彼女と、彼女のファミリーに出会ったのは3年ほど前。

場所は名古屋店で、彼女は3歳で、七五三の撮影で遊びに来てくれていました。

緊張しながらも、大好きなパパと優しいママ、そしておじいちゃまおばあちゃまに囲まれて

緊張していた表情が少しでも、もっともっとほぐれるようにと、その場にいた全員が必死。
彼女は最初ははにかみながら、次第にたくさん笑顔を見せてくれるようになりました。

あれから、数年がたち。

私は彼女に昨年、ここ横浜青葉にて再会を果たしました。

あんなにも照れ屋さんだった彼女は、なんとモデルさんばりのポージングの持ち主へと成長しており、撮影中たくさん笑わせていただきました。

場所を変えては“ここでこうやって撮るのはどう？”とおすまし顔。

成長っぷりに時の流れを感じたのは言うまでもありません。

でも、そばで笑いながら見守ってくれるパパやママの表情を見て
一気に昔の記憶が蘇りました。

この暖かい空間は、ずっと、いつまでも続くのだな、と感じてとてもうれしくなりました。

それから半年が過ぎ、彼女は7歳の七五三でまた青葉店を訪れてくれました。

素敵なお着物を着て、皆に囲まれて、長い時間苦しい着物で頑張ってくれました。
いつもどおり、彼女の緊張をゆるめてくれる面白いパパと、優しくあたたかいまなざしで見つめ、見守るママ。

時を超え、場所は違っても、こうしてまた会えた。

ただそれだけで、嬉しくて、そして時の流れを感じながらも
この人生の中で一瞬の時間は続いていくのだと感じることが出来ました。
記憶は蘇る。
そこに確かにあったものを、つないでいくのは記録と記憶と、人との出会い。

ここでの時間、ひとつひとつを、共有できる幸せ。
大切に大切に、したいと思います。

ありがとう。


今度は、またたっくさんポーズして遊ぼうね！！

codi by Rika Shinohara
photo by Kaori Kobayashi