『現場で、撮影教育を、します』


相手に何かを伝えるためには、自分の中にあるものしか、伝えられません。

10伝えて2伝わればいい。それが“教える”“伝える”ということ。
だからこそ、何が伝わっていてどのように他の部分を伝えていったらいいのか、
相手を見て、理解して、自分を整理して、伝え続けていかなくてはいけません。

相手を介して、自分を知る。
それが私の今年のテーマです。

いままであまり誰かの前に立つことをしてこなかった影の薄い私ですが、
今年は“現場”のなかで撮影教育をやっていこうと考えています。

基礎は何にもかえられない自らの土台になります。

何を表現したくても、これが無ければ『できなかった』で終わります。それは何とも悔しいことです。

私たちは毎日目の前のお客さんにその日その瞬間の思い出が詰まった写真を残して渡しています。
それは一生家族の共通の思い出と記憶として残ります。
だから『スタート』が肝心なのです。

ブログでは、写真教育において“技”と“心”両面から発信していこうと思います。

「技」は勿論技術的な話。伝えるために自分がまずみせられるものをつくれるように、文書と写真でまとめていきます。

「心」は写真において概念的な部分について書いていきます。

良い写真とは何か？
カメラマンの役割とは何か？
そもそも写真の役割は何か・・・

きっと私の答えとみんなの答えは同じではありません。
だからこそ、自分の考えを外へ外へ出していきたいと考えます。
同じ質問を他のカメラマンにしたときどういった答えが返ってくるのかも、同じように書いていきたいので、
随時たくさんの周りの素敵なphotographerたちに質問を投げていきたいと思います。
 
まずは基礎土台から。

表現をするためには『技』も『知』も必要です。
表現をするためには自分の『考え』も必要です。
 
しっかり伝えていけるように、私も自分の中身をどんどん出して、
知っていることはより深く、
知らなかったことは全部ひろって身に着けて、
恥をかいてもいいから、「石を投げていく」ことをしていこうと思います。



ひっそり、
現場の未来のphotographerに向けて。
自分自身に向けて。
同じように店舗で教育しているスタッフに向けて。

発信していきます＾＾
 
『世の中に投げられた最初の石ころ』

石、投げていきます！！！！


※写真は昨年、“en”で撮影したりんごの物撮り。の、一部。
とくに大きな意味はありませんが、このときの物撮りも私の中で大きな『基礎』になったので
忘れないように＾＾