朱美さんに会ってもうすぐ4年が経ち、2月には5年目に入る。

私が初めて社会という世界に入った時、ライフスタジオという会社に、ほぼ同じ時期に入社した人。第一印象は、きれいなお姉さん。隣に立ちたくなかった(笑)

当時の事を思い出すと、今でも笑える。

初めて、所沢のデザイン室に入り、清子さんと一緒に隣にある、所沢店に挨拶をしに行った。

若干清子さんの後ろに隠れ、挨拶をしていた私。

足立さん曰く、何て根暗な子が来たんだ!と思ったらしい(笑)

そんなこんなで、入社してすぐに名古屋店で全体会議が行われた。

名古屋店へは車で皆で出発。知らない人達ばかりでとても緊張していて、その時の自分の姿を今の私が見ていたら本当に笑えるくらいガッチガチだったんだと思う。

朱美さんへの印象はそこからだった。会議が終わる頃、新入社員の紹介ということで、朱美さんと前田さんと私の3人がそれぞれ自己紹介をしたけれど、まともなことが何も言えず、本当に恥ずかしかった。あまりその時の良かった記憶は少ないけれど、(多分緊張しすぎていて。。。)帰りの車で朱美さんと話した内容を覚えてたりする。

看護師をしていた朱美さん。私とは初対面なのに、何故か何でもペラペラ話していた。自分の体調のこと、自分の環境、ここに入ったきっかけや家族の事など。名古屋から東京に帰ってくる3、4時間。確か一番後ろの席でぽそぽそとずっと話していた気がする。

それがあってからなのか、直接朱美さんと働いてはいなかったものの、何か近い物を感じていたんだと思った。

当時のデザイン室は、家族持ちのスタッフがほとんどで、人の入れ替わりも何度かあり、皆で夜ごはんを食べにいったりすることがほとんどなかった。そんな時は、お隣の所沢の店舗の人達でどこかに食べに行く時にひょっこり入れてもらって食べに連れて行ってもらったものだ。それは朱美さんがいたから入っていけた部分もあったのだと思う。

 

朱美さんはどんな人か？

私から見る朱美さん。誰が見ても、きれいで、明るくて、いつもにこにこしていて、面倒見がよく、まさにナースのエンジェル的存在であった。だけど、一緒にいればいるほど、彼女の暗い部分、実はずばずばっと指摘してくる部分、感情の波があり、それによりまた自己嫌悪に陥るネガティブちゃん。外見は優しそうに見えるけれど、実はやさしいだけではないお姉さん。私の中での朱美さんのイメージは簡単にいうとこんな感じ＾＾

 

朱美さんは、誰にでも優しい。そして、周りをすごく気にして見ている。その持ち前の笑顔で周りを明るくさせ、その発言と変な行動によって、周りの空気や雰囲気を和ます。場が明るくなる。それで何度助けられたことか。人の気持ちを分かる人。人の痛みが分かる人。一緒に笑い、楽しみ、涙することができる人。人にどうやったら深く入り、知っていくことができるのか、いつも考えている人。それによって、自暴自棄におちいる人。そんな彼女を見ていて、痛々しくもちゃんと自分で立ち上がろうとしてきた姿を見てきた。そんな彼女はやっぱり強い。

人との関わり合い、関係を作ることは、簡単そうでとても難しい。でもやっぱり簡単なんだと思う。ただ難しく考えすぎているだけ。朱美さんの誰にでも入っていこうとする姿勢。本人は、自分も自分の主観が入り、やっぱり選んじゃうよ～っていうけれど、勿論全員に入ることなんて不可能に等しい。それでも、比較的普通の人よりは相手に入っていこうとする姿が見えると言うことだ。

その反面、自分の主観も強く、少し頑固な部分もあるため、一筋縄ではいかない時もある。これだと決めて、そこに向かって動こうとする時、周りが何か言っても、う~ん。そうかな～。。。と納得しない限り、変わることはほとんどない。でもそれも彼女の個性の一つだろう。

 

朱美さんのもう一つの特徴として、小動物みたいなところがある。いつもきらきらした大きな目でにっこり笑う朱美さん。女の私がみても、可愛いなって思う。たまに不公平だ!って思うくらいに(笑)ピクニック好きの自然大好き少女! 野外の撮影や、どこか外にピクニックやお花見に行く時は朱美さんの出番!!シートにおやつを持参の上、一番元気に駆け回る彼女は本当に小動物のよう＾＾

そして。。。いつも明るい朱美さん。でも、感情の起伏に逆らえない時もある。

自分を責め、ネガティブに陥ると、なかなかそこから這い上がってくるのが大変な人。悩みを相談し、どうにかそこから脱しようとするけれど、結局ここで彼女の頑固な部分が邪魔をする。だからなかなか抜け出せない。でも、結局最終的には、自分の中で考え考え抜いて、決意し立ちあがる。だから何も心配していない。ただ本当につぶれそうな時はなんとかしてあげなきゃって思うから、突き放した言い方はできない。だからといって、良い言葉をかけたり、アドバイスを言ったりできない自分がもどかしい。。。もっと良い相談者になれたらっていつも思う。ごめんね。。。

 

ライフスタジオの中でも、古株姉さんとして、いろんな所に行き動いてきた。プロジェクトチームでほとんどの店舗にヘルプとしていったり、行った先には、必ず朱美さんと西リーダーの痕跡を残しつつも。。。

そして、越谷が今年オープンし、実際に私もこんなに一緒にいたのも初めてだったと思う。本社という形で、デザイン室も、店舗も会議や討論、飲み会を通してみんな一緒に関わり、交流を持ち、作っていくようになった。正直とても嬉しいことだった。自分からあまり関係作りに動けなかった私にとって、その要素を作ってくれたこと。そして今は密に繋がるようになったけれど、そこでの難しさ。もっとシンプルに簡単に考えればいいのに、いつからか、裏の裏まで

みる癖がついてきたのかなって思ったりもした。

 

 

今彼女は士官学校という新しい自分の挑戦の場に入ることになった。

そこで自分自身に葛藤し、悩み苦しんでいる。でも、それは彼女にとって必要なことであり、それを通して結局自分で決めていくんだ。なんだかんだいって、いつもよい答えを自分なりにだしてきたんだと思う。

そんな彼女とは正反対に、ただ単純にいつも一緒にいた人が近くからいなくなる。その現象だけを見てしまった私は、一時メンタル崩壊(韓国で今はやっている言葉)に陥った。いつも直接同じ仕事をしたり、一緒に何かをしていたわけではないけれど、いざ、目の前から見えなくなった時、思っていた以上の打撃が自分の心の中にあったのだ。それくらい、見えない所で心の支えになっていたんだと思うと、本当にありがたくも、申し訳ない気持ちにもなった。1人でちゃんとできなければいけないのに。いつも頼ってしまうこと。。。

 

思えば、朱美さんのおかげで、私個人的にライフスタジオの中での人とも話していけるようになったのもあると思った。朱美さんを通してとか、きっかけで。。。

所沢店のメンバーの人員がガラッと変わった時。所沢メンバーで韓国旅行へ行った時。あけさんが行くから私も行こうと思ったのも事実だ。そして、そこでターナーと、マツコさんと初めてちゃんと話し、交流していけた。それがなかったら、今の二人との関係はまた違った形だったんだろうなって思ったりもする＾＾；

今まで、お互いにいろんな話をしてきて、してこなくて、そのなかで朱美さんの感情、気持、私の感情、気持を伝え合ってきた。勿論きっと全部ではないかもしれない。朱美さんにだから言えること。あなたの前でだけ泣けたこと。いつも暖かい言葉で包むと思いきや、グサッといたい所を突いてくる(笑)感情を表にだす朱美さん。感情の波が少ない私。熱い女とドライな女。足して2で割ったらちょうどいいのにな。っていつも思う。感情が表にでるということはいいことだと思っている。時にセーブが必要な時もあるかもしれないけれど、でも、自分の感情を相手に伝えることができる。いろんな意味で人に接近していける。羨ましいこと。

これからも頼りにしてます＾＾いつもありがとうございます。

うじうじしててごめんなさい。早く独り立ちできる人に成長していきますね。

 

なんだかまだ書き足りないし、うまくまとまらない。。。まとまらなかった内容はまた今度書こうと思う。