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名古屋西店
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第三投『まえぼけって、なーに?』
投稿日:2017/4/30
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ライフスタジオの写真を見ていると、前ボケの入っている写真は少なくありません。
よくカメラマンがカメラの目の前に何かを置いたり、カーテン越しに撮影してる姿をよく見ますね?
そして出来上がった写真を見て、なるほどーこういう効果があるのか!とびっくりされますね?
では、その効果をどこまで理解して、写し出すことが出来ているでしょうか?
ただなんとなく、で入れた前ボケは説明が出来ません。<これってなんですか?>って言われちゃいます。
その効果をうまく使うことが出来ると、原本を見ている中で、目を引く写真を生み出すことが出来ます。
実際に撮影を見ていても、どんな写真になるかはわからないのは当たり前ですが、前ボケは特にお客様の予想を超えられる要素を持っていると思います。
それはプロだから撮れる写真でないといけないし、その要素をしっかり使いこなす技術があってこそ、だと思います。
だからむやみやたらに前に何かを入れればいいわけではないのです。
理論が必要。
それでは前ボケの効果とは、実際どのように使われることが多いのでしょうか。
大きく分けてこの3つが浮かびます。
1枚目のように“色味”として加える場合。
2枚目、3枚目のように、手前にあるものが何か分かることで奥行きを出す場合。
4枚目のように手前の壁、黒い服の面積をぼかしを入れて切ることで表情に目がいくようにする場合。
5枚目、6枚目のように、汚い壁や写したくない地面などを隠したい場合。(イメージ付与のため背景と同じ緑を使用)
この効果をしっかり使った写真は、前ボケにより、写したいものが明確である写真が多いです。
逆にうまく使えていない場合、その前ボケに先に目がいきやすくなります。
奥行きを出す、被写体と撮影者を隔てるものとして入れる場合は、その前ボケが何であるかが明確なほうが良い場合が多いです。
たとえば、よくあるのが『植物』緑の前ボケです。
緑の影から遠くを写しているような雰囲気にしたいが、物体が近すぎて暗く重くぼけてしまい、なにかわからないモヤが写ってしまった!みたいになってしまうケースです。
奥行きを出したい場合は、緑の葉っぱの形、ぼかしたものが何であるかが分かるくらいにぼかし、入れたほうが効果的です。
イメージも付きやすく、一枚の画として余分な要素にならず、メインの被写体の邪魔にもならないと思います。
色味として入れたい場合は、明るく入れたほうがより色味としての効果は際立ちます。
そしてその色味は人にはかぶせないことが必要です。意図してかぶせている場合もありますが、本当に狙って、その意味が伝わるものでしか効果が発揮できないため失敗しやすいのです。
どういった効果で使うにも、『狙った画に効果的に入れる』ことが絶対的に条件です。
ただなんとなくそこにあったから、入れた、となると、必要以上にそこに目が行ってしまう場合が多いのです。
前ボケは、その意味が伝わり、説明できることが必要だと思います。
無いほうがシンプルで良いのか、あったからこそどんな効果が生まれているのか?
写真を見るうえでも一つのポイントになると思います。
そうやっていろんな写真を見てみましょう^^
よくカメラマンがカメラの目の前に何かを置いたり、カーテン越しに撮影してる姿をよく見ますね?
そして出来上がった写真を見て、なるほどーこういう効果があるのか!とびっくりされますね?
では、その効果をどこまで理解して、写し出すことが出来ているでしょうか?
ただなんとなく、で入れた前ボケは説明が出来ません。<これってなんですか?>って言われちゃいます。
その効果をうまく使うことが出来ると、原本を見ている中で、目を引く写真を生み出すことが出来ます。
実際に撮影を見ていても、どんな写真になるかはわからないのは当たり前ですが、前ボケは特にお客様の予想を超えられる要素を持っていると思います。
それはプロだから撮れる写真でないといけないし、その要素をしっかり使いこなす技術があってこそ、だと思います。
だからむやみやたらに前に何かを入れればいいわけではないのです。
理論が必要。
それでは前ボケの効果とは、実際どのように使われることが多いのでしょうか。
- 色味として加える、雰囲気の演出(イメージ付与)
- 奥行きを出すために入れる
- 余白、線、余分なものを消すために入れる
大きく分けてこの3つが浮かびます。
1枚目のように“色味”として加える場合。
2枚目、3枚目のように、手前にあるものが何か分かることで奥行きを出す場合。
4枚目のように手前の壁、黒い服の面積をぼかしを入れて切ることで表情に目がいくようにする場合。
5枚目、6枚目のように、汚い壁や写したくない地面などを隠したい場合。(イメージ付与のため背景と同じ緑を使用)
この効果をしっかり使った写真は、前ボケにより、写したいものが明確である写真が多いです。
逆にうまく使えていない場合、その前ボケに先に目がいきやすくなります。
奥行きを出す、被写体と撮影者を隔てるものとして入れる場合は、その前ボケが何であるかが明確なほうが良い場合が多いです。
たとえば、よくあるのが『植物』緑の前ボケです。
緑の影から遠くを写しているような雰囲気にしたいが、物体が近すぎて暗く重くぼけてしまい、なにかわからないモヤが写ってしまった!みたいになってしまうケースです。
奥行きを出したい場合は、緑の葉っぱの形、ぼかしたものが何であるかが分かるくらいにぼかし、入れたほうが効果的です。
イメージも付きやすく、一枚の画として余分な要素にならず、メインの被写体の邪魔にもならないと思います。
色味として入れたい場合は、明るく入れたほうがより色味としての効果は際立ちます。
そしてその色味は人にはかぶせないことが必要です。意図してかぶせている場合もありますが、本当に狙って、その意味が伝わるものでしか効果が発揮できないため失敗しやすいのです。
どういった効果で使うにも、『狙った画に効果的に入れる』ことが絶対的に条件です。
ただなんとなくそこにあったから、入れた、となると、必要以上にそこに目が行ってしまう場合が多いのです。
前ボケは、その意味が伝わり、説明できることが必要だと思います。
無いほうがシンプルで良いのか、あったからこそどんな効果が生まれているのか?
写真を見るうえでも一つのポイントになると思います。
そうやっていろんな写真を見てみましょう^^
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