玄関ドア越しに彼女が見えて、駆け寄ると、ドアが開くよりも先に　
“こばちゃん！！！”と笑顔で呼んでくれたました。
隣には変わらない笑顔のママ。

おひさしぶりですー！会いたかった―！
という会話に、本当にいつも幸せを感じています。


どうしてここで写真を撮るのか。
写真を通してなにを得たいのか。
写真で何がしたいのか。

たくさんのことを聞かれますが、私にとってカメラを持ち続ける理由のひとつに、
出会いと再会の喜び、誰かと繋がることが出きる喜びがあります。

そのために表現力は高めたいし、自分が出きることは最大限渡したいのです。

ありがとう。また、会えた。

彼女と会うのは三回目。
テンションが高くて、いつも楽しそうなかわいいママと、会うたびにお姉さんになり、話すことも、返答も大人びてくる彼女は、ふたりで並ぶと姉妹のよう。

そしてそれを見守ってくださる、ママのお父さん、お母さん。

あたたかい空間と、“家族”というものを感じさせてくれる時間。

ここでの出会いにいつも本当に感謝です。
大切なものはいつも撮影のなかで感じさせてもらっています。
だから、私は私が出来ることを最大に出していきたいと思い、きょうも眼鏡を曇らせながらシャッターを切ります。

それがシンプルな理由。
わたしが、できること。
わたしが、やりたいこと。

そして、大切なひとたちとの時間を、大切に出きる自分でありたいと思うのです。

だから、今日も、明日も、1歩ずつ。
こどもたちの成長と共に、前へ前へ進み続けたいと思います。

未来へ届く写真。
家族共通の思い出になる、写真。

写真をみて笑いあう、大人になった彼女と、家族みんなの笑顔と笑い声。
そんな風景が頭に浮かび、嬉しくなります。


また会える日を、楽しみにしています。

きょうも出会いに感謝、です！！！


kaori kobayashi & rika shinohara