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本社
♡トヒョンさん♡
投稿日:2012/8/31
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トヒョンさんに始めて会った時のことは、あまり覚えていない。
3年前くらい。当時ヒョンジュマネージャーの弟で、李マネージャーの義弟の人が韓国からくるということを聞いていた。
日本語を勉強し、毎日図書館に行き勉強する。そのようなミッションも与えられていたようだった。背の高い青年。あまり関わりもなく、いつも本部長やウニョンリーダーと一緒にいた。きっとその当時は日本に適用しようとしていたのだと思う。そして、ライフスタジオの全体の流れや成り立ち、その全てのことをまず知り、自分のやるべきことを遂行する準備をしていたのだと思う。自分のことをあまり表にださず、後ろにいる印象があった。
当時、私に課せられていた仕事。大したことではないけれど、初めてやる私にとってはドキドキ緊張したものがあった。それをやっていく中で、一番見られたくない姿を見られ、励まされ本部長とトヒョンさんにどれだけ助けられたかしれない。小さな繋がり、短い時間、関係の中でこうも人にやさしく携われる彼らは本当に心暖かい人達で、勝手に感動している日々だった。
歌が上手で、自分の事をイケメンと思っている。歌を聞くと心の芯からジワ~っとしたものがこみ上げてくる。当時デザイン室にいた社長の姪っ子のチンジュと歌うと本当の歌手のハーモニーを聞いているようだった。韓国の人は結構歌の上手な人が多い。お腹から声が出ている。日本の人とは違う歌い方をする。いろんな上手な人をみてきたけれど、おせじではなく本当にうまい。人の心にす~っと入ってくる声。もっと頑張って歌手やってもよさそうだったけど^^
その数カ月、突如韓国へ戻ることになり、少し寂しくも韓国で頑張っていくんだと皆で送りだした。
その年の冬。所沢店のスタッフと一緒に韓国へ行った。寒い雪の降る年末に、韓国デザイン室と一緒に食事をし、カラオケに行き、ウギュリーダーの勧めで、雪の降る中ジャズバーに行って話したこと。その時に聞いた暖かく嬉しい言葉。本人は酔っていてきっと覚えていないだろうけれど、その言葉のおかげで私はここにいれた。本当に感謝してます。
韓国でのスタジオ、デザイン室での仕事を経て、今年の冬再び日本へ戻ってきた。相変わらず人の良い青年。いつも低姿勢で、いつも周りのことをよく見ている。あまりでしゃばらない。そんな姿を見ていて、すごいと思う反面、まだ自分の本当の姿を出してはいないだろうなと感じた。言葉が通じないから、まだきたばかりだから、そんな気持ちが本心を出さないようにしていたのではないか。
お酒の席や、何かの集まりの時は必ず参加する。それも結構大変なこと。その場の雰囲気を見て、微妙な空気や静かになった時はすかさず話しだしたり、おもしろい行動をして場を和ます。その空気に耐えられないのだと言う。良くも悪くもどれだけ神経を使ってきたろうか。
トヒョンさんの本当の姿。まだ分からない。いつも笑顔で人に接し、悪いことを言わず、プラス思考で動いているけれど、よく見てみると、きっと誰よりも傷つきやすく、繊細で細かい。周りに気を使うばかりに、精神的に疲れることのほうが多いのではないかと感じる。それでも、みんなから好かれるのは持ち前の人格ゆえではないかな。誰かが言っていた。何か人を引き寄せるものをもっているんだと。その通りだと思う。それは、努力して得れるものとはまた別のモノ。
何人かのインタビューに通訳で一緒に入りながらいつも感じること。人の話を聞いて、それを整理し、分析するのが上手。だいたい言った内容や指摘する内容が間違っていない。(勿論全てがよいことばかりではないにしても) 言動一つ一つをちゃんと考えて、相手の反応を見ながらゆっくり入ること。難しいことだけど、見ていて感嘆するしかない。そんな姿を見るたびに、この人から学ぶ内容はたくさんあるんだなと感じる。短時間で相手の中に入ること。学んで終わるのではなく、それを自分も実践していけるようにならないと意味がない。自分に足りない部分を持ち過ぎているため、まだ足にもおよばないけれど、いつか、膝くらいの位置までにいけたらなって毎回思う。
何でそんなに自分のことをかっこいいということができ、思うことができるのかと質問した時があった。周りがそう言ってくれているというのもあるけれど、そう思うようにしている部分もあると言っていた。それは一つの自信に繋がる。一つの自分の姿なんだ。と。自分に自信を持つことが、どんなに良いことで、簡単そうで難しいことなのか。自分自信をちゃんと見つめているのだと感じる。
少しずつ自分の姿を見せているトヒョンさん。韓国研修での姿、時々見せる表情や態度。人間だから、感情を表にだしていったらいいと思う。喜怒哀楽。今よりももっと思ったこと感じたことを良いことも悪いこともだしていったらいいのにな。そんな場所になれたらいいのにと思うこの頃。
越谷店では、総務の役割を与えられたトヒョンさん。持ち前のリーダーシップで韓国研修やイベント、日々の討論や会議の司会進行など、どんどん進めていく。実際私が何かの司会や進行者になったことはないが、その姿を見ていると相当の準備をしている。その場では普通に話しているようでも、その場に来るまでに、たくさん調べて、考え、他の人の意見を聞き、整理し。という作業をたくさんしていた。きっとこれは自分が当事者になってみないとどれだけ大変なのかは分からないのだと思う。
越谷に来て、約半年ほど、3階の住人として、この店舗を守っていた彼は、新しい住まいへと旅立っていった。家族を迎え入れまた新たな気持ちで再スタートするのだと思う。環境が変わると人も変わる。家族と一緒にいることによって今までよりももっと幸せなよい姿になっていくんだろうな。
今思えば知らず知らずのうちに、助けられていたことがたくさんあったんだなと思う。何か選択しなければならず、迷っていた時、ぱっとさりげなく助言してくれていた。私にとってトヒョンさんはヘヨンさんと同じく、私の夢、何がしたいのか、何がしたかったのかを気付かせてくれた人。悟らせてくれた人。一緒にいた期間は短かったけれど、その存在感は大きかった。本当のお兄ちゃんみたいな存在。大きいけど繊細な。そんな存在になってくれたオッパに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう。この半年で迷惑もたくさんかけた。きっとこれからもかけると思います。言う時はビシッと叱ってもらって、はきはきした私でいれるように頑張りますね^^
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