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名古屋西店
≪Butterfly 14 ≫ 変わるもの、変わらないもの
投稿日:2018/6/28
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再会がこんなにも嬉しくて。
繫がるために何が必要なのか。
昔横浜に来たばかりのころに教えてくれたfamilyと、
4年ぶりの再会を果たしました。
《 History 》
2013年、青葉で初めてお会いして、
その後、新横浜循環勤務中だった私に、
自転車に乗ってお菓子を持って会いに来てくれたfamilyです。
当時河野さんに「良い出会いをしたんだね」と言ってもらえたことを覚えています。
まだ名古屋から出てきたばかりの私は、同じく一緒に名古屋から出てきた山根のちーちゃんと色々な壁にぶつかっていました。
そんなときに、出会いました。
二人で一緒に撮影に入り、もらった言葉が忘れられなくて、また一緒に撮影に入ろうね、と誓いあい、
再会のためにも自分達、もっと頑張らないと!!と気合が入ってました。
そんなご家族との、出会い。
とても、印象深く、覚えています。
そして最初に出会った翌年、再会し、宣言していた通り、ちーちゃんとふたりでまた撮影に入りました。
こどもたちの成長とやんちゃっぷりにてんやわんやしながらも、
こうして同じお客様と再会し、二度目を担当させてもらえることが何よりうれしかったことを覚えています。
そのころから、横浜のメンバーとも働きだし、お客様と写真館のスタッフという垣根を越えて、
“また会いたい”という出会いというものを体感しながら、
自分たちの大切にしたい軸はどこにあるのか、模索していたように思います。
思えばあの出会いと再会は、私がいま大事にしているもののはじまりだったのかもしれません。
そして、4年という月日が流れました。
4年ぶりの予約が入ったのです。
お客様情報に“こばちゃんのことを覚えていて、また会えたら嬉しいな、だそうです^^”とメモが。
思い出が一瞬でフラッシュバックしました。
横浜に来て、試行錯誤、悩んでいた時期の、私の大切な出会いであり、大切なことを学んだ出会い。
私の写真を好きだと言ってくれたママさんと、穏やかなパパさん。
そして元気いっぱい瞳を輝かせて喋りまくっていたかわいいふたり。
4年、、、
6歳だった妹ちゃんは10歳、やんちゃで甘えっこだったお兄ちゃんは、、、14歳!!!
きっと覚えてないだろうなあと思いつつも、再会を楽しみに待っていました。
さきにカウンセリングをはじめているなっちゃんを追い、扉を開けると、そこには変わらないママさん、パパさんと、二度見してしまうほど大きくなった二人がいました。
あまりの成長っぷりに戸惑いが隠せない私でしたが、
ママが変わらず明るい口調で“おっきくなったでしょ~”と笑って、少しずつみんなの会話に触れていくと、最初は丁寧にあいさつしていたふたりも口調が昔のようにラフになっていき、
最終的には昔のようなはちゃめちゃ元気な明るい雰囲気に。
あ、変わってない、変わったけど、変わってないや。
そんな風に思った決定的な瞬間は、この家族写真のおんぶでした。
仲良しだなあ・・・きっと、ずっと、この家族のこの空気は変わらないんだろうなあ。
そんな風に思い、懐かしくもなり、でも撮影を通して成長した二人の姿にも触れ、とても嬉しくて、感動しました。
数年ぶりの家族の形を、思い出を、成長を。
また私が担当出来て良かった、と心から思いました。
《 Important thing 》
【変わってゆく中の変わらないものを、一緒に大切にしたいと思った家族】です。
Tagefamilyは、横浜に来てすぐのころ、私に“繫がり”の喜びを教えてくれたfamilyです。
いつかの日の出来事は、思い出になります。
家族の時間のほんの一部だけを一緒に過ごさせてもらって、その一瞬を残すことが私たちの役目で。
残るその写真に思い出や記憶がいっぱい詰まるのなら。
最高のものを残してあげたいと思う。その思いは必ず伝わるという事。
その為にもっともっと写真がうまくなりたいと思った気持ち。
それが積み重ねてきた大切な出会いを経て、私の軸になっていることを実感しました。
人は時がたてば色々なものを経験し、変化の中で生きているから、
変わらないものなんてないのかもしれません。
ですが、彼らを見ていると、変わるものも、変わらないものも、あって。
その両方を大切にしたい、残したいと思うのです。
いつか大人になっても、振り返ってみたときに、笑って懐かしむことが出来るように。
忘れてしまっても、こうして家族みんなで笑った時間があったことを、思い出してもらえるように。
その気持ちが私の変わらないもので、
それを大事にするために出来ることを高められるよう変わっていく必要があるのだと思いました。
今回、“久しぶりだったけど、来て本当に良かった”と言ってもらえたこと。
昔、“写真が好き”と言ってもらえたこと。すべてが私の力になります。
私は写真でしか何かを残すことは出来ません。
だから、写真で“今”を残せるようにとシャッターを切りました。
お気に入りはやっぱり家族写真です。
また、笑顔で会えますように。
ありがとうございました。
Photo by koba&natsuko
In Yokohama aoba
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