フォレスト店のアイドル、おいちゃんこと、及川郁子さん。
そして、
歩くライフ辞書、ライフ愛に満ち溢れている越谷店の大内あかねさん。
今回は「その人」を規定するのではなく、
二人の関係性を私が見た目線から規定して、表現していきたいと思います。
Projector-genic 07 [ 絆 ]
Model: akane ouchi & yuko oikawa
Model Movie: 最強の二人
≪ prologue ≫
関係がつながって、その絆がより強固なものになるために必要なものはなんでしょうか?
同じ趣味?価値観?一緒にいる時間?共に何かをする作業?
人はそれぞれ【違い】ます。
違いもちゃんと受け止めあえる、「信頼」が絆を強固なものにしてくれるのでしょう。
同じように考えていたとしても、まったく同じ考えにはならないし、
考えが同じでもそれがどのように生き方に反映されるのかはその人によって違います。
私たちは大人になるまでに沢山の人間関係を通過してきます。
そしてその経験の中でいろんな考えや価値観、そして人間関係の築き方を学び、
人を思いやるようにもなれば、自分を押し殺したほうが楽だと言う場面も少なくないでしょう。
経験が「憶測」を生み、その先を予想してしまいます。
その結果自分の感情や意見を押し殺したほうが事を荒立てずに済む、
という判断を頭の中で済ませてしまうことも多いのではないでしょうか?
勿論、それだけでは何事もうまく進みませんから、しっかり理性を保ち、
相手の考えを自分の中に落とし込みながら、
どのように伝えたら相手は納得してくれるのか?聞き入れてくれるのか?
はたまた、新しい意見を引き出せるのか、、、
などを考えながら互いの頭の中を交換して意思疎通を図っていきます。
時には感情的になってしまうこともあるかもしれません。
人ですので。
だけど感情的になることは、とても労力を使うことで、
出来れば事を荒立てたくないから、本音を隠す、意見が違う人は避ける、
ということも、多いのではないでしょうか。
「違い」を肯定は、出来ます。
「あの人はこうだから・・・」と。
さらに関係を強いものにする方法は、その向こう側にあるように思います。
ぶつけたその先に
「何があっても受け入れる、何があってもぶつけていく」
それが互いにある状態はどんな関係と言えるでしょうか?
おそらくそれは、とてつもなく大きな信頼がそこにはあるのではないでしょうか?
考えや好きなものが一致するだけではなく、
互いの[違う]部分も認め合える。
頭を悩ませても、時には「何故伝わらないのか」とモヤモヤしても、
それでも全力で互いにさらけだしてぶつかっていけるような、関係は。
なによりも深い「絆」があるように思えるのです。
そんな関係がうらやましい、というよりは、ふたりの関係の大事な部分を占めているのはそこなんだろうな、と、
昨年一緒に大内さん、及川さんと働いていて、ふたりを見て、
結束の強い部分から、喧嘩から、
いろんな場面を共にしてきて、感じた部分でした。
互いに笑い合うことも、互いに反発しあうことも、ちゃんと受け止めあえる関係。
それは、大人になってからはなかなか生み出せないような、
こどものように等身大の自分で分かち合える関係。
分かち合えない部分があっても、互いに完璧ではなくとも、
それを互いに受け入れられる、認め合える、
だからこそ、ぶつかっていける、
そんなふたりがとても人間らしくて、あたたかくて、
素敵な関係だと思ったのです。
≪image≫
【向き合うことをあきらめない、信頼と、絆】
昨年、ふたりとははじめて同じ現場で一緒に働きました。
新しい変化や、求められるものが多くあった昨年。
役割として、私たち三人でああでもない、こうでもないと、話合いをすることも多く、
時にはたくさんぶつかることも多くありました。
あかねさんがよく口にしていたのは
「小さな穴を見て見ぬふりしてしまうと、気づかぬうちに大きな溝になってしまって修復が難しくなる」ということ。
気になった瞬間に、疑問に思った瞬間に、必ず相談する、聞く、話をする。
それが新横浜店で働いていた時の互いのスタイルとなっておりました。
そのため、何事もなく順風満帆に色々なことが進んでいったか、、、
というと、勿論そんなうまくいくこともなく。
たくさんの壁にぶつかってきました。
ただ、大人になるとそうやって細かい部分や自分の知らなかったスタイルや癖、
悪いところも良いところも、見て指摘してくれる人というのは、
多くは存在しないのではないでしょうか。
私も、まっすぐ良いも悪いも指摘してくれるふたりに、
知らず知らずに出来上がっていた自分の壁を見事打ち崩されました。
ただ、指摘をされること、することや、自分の考えを伝えたり、見直したり、、、
そうやって向かい合うことはとっても労力がいることです。
悩むことにもなるし、自分が信じてきたことをもう一度考え直すことになるので、
頭が痛くもなりますし、お腹も痛くなるかもしれません。
だけど同じ目標に共に向かって進んでいくために、
小さくとも気になる事を見過ごさないように、
たくさん話し合いを重ねてきました。
その中でふたりの火花飛び散る喧嘩もよくよく目にして参りました。
喧嘩をすることが良いこととはいいませんが、
二人の場合は一つ意見を納得いくまでぶつけあう、というのがスタイルとしてありました。
はじめはとても驚いたのですが、互いが互いのために意見をぶつけ合って
「何とか伝えたい!」という思いが強いからこそ、それをあきらめないのです。
そのスタイルが二人の場合は「全力で一緒に楽しむ」「全力でぶつかり合う」でした。
勿論、すべてが受け入れあえるかというと、そんなこともなく。
反発しあうこともたくさんありました。
そのたびに心は苦しく悩み、どうしてわかってくれないの?!となったこともあると思います。
だけど、それをあきらめてやめないのは、
互いが互いに、それを否定だけでは終わらないこともわかっているし、
その中で必ず納得のいく答えを一緒に見つけることが出来る、と。
強く思っているからこそでしょう。
それこそが信頼なのでしょう。
むしろ、それが無かったらわざわざ苦しい思いまでしてぶつけあうことはしないと思います。
大人になったのなら尚更です。
回避の方法はいくらでも知っています。
ある意味でふたりは感情や意見をぶつけ合う、
こどものように自分をさらけ出せる相手がいるのです。
私はふたりのそのまっすぐさに沢山助けられ、今の自分がいます。
そして、きっと年齢を重ねてても変わらないだろうなあという、
ふたりの関係の在り方に、
こんな風に互いの違いをちゃんと認め合って向き合える人たちも、
なかなかいないのではないか、、、と感じています。
ひとつの映画をみました。
「最強のふたり」
不慮の事故で全身麻痺(まひ)になってしまった大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、
新しい介護者を探していた。
スラム出身の黒人青年ドリス(オマール・シー)は、生活保護の申請に必要な不採用通知を目当てに面接にきた不届き者だったが、
フィリップは彼を採用することに。
すべてが異なる二人はぶつかり合いながらも、次第に友情をはぐくんでいき……。
性格、生きてきた環境、趣味嗜好、価値観・・・
人は全く同じ人などいません。
だけど、その違いが互いにまた新たな視点や感情を生み出してくれたりするものです。
それには互いの違いを認め合い、受け入れあうことが必要です。
時に理解が出来なかったり、腹を立てたり、必ず障害はあるでしょう。
それをそれとして、あきらめずに向き合うことが強い絆を生みます。
そんなふたりの関係を見ながら、
私はおいちゃんとあかねさんが浮かびました。
互いの思いや考えをさらけだしながら、時には違いも受け止めあいながら、指摘しあいながら。
一緒に進んでいくことが出来る人。
それは人生の中で、たくさんはない関係でしょう。
「理解」をしてもらうことと同じくらい大事なのは、
「違い」こそが自分に与える力。
違いは、違う視点から考えることをする機会になり、
自分自身にその「違い」から疑問を持つきっかけとなり、
より大事なことに気が付くことが出来、自分の信念に気付くことが出来、
意見をぶつけ合うことでその視野はぐんと広がっていきます。
時に煩わしいときも、悩むときも、あるけれど。
だからこそ、互いに受け止めあった時の力は大きいです。
そんな人間くさい、あたたかい、関係性がふたりにはあると、感じました。
人はそれがとても煩わしくも見え、うらやましくも見えるのです。
何故ならそんな関係は唯一無二で中々手に入らないものであり、
自分の考えを互いに持っていなければ、同等につながり合えないからです。
違うけど、同じ熱量を持ち合った、そういった相手に出会えることは、
奇跡にも近いのかも知れません。
ふたりがそれぞれに、自分の中にある自分の考えも、
相手の存在も、強くあるがゆえに、
向かい合うことをやめない。
自分に人に正直でまっすぐなふたりだからこそ、生まれた関係と言えると思います。
≪Photo image≫
「共に、受け入れあう。」
ただただ互いを理解し合う、だけではなくて、
お互い反発することも受け入れられないことも勿論あって、
それでもそばにいて、受け止めあえるまで、ぶつかって、支えあって、
どうあったとしても、近くにいる『味方』なんだ、というイメージがあります。
それが本当に『絆』の強さだというイメージ。
それはただただ向き合って笑い合うだけの関係ではなく、
時に背を向け合っても、離れずに背中で受け止めあっているように。
それを、どのように表現しようかとても悩みましたが、
今回は二枚の写真でそれを表現してみようと思いました。
笑い合い、互いを見つめ向き合う明るい写真と、
違いや反発もあるなかで、それでも傍で受け入れあう関係を表現する、
背中合わせで違う方向を見ている写真。
その二つで、やっと二人の関係を表現できると思いました。
そして質問は、たったひとつです。
「互いを一言で規定するとしたら、、?」
お互いがお互いに思う「その人」。
その視点に触れながら、撮影が出来たらと思います。
今回が最後になります。
悔いの無いように、自分の頭の中を私もさらけ出しながら、
ふたりと向き合って撮影をしたいと思います。
Write by Kaori Kobayashi
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