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私の刺激剤

投稿日:2013/5/26

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最近のリファを見ながらいろんなことを感じる。

まだ24歳の彼女。在日の子で、始めての職場がここで、なんとなく境遇を重ねるところがあった。

彼女が入社して1年ちょっとたつ。初めて見たときのあどけなさ、言動。変わったこと変わらないこと。たくさんあるけれど、彼女のことがずっと気になるのは何でだろう。

妹みたいで、どこかよそよそしくて、いまだに「さん」付けで。小娘のようにかわいいこ。よくしてあげたいのに何もしてあげられないのがもどかしい。でもそのまま。

 

初めてリファがないたとき。私は一緒にご飯を食べに行こうとしか言ってあげることができなかった。いつも聞いてあげることしかできない。一緒にという言葉をたくさんつかっているのに、最後は一緒にできずにいる。ごめんね。

 

最近のリファを見ていて感じるのは、本当にこの子はやさしい子だということ。人は基本的にやさしい。でも、人のためになくことのできる子、人のために怒ることのできるこを久しぶりに見た。本人はその涙を恥ずかしがり、我慢しようとする。そんな姿が余計いじらしく見える。

 

彼女の中の変化は、自分の中にある感情を少しずつ自然と外に出せてきていることなのではないかと思う。「自分はあまり泣かない」そういっていた彼女の涙を何度も見た。そのたびに我慢せずにないたらいいのに、恥ずかしいからとうるうるしている。自分の感情をだし、それをコントロールしていく方法をきっと彼女はこれから習得していくのだろう。

 

リファを見ながら自分の恥ずかしさ、足りなさ、うらやましさ。いろんな感情がぐるぐるする。堂々としたい自分。そうしない自分。できない自分。やらない自分。そんなことをもんもん繰り返しながら比べてまた恥ずかしくなる。なんとも恥ずかしくいらいらする毎日。だから肌の調子は絶不調。。。人間の体は素直だ。

 

人のことを考え、疑問に思い、勝手に涙が出て、理解できないこと。それを口にすること。簡単ではない。そんな姿を見ながらリファも自分の中でこらえられない何かが出てきているんだと感じる。そう思うと嬉しいし、ありがたいし、羨ましいし、誇らしいし、恥ずかしいし、様々な気持が交差する。リファは私にとって大事なかわいい妹。いつになったらオンニって呼んでくれるかな。

 

勝手に私はリファに期待している。勝手に私は彼女が好きだ。でもまだ私の見えない壁は彼女の前にもバリケードを高く張っている。いやだけども。。。

彼女に私ができること。一つ考えてるけれどそれはまだちょっと未来のお話。

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