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越谷店 Education Program 2017

投稿日:2017/5/16

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越谷店 Education Program 2017 

越谷店:蒔田高徳

目次

1.目的

2.目標と方法

3.変化と期待

 

1.目的

教育の目的とはシンプルに言えば「自立を目的としている」と言える。

 

人間は動物と違って生まれてからすぐには自立することができない、長い時間をかけてまずは家族、そして社会の環境から様々な教え、影響を受けて育っていく。

 

二十歳になれば年齢的に成人と言われるが、自動的に「成人」したからと完成された人格になったということではない。

 

教育の目的の中にある自立の中には、「人格の形成、人格の完成」が含まれている。

 

日本の文部科学省のHPには以下のように記載されている文章がある。

第1条(教育の目的) 教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。

この文章を紐解くと教育の目的は、

 人格の完成をめざし、

 平和的な国家及び社会の形成者として、(以下の徳目を有する)心身ともに健康な国民の育成を期すること

 

真理と正義を愛し

個人の価値を尊び

勤労と責任を重んじ

自主的精神に充ちた

 

私たちはそれぞれ異なる環境や価値観の元に、今の自分自身の人格を形成してきた。

異なることが悪いではなく、異なっているからこそ互いに学びを通じて異なる点を共通点を知っていくということ、必要なことがあれば私たちが自ら責任をもって変えていくことができることを疑わない主体的な変化が必要だ。教育のあるべき形は知識として教わったことしかできませんという受動的態度とは違う。

 

教育には、「教え、育てる」という面と「教わり、育む」という面がある。

学問の知識や技術を人に「教え、育てる」こともあれば、

自らが「教える過程で、教えることの難しさを教わる事」でもあり、

「育てるということは、言ったから伝えたからできるということではなく、

人との関係、信頼、人格を共に育んでいくこと」であると考えている。

 

教育や学習は数分や一時間、一日にしてならず、
大きく変化する期待はいつもあっても、実際にはそうではない
長い道のりであることを覚悟するものである。

 

ライフスタジオでのEducation programは
「自立した人たちによる経済的な共同体を作ること」を目標としている。

 

自立という言葉には幾つか種類があり、この社会を形成する責任を持った一人の社会人として自立を目指していくことである。

 

・身辺自立 … 自分の生活の身の回りのことは自分でできること

 

・社会的自立 … 社会の中に自立した一人の人間として出ていくこと

 

・経済的自立 … 経済面で誰かに依存することなく自活できること

 

・精神的自立 … 精神面で誰かに依存することなく自分として人生を選択しながら生きられること

 

個人の自立だけでなく、
自立した人間同士が互いに関係を形成しながら
相互依存関係を形成していくことも次なる段階への自立である。
自立した人たちによる経済的な共同体とはそういうことだ。

 

自分のことを人に頼らずできることが個人的な自立の表立った面に見えるが、

個人の範囲だけでなく、人と社会と「関係を形成しながら」立っていくこと
も次の自立であり、自律であると言える。

 

長く言葉で説明することは避けるが、同じ発音の自立と自律、
両方を教わり、育むことを毎回の目標にし、
限られた時間の中 Education Progarm の時間を
店舗の会議日を通じて実行していく。

 

2.目標と方法

第一の目標は同じ理想や概念イメージの共有である。

第二の目標は整理して自らの言葉で考え発言していくこと

第三の目標はディスカッションを通じ次の変化を選択すること

 

方法はDVD学習を一定期間実行する。

本を読み、レポートを書き、討論する文化がライフスタジオにはあるが、

しばらくの間、本ではなく

DVDの映像で自身の目で見て、耳で聞き、心で感じ、
それぞれがノートを取り、
主題をディスカッションしていくことを一定期間実行していく。

 

3.変化と期待

教育学習を通じて知識の詰め込みではなく、現場の実践とつながげ
経済活動・経営活動を共にしている社会人としての3つの基礎力を教育学習・経験と共に養っていく

 

「稼ぐ力」
「自ら進んで学び変化する力」
「人と関係を形成しながら目標達成する力」

 

また、Education programの時間の未来は

自らが「したくて」準備し

共有・学習・討論「したい」内容を
主体的に持ってくる変化を今後期待している。

 

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