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感動
投稿日:2013/6/29
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久しぶりに感動した。人が人に感動を与えるという事は、私達の周りで常に起きている。その度合いが大きいか小さいかは感じ方次第。
一度にたくさんの人を感動させるものとして、すぐに思いつくのは、映画や、舞台劇など。舞台劇にもいろんなものがある。演劇、バレー、公演。。。どれも、スクリーンを通したものではない、生身の人間を実際にみるというもの。一発勝負で失敗がきかない舞台。出たこともなければ、見に行った事も多くはないけれど、見れば見るほど、その時感じるものがある。言葉で表現できるものもあれば表現できないもの。何とも言えない気持。
ドライな私もこんな時はちゃんと感じるのだ。
人は場所と環境と条件によってなんとでも変われる。私は本当に単純な人間で、舞台にでている人が知りあいだったりすると、見ている間中、ずっと緊張している。失敗するんじゃないか、けがしないだろうか、ちゃんと表現できるだろうか。本人からすると余計なお世話ではあると思うけど。
ただ見るだけでも、感動するのに、そこに知り合いがいるというだけで、そのバロメーターは一気に上がる。実際に、舞台に上がるまでどんな過程を踏んできたのかを一部であっても知っているから。
どうしようもなかった人がさ迷い放浪している期間を見てきた。しかし、この舞台の出演をきっかけに何か少しずつ変わっていく姿が見えた。
一緒にいる人、その環境、条件により人は幾らでも変わる。自分が変わろうとさえすれば幾らでも変われるということを、彼を通して、感じる。
人にあまり興味をもっていなかったのに、自分達の演技を見て返ってくる反応を見ながら何ともいえない達成感のような感動を感じるのだという。100人いたら100人が同じ気持ではなくとも、その中の一人でも波長のあう人に出会える事。
自分のできることを準備し、自分の体を通して最善を尽くして表現すること。そこで得る共感。1人の成長を見るということがこんなにも暖かい気持になれるのかと久しぶりに感じる。
まだまだ未熟で、甘アマで頼りない部分もある。でも、一つの目標ができた彼は以前の彼とはまた違う姿になっている。何かに向かって進む人。いつも思うことは、スポーツマンのほとんどがそうだと思うけど、目標に向かって練習し、試合に出る。どんな結果だとしても、試合にでるまでの過程、そして、自分の力を出し切った時の姿は誰が見ても誇らしく輝いている。だから甲子園での学生君達の姿を見ていると暖かい気持になる。
自分がやりたいことを、明確に見つけること。それすらも、簡単そうで見つからない人もたくさんいる。みつけただけでも一歩前進。見つけたら今度はそれを、実際に実行する。二歩前進!そうやって一歩ずつ進んでいく人生は楽しいものになっていくんだろうね。
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