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名古屋西店
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≪Butterfly3≫ 私の原点

投稿日:2017/10/29

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2011年10月。Shinoharaファミリーに出会いました。

小さな赤ちゃんと、明るいパパさん、ママさん。

私はアシスタントで撮影に入りました。

今だから言えますが、その出会いは私が入社して3か月経とうとしているときでした。

楽しんでほしい、笑ってほしい一心であの手この手で必死だったことを覚えています。

シャボン玉、いないいないばー、あれやって、これやって・・・走りました。必死でした。

そして何より、その後初めて、“前のスタッフさんで”と名前を呼ばれた最初のお客様となりました。

二回目の撮影は、前回のカメラマンが都合が合わず、カメラマンとしてデビューしていた私は撮影者、カメラマンとして入りました。

とにかく緊張していたことを覚えています。

そして次の年。
最初に入ったカメラマンともう一度ペアで指名をいただき、3度目の再会を果たしました。

その時、1歳だった彼女は2歳になっていて。

その次の3歳の七五三を撮ることが出来ないまま、、、私は横浜へ。
 



そして横浜に行ってから4年。



まさか、また会えるなんて・・・!!

 

青葉店のかおちゃんから連絡が入り、


“こばちゃんが名古屋で入ってるお客様から指名が入ったよ!”と。
“ういういしいころのこばちゃんの話をしていたよ!”と。


ま、まさか・・・・

名前を聞いてすぐにshinoharaファミリーの顔が浮かびました。

しかし時は4年過ぎており、2歳だった彼女は6歳に。
そして弟君が生まれていました。

私が横浜にいる期間も名古屋店に足を運んでくださっていたのですが、
期間限定で横浜に来ているという事で、横浜ならこばちゃんいるじゃん!と予約してくださったそうで。
何たる嬉しい再会。

しかしながら当日、とても私は緊張していました。
嬉しい気持ちと緊張でそわそわそわそわ。
実は、横浜に来てからというもの、
名古屋時代に入っていたお客様に再会する機会というのはそうそう訪れるものではなく、
とにかく、緊張していました。
そわそわ落ち着きがありませんでした。

そして4年ぶりの初対面・・・!!!

あ、あれ!パパママ、全然、変わっていない・・・!という衝撃と。

あ、あれ!なんか美人さんなお姉さんがいる・・・・!!
丁寧に挨拶してくれている・・・・!!!というおねえちゃんの成長に衝撃と。

あ、あれれれ!昔の彼女にそっくりな笑顔の弟くん!!という衝撃。



感動の再会を果たしました。



パパさんやママさんとお話しする中で、お子さんの成長の話はもちろん。
何が名古屋の撮影で心に残っているかを聞いてみると・・・




「こばちゃんのシャボン玉が・・・(笑)」

え!

「忘れられない・・・・(笑)」とパパさん、ママさん。

えええええええ!!!



その当時、誰もがアシスタントとして最初に立ちはだかる関門、シャボン玉。


シャボン玉をふーっと拭いて走って、いないいないばーして!と紛争していたわけですが。

どうやらその姿が、とにかく印象が強かったようで。(笑)

というのも。

その当時、私、シャボン玉がとてもへたくそだったんですね。本当に。

今や後輩に、ここでこうやってふくのよ!小さいのはこうやって使って、大きいのはこういう時に・・・・
なんてえらそうに教えてますが。

とにかくへたくそだったんです。(笑)


ママ「そこで大きいシャボン玉ふいちゃうのかー!みたいな。」

パパ「そうそう、タイミングがあってなかったりしてね。」

昔の私のアシスタントがへたっぴだったことで盛り上がる会話。(笑)

それを笑顔で一緒に聞く、さきちゃん。


私「は、恥ずかしすぎる・・・・!!!!!」



とにかく、必死、がむしゃらな姿が印象づよかったらしく、その次の撮影の時に、ペアで名前を呼んでくれたそうです。

そして今に至ります。


ママ「カメラマンさんよりも、印象強かった。笑」そうです。


その当時は、そんな話をしていません。いまだから言える話、といったところでしょうか^^;



みなさん、わたしにもそんな時代がありました。

今でもアシスタントで入ればシャボン玉ふーってしますけどね。走りますけどね。
たまに失敗もしますけどね。たまに、、、たぶん、たまに。(笑)



そんな時代を知ってくれているお客様の撮影。
なんだか感慨深いものがありました。

以前撮影した時と同じようなポージングで家族撮影してみたり。

お姉ちゃんに至っては髪の毛が産毛でふわふわしているころから知っているものですから。

なんだか知らない女の子を撮っているような感覚で。
そんな風に感じるほどモデル力が高くて。本当に驚きました。
 


今回の『あなたに会いに来ました』は。

今、コーディとして頑張る後輩たちに送りたい。


どんなに大変でも、めげそうになっても、一生懸命は伝わります。
ママたちは良く見ています。なんならエールを送ってくれています。


今、ささやかな出会いひとつが、何年後の嬉しい再会につながるかもしれません。

その時には撮影する側になっているかもしれません。

何がきっかけでつながりが生まれるかはわかりません。

ただ、互いに印象に残り、また会いたいと思ってもらえるような関係は。

本当にうれしくて、何よりも幸せなことだと感じます。

今回に至っては、私の本当に最初の姿からを知っているお客様だったため。
私は自分自身のこれまでの成長を振り返り、実感することも出来ました。

はじめて指名をもらった時の喜び。
一緒に入ったカメラマンと、ペアで指名をもらった時。
はじめて「私」が存在しているような気がして、嬉しかったのを今でも覚えています。

それがつながって、今。また新たに再会を果たし、自分自身を奮い立たせることが出来ました。

これまでの6年。
たくさんの出会いがありました。

そしてこれからも新しい出会いや再会を繰り返すでしょう。

でもひとつも無駄な時間はなくて。
全部が今の自分を作っていて。それを見てくれる大切な人たちがいることを、
いつまでも忘れてはいけないと感じています。
 
自分の大切な感情を思い起こさせてくれた、
自分の成長を感じさせてくれた、
つながりの強さを感じさせてくれた、
再会に、感謝でいっぱいです。

ありがとうございました。
また会えて、本当にうれしかったです。
 
 
また、必ず会いましょう。
 
Photo by Koba&Misaki
In Yokohama Aoba

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