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[ビタミン31~50:6月を終えて]

投稿日:2012/7/2

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[ビタミン31~50:6月を終えて]

目標である50冊を終えた。

細かく詳細を見ていくと、何でこの本?と思う人もいるかもしれない。でも、私は全て良いと思ったから選んだ本。もっと内容の難しいものはどうか?とも思ったけれど、まずは、自分の水準にあったものから始めようと思った。絵本からも感じるものはある。むしろ絵本の方がメッセージ性が強いと感じた。(情緒的な面では)

主に読んだ本は、女性、子供、自己啓発に関連した本。どの本にもやはり、プラス思考で物事を考え、明るく、そして常に前向きに進んでいくべし!というように書いている。読みながら、「うん。うん。そうだ」と思いながらも、それが現実にはなかなか適用されていかない。本だけではインプットして終わる。私の次の段階はアウトプット。少しずつ、自分の思ったこともまぜながら、文章を書いていく。そして、自分が一番感じたことを、1つでもいいから行動に移していく。

今回はとにかく、50という数をクリアすることが先にあった。一つの目標をクリアして達成すること。私には成功体験が必要なのだと、すごく感じたから。だから、6月は必至だった。

終えて思ったことは。

まずは嬉しい!やったぞっ!という感じがある。簡単ではない目標をちゃんとたて、それを達成したのはほぼ始めてだと思う。文章を書き終えてセーブした瞬間、何ともいえない満足感?のようなものが湧いてきた。と同時に、こんなものなのか。というちょっとした喪失感?虚無感?のようなものも感じた。きっともっと何かすごいことが自分の心の中に芽生えるのではないか。という期待値がすごく高かったからかもしれない。でなければ、何か足りない?と思っているのか。

もしかしたら、100冊できた時も、今想像しているような姿とは違うかもしれない。そんな風に思った。でも、結局一番良かったのは、私でもやればできるんだ!という小さな自信。

これからまず、8月までに80冊を目標にしていく。そのため、7月は15冊読んでいきたい。着実に実行していき必ず達成する。たとえ、その先が私の思っていたことではなくとも。

 

ビタミン31

子育てハッピーアドバイス

本文から

 

・自分の意思をちゃんと持っている子は、たいてい素直ではありませんし、外でよく遊んで、なおかつ、お手伝いもして、宿題もする、なんて、ふつう子供には無理です。

 

・「自己評価」とは、自分は生きている意味がある、存在価値がある、大切な存在だ、必要とされている、という感覚のことです。これが生きていくうえで、一番大切です。

 

・しつけも勉強も大事ですが、自分を肯定できる、生きていいんだ、大切な人間なんだ、存在価値のある人間なんだ、という気持ちを、子供の心に育てていくことが、一番大事なのです。

 

・赤ちゃんの時期には、スキンシップが大切です。抱いて、目を合わせて、笑顔で、いろいろと話しかけましょう。これだけで、赤ちゃんは、「自分が大切にされている」「自分のことをお母さんが喜んでくれている」と感じることができます。

 

・話せるようになったら、今度は話を聞きましょう。子供の話しを真剣に聞くだけで、あなたは大切な存在だよ、と伝えることになります。

 

・大きくうなずいて、「そうか、そうか」と言って聞く。

 

・「がんばれ」より、「がんばってるね」と認めるほうがいい。「がんばれ」という言葉は相手を選ぶ。言っていい人と、言ってはいけない人がある。だけど「がんばってるね」「よくがんばったね」という言葉を言ってはいけない人は、ほとんどありません。「がんばれ」よりも「がんばってるね」、相手の頑張りを認めてねぎらう言葉をよく使うようにしてはどうでしょうか。

 

・子供の心は、甘えと反抗を繰り返して、大きくなる。「甘え」とは「依存」のこと、「反抗」とは「自立」のこと。この二つを行ったり来たりしながら、子供の心は大きくなっていきます。

 

・甘えない人が自立するのでなく、甘えていい時に、充分甘えた人が自立するのです。

 

・10歳までは徹底的に甘えさせる。そうすることで、子供はいい子に育つ。

甘えは、一言で言うと、相手の愛情を求めることです。甘えが満たされるとき、自分は愛されていると感じ、また、自分は、愛される価値のある存在なんだ、と感じます。相手を信じることのできる人は、思いやりを持ち、深い人間関係を築くことができます。

 

・10歳以下の子供が、あまり甘えてこないときは、どこかで我慢しているんじゃないかと考えて、接する時間を増やしたり、スキンシップを増やしたりしてみましょう。叱りすぎの場合は、しばらく叱るのを控えてみましょう。

 

・比較的叱ってもかまわない子

1.     わりと自分に自信があって、何事に対しても前向きで積極的な、情緒的に安定した子

2.     のんびりした子。おおらかな、物事にこだわらないタイプの子

・叱るのに注意が必要な子

1.     非常に気が小さい子

2.     意地っ張りで頑固で、「どーせ」とかいう、いわゆるカワイくない子

 

・子供をしかる時に注意することは、全人格を否定するような言い方をしない。何を叱られているのか、わかる叱り方をする。今後、叱られないためには、どうしたらいいかを伝える。

 

・子供を守ろうとするなら、まず、それを支えているお母さんを守らなければなりません。

 

・自分は、二つのことを同時にするのは苦手だから、子供が小さいうちは、育児に専念しよう。経済的には苦しいけれど、そのほうが、自分もゆったり育児ができる。と思う人は、育児に専念すればよい。

自分は、仕事をやめて、家に入ると余計にストレスがたまるに決まっているから、子供を保育園に預けて仕事をしよう。そのほうが、自分も子供に優しくなれる。と思う人は、仕事をすればいいのです。

 

・私は私でいいんだ、この子はこの子でいいんだ。相手と自分との間に境界線を引く。

 

・子が宝なら、母親も宝。

 

ビタミン32

日本男児

本文から

 

・「周りの忠告は煙たがるだけ。自分自身で気付かないと意味がない。いろいろな人とつきあうことで、良いことや悪いことを自分で判断出来るようになる」

 

・「絶対に負けたくない」目の前の選手をいかに追い越すか。誰かの背中を見て走るのはごめんだ。先走る気持ちが一歩、さらに一歩と脚を前へ出す力に変わる。苦しい、息が上がる、胸が痛い。でも、ここで踏ん張れば、こいつを抜ける。目標へと近づくことができる。

 

・“努力する才能”がないと、成長できないと思う。どんなにサッカーがうまくても努力しないと上へは行けない。現在の自分に満足せず、なにが足りないかをしり、それを補うトレーニングを行う。“努力する才能”とは、努力することを躊躇わない勇気でもある。

 

・夢や目標をかなえることが、必ずしも成功ではないと考えている。大切なのは叶えるために日々努力すること。現在の自分に満足せず、なにが足りないのかを探し、それを伸ばすトレーニングをする。そのプロセスが一番大事だと思い、生きている。目に見える成果が出なくても、やったぶんだけ、人は成長する。夢が実現しなくても、努力したあとには、成長した自分が待っている。

 

・人間には無限の可能性が秘められている。だからこそ、誰もが夢を持ち、それを実現させようと頑張れる。なにを頑張るかといえば、まずは自分という人間を磨くことだと思っている。諦めず、妥協せず、挑戦する勇気、努力を惜しまない姿勢。

 

・「人ってすごいんだよ。そばにおる人のために力が出せる。人を好きになること、自分の中に大事な人がおるということは、ホンマに素晴らしいことなんや」

 

・ストロングポイントを磨くという信じた道、信じきった道を突き進むしかなかった。僕は豊かな才能を持ったサッカー選手じゃない。だからこそ、人の何倍も努力しなければ、上へは行けない。僕から努力をとったら何も残らない。

 

・努力したことで、得られるものは本当にたくさんある。努力の成果はピッチの上だけに現れるものじゃない。努力する過程での人との出会いも成果のひとつ。他人から見れば、気付かないような小さなことであっても「成長できている」「良くやった」と感じること、ちっちゃな幸せを積み重ねていくことが大事なんだ。

 

・「現状に満足していたら、上には行けない。成長できない」

 

・自分の気持ちや決意、信念を貫きとおすことは大切だ。でも、第3者の客観的な目、言葉に耳を貸すことも同じように重要なんだ。周囲の人の声を聞き、そのうえで、考えて決意する。考え方が違うとが、わかっていないと耳をふさぐのは、もったいないことなんだと思う。

 

・「俺はできるんだ」と思うことで、不安やネガティブな感情を抑え込める。だから僕は自己暗示をかけるように、そう思う時がある。自分の力を信じる力、自信があれば、困難を前にした時も前向きにチャレンジできる。できるかな、じゃなく、やれるんだという気持ちで挑めば結果も違ってくる。

 

・感謝の気持ちがあるから、僕は成長できる。この気持ちがなくなったら、僕の成長は止まってしまうだろう。感謝の心があるから、恩返ししたいといつも考える。そのためには成長しなければいけない。誰かのためにという思いが、努力を支えてくれているかもしれない。

 

・「なんだか、うまくいかないなぁ」と漠然と過ごすことはない。「なんでうまくいかないのか?」とその理由を必死で探す。絶対に理由が存在し、すべてに意味があり、教えがあり、学びがある。それに気がつけるかどうかは重要だ。だから、困難にぶつかったときは、冷静に客観的に自分を見つめ直す。そうすることで、解決策、打開策が見つかる。壁にぶつかった時こそ、成長のチャンスだ。

 

・努力は裏切らないし、努力をすれば成長できる。そして成長に限界はない。どのことを僕は成功体験として、過去に学んだ。だからこそ、まっすぐ、迷いなく努力できるのも僕のストロングポイントなのかもしれない。

 

・大きな舞台でも、ミスを恐れず積極的なプレーをしたい。

 

・具体性を持たせるために、課題を細分化する。ひとつひとつの課題は小さくなるが、数は増える。「これをひとつひとつ乗り越えたら、僕は成長できる」小さな課題をクリア―しながら得られる達成感が、次のチャレンジへと僕を向かわせる。

 

・まずは心があり、思考し、行動に移る。人は心で動いている。大切なのは心なんだ。そして思った。この世に生かされている自分になにができるのか?僕はなにをしなければいけないのか?と。

 

・大切なのは、心の余裕、大きな心なんだ。自分の心と向き合い、心と会話し、感情をコントロールする。つまらないことでイライラしたり、カリカリしたりしない。

 

・「心に余裕を持つ」言葉にすると簡単だけど、容易なことじゃない。人間として大きくなる必要があるし、メンタル面を鍛えなくちゃいけない。しかし、さまざまな人達のいろんな心に触れられた僕は、今まで以上に深く自分の心と向き合うことができている。そしてこれからも、あらゆる経験を積んで、心を鍛えていきたい。意識することなく、自然と感情とコントロールができるようになるのが、今の目標だ。

 

・「これでいい」と感じることは、自分で限界を作ることだ。限界を決めるのは自分自身。僕は夢や成長には限界がないと思っている。

 

・人生は一度きり。だからこそ、チャレンジし、精一杯成長しなくちゃダメなんだ。生きていることや生かされていることを幸せだと感じ、1日1日を明るい気持ちで楽しく生きていきたい。みんなに笑顔を届けたい。

 

ビタミン33

おカネで世界を変える30の方法

本文から

 

・「戦争へのおカネの流れは止められない」というわけではありません。「戦争におカネが流れない仕組み」「委任状付き」のしきみは可能なのです。

ヨーロッパでは「兵器産業には投資しない」あるいは、「環境・社会に貢献する企業・事業のみに融資する」という経営方針をもった「社会的銀行」が多数設立されています。

もし戦争に流れるおカネが人々が助け合うために使われたら、どうなるでしょう?「機構変動に関する政府間パネル(IPCC)」の第四次報告書によれば、温暖化の進行を抑えるには、2050年までに全世界の国内総生産(GDP)の最大5.5%(約300兆円に相当)が必要になると試算されました。世界の軍事費を全てこれに充てれば、その3分の1を賄えることになります。戦争に流れるおカネを使えば、気候変動によって被害を受けるであろう人々を助けることができます。

日本では、まだありませんが、NPOバンクとして、戦争や環境破壊に使われない、かつ地域や社会のためになるおカネの流れをつくろうと、市民から出資を募り、NPOや環境住宅などに対して融資をしています。

 

・通貨危機が発生すると開発途上国はたちまち経済危機に陥り、多くの人々が貧困に押しやられます。

 

・多くの人がオール電化住宅を選択すれば、社会全体の電気使用量は増加し、原子力発電を維持し続けることになります。発電時だけのエネルギー排出だけを評価してオール電化住宅を「環境に良い」と宣伝することは公正なのでしょうか。

 

・日本では自然エネルギーを推進するために、まずは原子力発電や化石燃料へむけられている莫大な補助金や財政投融資を自然エネルギーに振り向けるようにおカネの流れを変えることです。各電力会社に対しては、風力発電、太陽光発電などの電気を高額で買い取ることを義務付ける制度を強化し、市民風車ファンドなどへ投資する際の税制優遇も導入すべきです。

 

・私達が預けた預貯金が、環境のため、平和のため、あるいは人権を保護するために使われれば現状の多くの問題が解決に向かうのです。おカネの流れや使い方を変えることによって、現在の世界が抱える問題の多くを解決できる可能性、手段を私達はもっているのです。

 

・絶大なるおカネの機能は「労働→おカネ→パン」という図式で交換していけば、必要なタイミングで、必要なパンを入手することができるのです。この、人間の「欲しいというタイミング」と「入手できるタイミング」を一致させる機能=「交換機能」こそ、おカネのもっとも絶大な機能といえるでしょう。

 

・多国籍企業は、世界の多様な商品を、より安く提供するという意味では効率がよいように見えます。しかし、その背後ではさまざまな問題が起きているのです。その大きな影響のひとつが「店や工場を建てては採算が取れなくなるとすぐに撤退する」という多国籍企業の短絡的な行動が及ぼす悪影響です。

 

・一人一人がメディアや国家の情報に惑わされず、自ら考え行動し、真実をつかむ努力を続ければ、きっと今まで見えなかったものが見えてくるはずです。

 

・「貧困」というのは必ずしもおカネだけの問題ではなく、差別を受けたり、自由に意見が言えなかったり、政治的な参加の場が限られていたり、これまで自由に使えた資源が取り上げられたり、自分たちの生き方や伝統が尊重されなかったりするような、自己決定ができない状態のことでもあるのです。

 

・「魚をあげるのではなく、魚の獲り方を教える」という自術協力が重要だといまれます。しかし、その技術も活かせる機会や働く場所、事業化する資金がなければ、その技術は活かされません。

 

・地域通貨

1.市民が自分で発行できるものである。

2.地域で作りだせるので、おカネがほとんどない地域でも使える。

3.地域でしか使えないことから、経済を地域内に閉じ込めることができる。

4.金利がつかない。

 

・モノの価値とおカネとのバランスで、モノの価値が下がるのをデフレ、モノの価値が上がるのをインフレといいますが、インフレのときには地域通貨の方が経済合理性があるのです。

 

・売り買いされるほとんどのモノは時間を経るにしたがって古くなり、価値が下がっていきます。しかし、おカネだけはその価値が下がらず、むしろ利子の分だけ価値が増えていきます。

 

・そもそもおカネは何のために生まれたのでしょうか。本来はモノとモノとの交換をより円滑にするためでした。もしこの世におカネが存在しなかったら、欲しいモノを手に入れるためには物々交換をしなくてはなりません。おカネがあれば、おカネを媒介とすることで好きなときに好きな場所でモノを売ったり買ったりすることができます。おカネは、社会の中で実際のモノの代わりにさまざまな価値を受け渡す働きをしています。その役割が、そもそもおカネが存在する理由なのです。

 

・人はそもそも同じではありません。いろんな人がいるのに、すべての人を「会社人間」にしてしまうわけです。しかし「会社人間」になれない人もいるし、条件的に無理な人もいます。そうしなければ落伍者とされてしまうのです。

 

・人は悪事を働いたり、人の言いなりになるために生まれてきたわけではありません。カネを稼ぐことが人生の目的だったら、だれも人と楽しんだり、家族で助け合いながら楽しんだりするはずもありません。もっと自然に、「収入は生活できる分だけでいいから、もっと人のためになる仕事がしたい」「カネよりも人が喜んでくれる顔が観たい」という動機を実現できていいはずです。そのための非営利の会社を設立してもいいはずです。

 

・高齢者ばかりになった農村地域では次々とスーパーが撤退していく中、直売店ができたことによって買い物に困っていた高齢者にとって便利になり、いろんな人と話せる交流の場になり、さらに口コミで隣町や県外から買いにくるお客さんも増え、地域の経済活性化につながっている例もあります。

 

・地域環境という共有地を守るためには、それぞれの主体が少しずつ我慢をしたり、お金を出し合ったりする必要があります。それは、現在の資本主義経済のもとでは、必ずしも個人の利益にはなりません。しかし、共有地の悲劇を避けるためには、こうした地道な努力が必要不可欠です。そして何より、私達はこうした努力を通して、地球温暖化という共有地の保全に貢献しているという満足感を得ることができます。単純な損得勘定だけでは得られないこうした満足こそ、次世代の人々を救う原動力なのかもしれません。

 

・私達が本を作っているのは教養のためではありません。現実を切り開くためです。自分が1歩動けば、社会は動き始めます。1人が抜きんでていたとしても社会は変化しません。1人の100歩よりも100人の1歩の方が、はるかに大きな力になるのです。

 

ビタミン34

子供が育つ魔法の言葉

本文から

 

・親の不幸は子供に伝わる。家庭とは、子供がのびのびできる安らぎの場であるはずです。

 

・子供は叱られると、がっくりしてしまう。では、上手な叱り方とは、どのようなものでしょうか。まず、言葉を選ぶことです。子供の心を傷つけるようなことを言ってはいけません。その子のやったこと、その子の行動を正すような言葉だけを使ってください。大切なのは、子供が失敗から学べるように導くことです。何故こういう結果になってしまったのかを理解させ、きちんと後始末ができるように導いてください。子供はそういう姿勢の親の言うことは素直に聞くものです。

 

・言葉で気持ちを表現するよう導く。怒りの感情は心の敵なのではなく、うまくコントロールすべきエネルギーなのだということもできます。怒りの感情をコントロールできる。これは、私達自信にとってだけではなく、家族全員のためにも大切なことです。私達親の日頃の態度を見守って、子供は育っていき、それが孫の世代まで受け継がれていくのです。

 

・親から受ける暴力、虐待や無関心、生死にかかわる病、あるいは身近な人から受けるいじめなどは子供にとっては実に恐ろしい体験です。子供はおどおどし、いつも不安な気持ちでいることになります。安心できる環境が整っていなければ、子供の健全な成長は望めません。

子供が怖いと言った時には、親はばかばかしいとおもわずに、真剣に耳を傾けたいものです。怖いと思っているその子本人にとって、恐怖は現実なのです。

 

・「自分にはできない」と言っている子供には、話をよく聞き、どうしたら前向きになれるかを子供と一緒に考えることです。子供を励まし、もう一度やってみようという気をおこさせることが大切です。適切な助言をしながら、一緒に行動しましょう。「あなたならできる」と親が子供を信じれば、子供もそう信じることができます。子供を信じ、励ますことは、子供に同情することよりも、ずっと大切なのです。親の役目は、子供を励まし、導きながら、埋もれている力を引き出すことなのです。

 

・どこまで手助けしたらよいか

親の助けがどれだけ必要かは、子供の年齢とともに変わります。子供を励まし必要なときにだけ手を差し伸べることが大切です。子供は自分で苦労してこそ新しいことを身につけていくのだ、ということを忘れないでください。

・わが子が人をいじめていたら

子供に思いやりを教える一番の方法は、親が子供を思いやることです。子供自身が人から思いやりを受ける経験をしていれば、人の気持ちに敏感になり、人にやさしくなるものです。

 

・子供を救うのは親自身

親自身が人の弱さや欠点を受け入れられる心の広い人であれば、家庭は、子供が心から安らげる暖かい場所になります。たとえ失敗しても許してもらえるのだという安心感があれば、子供の心は明るくなります。人を笑うのではなく、自分で自分の失敗を笑い飛ばせる家族。失敗を許せる家族。そんな家族であれば、こどもはほんとうの強さを身につけていくはずです。

 

・人と同じにしたがる年頃

親は、そんな子供に、友達とすべて同じである必要はないと言ってあげましょう。人がそれぞれ違うことは大切なことなのだということを、子供にぜひ教えてあげてください。

尊敬する友達がいれば、子供は目標を与えられ、やる気がでます。よきライバルを得れば、よい刺激を受け成長します。

 

・子供の努力を認め、褒めることはとても大切なことです。子供は努力を認められることによって責任感を育てていくからです。

 

・わが子を思いやりのある子に育てるためには、まず親自身が子供を思いやらねばなりません。子供の話をよく聞き、子供の気持ちを分かろうと日頃から努めていれば、子供はそんな親の姿から学ぶのです。

 

・子供は皆一人一人違います。人に何か言われるとすぐに挫けてしまう子、一人でやらせたほうがいい子、人一倍支えや助けの必要な子…子供には、それぞれの個性があります。それを見極めて、適切な助言を与え、手を差し伸べてほしいと思います。

 

・子供が途方もない夢を抱いていたとしても、その夢を信じることです。子供は自信を失いかけても、親に支えられれば、自信を取り戻すことができます。親が子供を信じ、その子の夢、その子の力、その子の素晴らしい内面を心から認めてあげれば、自尊心のある強い人間に成長することができるのです。

 

・親であることは、想像を絶するほど忍耐のいる仕事です。忍耐力を試されると思えるほどです。子育てはこの世で一番大変な仕事だと言われるのもうなずけます。

 

・子供のちょっとした行いを褒めてあげることで、子供は自分が認められたのだと嬉しく感じます。そして、ますます長所を伸ばすことができるようになるのです。

 

・愛は3つの柱で支えられている。認め、信じ、思いやる。欠点も含めた全存在を受け入れ、愛してくれる親というものが、子供にはぜひとも必要なのです。子供は、そのように愛されることによって人をあいすることを学ぶのです。

 

・よい夫婦とは、双方の愛情のバランスのとれたカップルです。相手の長所も短所も認め合っている、やさしさと思いやりに満ちた夫婦です。夫婦として、互いに相手を尊重し、支えあっているでしょうか。自他の違いを認めながらも、共通の価値観と愛情によって結びついているでしょうか。そんな夫婦であれば、子供にとって未来の幸福な結婚生活の手本となることができるはずです。

 

・家庭内での規律や家族の約束をきちんと守る習慣がついていれば、子供は集団生活の場でも、より順応性を示します。ルールや約束事というのは、人々の行動をスムーズにし、ときには身の安全のために欠かせないものです。相手の同意がなければ物事はうまくはいかないのです。

 

・私達に与えられた時間とエネルギーは限られています。そして子供は日々成長しています。そんな子供に合わせて、親もライフスタイルを変えていかなくてはなりません。その時期の子供の生活に合わせられる柔軟性が必要です。

 

・家族が分かち合いの心を持っていれば、子供は、与えることの大切さと喜びとを日々の暮らしのなかで学んでいきます。そして10代になる頃には親への感謝の気持ちを持つようになります。見返りを期待せず、愛情のしるしとして人に与えることのできる人―わが子がそんな人に育ってほしいと親は願います。時間やお金や労力を惜しまずに人を助けることのできる人。そんな人になってほしいと親なら願うのです。

 

・正直であるということは、つまり誠実であるということだと思います。正直な人は、見たこと、聞いたことをありのままに伝えることができます。自分の都合や願望で前日を歪めたり、否定したりはしないのです。自分に都合の悪いことでも、事実をありのままに認識し、嘘をつかないこと。何が起こったのか、自分は何をしたのかを、ありのままに伝えさせるのです。

 

・嘘をつかないことの大切さを、子供は直接親の姿から学びます。親が何をいい、どんなことをするか、子供はいつもみているのです。

 

・親が、子供を一人の人間として認め、公平であとうと努めていれば、子供はその親の姿から学ぶはずです。

 

・子供の味方になる。ということはとても大切なことです。たとえ失敗しても、上手にできなくても、親はいつでも子供の味方だということを、子供に教えてあげてほしいのです。

 

・子供が成人して家庭を持った時、手本とするのは自分の生まれ育った家庭です。親と子が強い絆で結ばれていれば、子供は家庭を持ってからはなおさらのこと、祝祭日の家族の集まりに喜んでやってくるでしょう。人と人とのつながりに喜びを感じる人になるはずです。

 

・子供は大きくなってからも一族の集まりに参加することで、親族の絆を感じます。親族との絆は、将来独り立ちするときの心の支えになります。一族の集まりは大切な儀式であり、自分たちの出自を知り、先祖からのつながりを祝い、思い出話を語るときなのです。

 

・子供と励まし、誉めること。子供を受けとめ認めること。やさしさと思いやりを身をもって示すこと―それが親の役目です。子供はどの子であろうとも、皆このような親を必要としているのです。

 

ビタミン35

傷つきやすくなった世界で

 

・この10年間で、日本語も変わった。格差社会、勝ち組負け組、ネットカフェ難民、仮面うつ病、負け犬、メタボリック、自己責任、非正規雇用、ジコチュー、学級崩壊、地球温暖化…。言葉には、本来、社会や人間の傷に貼りつける救急絆創膏のような働きがある。

 

・自分に貼られたシールに負けるな。新しい言葉になど負けてはいけない。どれほど気がきいた残酷な言葉でも、あなたという人間全体をあらわすことなどできないのだ。一人の人間は現在の姿だけでなく、将来の可能性までふくめた未知数の存在だ。シールを貼る(貼られる)ことでわかった気になってはいけない。それは自分自身に対しても、周囲にいる人間に対しても同じことである。今日こうして生きているけれど、明日には目覚ましく変化しているかもしれない。その可能性は誰にだって開かれているのだ。

 

この社会はこの10年で余裕を失い、ひどく傷つきやすくナイーブになってしまった。今、求められているのは、傷つきやすくなった世界で、やわらなか心を回復させていく方法なのだろう。人間らしく成功や失敗を繰り返しながら、変化する自分を受け入れ、あきらめることなく未知の可能性を追っていく。僕たちはみな、簡単に分類されてしまうファイルのなかだけで生きているわけではない。

本文から

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――今私達の住んでいるこの社会。精神的なストレスがたまりやすい世の中だと思ってみてみると、そうだと頷くことができる。

毎日の通勤ラッシュ、朝から気分は悪く、1日の終わりの気分も悪い。たったこれだけが、大きなストレスとして大きく積み重なってきていると思う。だから、些細なこと、ちょっと肩がぶつかったりしても、喧嘩になるのだと思う。いらいらもたまり、それが、ふとしたことではじける。都心で暮らしている人達は大部分がそうなのではないかと、電車に乗るたびに思う。

周りを気にしながら肩身狭く過ごしている人も多いのではないだろうか?いつからこんな社会になったんだろう?もっと余裕をもってすがすがしく暮らすことはできないものか?とこの本を読んで改めて感じた。

だからと言って、今の世の中全てが悪いわけではない。でも何か余裕のないこの暮らしから、もっと意味のある有意義とした暮らしに変わっていくために、私達が変わるべきこと。

いそいそした日常からたまには離れてみたりするのもいいかもしれない。それが解決策ではないけれど、まずは、今の自分の状態、状況を把握し、良ければそのままで良いし、悪いのであればそれを改善する方法を探しだしていかなければいけない。

 

ビタミン36

「のびた」という生き方

本文から

 

・のび太は必ず自分試行錯誤しながら問題に取り組んでいます。のび太にとってひみつの道具とは、あくまでも「自分のいいとこ」を伸ばしたり、ちょっと足りないなにかを後押ししたり、また戦時意識のなかで眠っているのび太の優しい心を覚醒させたりする、触媒のような存在なのです。

 

・人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人。それが一番人間にとって大事なこと。

 

・成功体験によって、意外に軽くハードルを越えられる瞬間がある。達成感や爽快感を体が覚えることによって、苦手意識は克服できる。

 

・失敗したとしても、失敗から自分にあったやり方を探す鍵が見つかる。何かをやりたい!誰かのようになりたい!と思ったら、あれこれ考えず即行動を始めるスピード感も、夢を叶えるために必要な条件。何もしないで諦めたり、失敗を恐れることのない姿勢も必要。

 

・人は同時にふたつのことをしなければいけない状況に追い込まれるものだが、自分を半分に切ったところでやるべきことは際限なく広がり、いつかは破綻してしまう。後に回すのではなく、そのときにできることを最善を尽くしてやり遂げたい。

 

・どんなに能力が優れていても、周囲の人達の気持ちに配慮できる思いやりや優しさ、柔軟性は重要と言える。

 

・悪口をいわないで、行動を起こすためには、他人のすばらしい面を素直に「いいな」と肯定する姿勢が必要。こういう姿勢が自分を成長させるための大きなエネルギーになる。妬むことよりも行動に起こす方がずっと建設的。

 

・そんな相手に対しても心底から憎んだり、存在そのものを全否定するような言動はとらない。まわりの優しさを持つより、自分から優しさを持って人に接する。そんな姿勢で過ごすことが、のび太のように楽しく暮らしながら夢を叶えるための基礎なのだと思う。

 

・夢は頭を使って考えなければ、描くことはできない。夢は思考の賜。人類の夢と考えられて実現したものはほとんどすべて、最初は人間の頭で考えられたもの。

 

・信頼の上に成り立った関係性を保つには、自分のありのままをさらす素直さや従順さが非常に大きな要素である。自分を偽ったり、ホラを吹いて取り繕うことは、的確なサポートを受けるうえではマイナス要因になってしまう。まわりの人達を十分に納得させることのできるようなしっかりした目標を提示することがとても重要。

「自分の力でやってみよう」と思わせる行動をとってこそ、「失敗してもいいさ!」と、その計画に乗ってみようという人や、「あたたかい目でみまもってやろう」というサポーターも現れる。「自分の頭で考え、自分の力で切り抜ける」

 

・私達はなんとなく幸せになりたいとか、漠然と仕事で成功したいとか、あるいは、ぼんやりとした理想を掲げても、なにをしていいのかわからず、具体的な目標もなかなか見えてこない。そうした場合には、「でも…」とか、「だって…」といった理屈や言い訳が絶えず頭をよぎり、行動を起こすことや、将来の明るい展望を描くことを難しくしている。

 

・夢をただ頭のなかでぼんやり考えるだけではなく、声を出して自己宣言する。

 

・自分の力の限界をはじめから線引きするようなことはしない。直感を信じて行動を起こさない限りは、成功も失敗もしない。どんなにつらいこと苦しいこともたえしのぶ、強い心とからだを作ることがまず大切。直感やひらめきに素直にしたがうことのできる人は、意識が新鮮なうちに動き出すので、つねに目標に向かって進んで行ける。

 

・一度失敗したからと諦めていては、夢は永久に現実にはならない。夢を実現するために何度も失敗を繰り返し、貪欲な姿勢を最後まで保ちながら、取り組んでいく。そうでないと、たとえ協力者が現れても、当の本人が諦めてしまっていては、夢は実現しない。強固な意志と実践力が、夢を実現する原動力となる。

絶対に自分で叶えるんだと、夢の実現に乗り出すこと。夢を思い続けるために、諦めない意志を強力に持ち続けること。この2点がなければ、夢は叶わない。

 

・ついつい厳しい現実に押しつぶされて、意気消沈することもある。もし、今が辛いのであれば、それを乗り越えて幸せになった自分を想像しながら、今できることを一つずつやっていけばよい。夢を叶えた自分をイメージする、つまり未来を想像することは、人を成長に導いてくれる。

未来の「なりたい自分」を描くことによって、そのためになにをすればよいのか、といった課題はおのずと見えてくる。

 

・立ち直れないほど落ち込んでしまった時は、自分はまわりの人達から期待されているということを、もう一度思い出してみる。この世の誰かに愛されているとこと、はっきりと思い出す。

 

・過ぎた日を懐かしむのもいいけど、もっと未来へ目をむけなくちゃ。振り返ってばかりいないで、前を見て進まなくちゃ

 

・身近な問題には、自らの力で解決を図り、大きな未来の夢には、いつまでも憧れを持ち続ける…。そんな心の輝きを永遠に保ち続けることが、豊かな人生を作るのではないであろうか。

 

ビタミン37

幸せに気づく言葉

本文から

 

・忠告はうれしいもの

耳にここちいいことばかり聞かされて、思いどおりのことばかりだったら、自分はぜんぜん成長できない。忠告って、ありがたい。

 

・いちばんふつうが、いちばんすごい

派手にかざり立てられたものは、とりつくろった、にせものかもしれない。ほんとうにすごい人、とてもふつうに見えるもの。

 

・夜、自分と向き合ってみる

ひっそりとした夜に、ひとりきり 自分のこころと向き合ってみよう。

しずかできれいな、ほんとうのこころに出会えるよ。

 

・よくばらないほうがいい

すこしもので満足できる人はきれいな心を持っている。「もっと、もっと」と願う気持ちが

自分自身を見えなくさせる。

 

・おいしいものは、わけあおう

おいしものを食べるときは、ほかの人にも食べさせてあげよう。

せまい道をわたるときは、一歩さがって道をゆずってあげよう。

 

・なにかした、そのあとが大事

たとえすごいことをやりとげても、それを鼻にかけたら台なし。

悪いことをしてしまっても、反省して直せば大丈夫。

 

・ちょうどいい、伝え方をしよう

人をしかるときは、きびしすぎてはだめ。人に教えるときは、むずかしすぎてはだめ。

相手が受け入れられるように、考えて、伝えてあげよう。

 

・がんばるバランス、たいせつに

一生懸命はたらくのはいいけれど、がんばり過ぎてムリしないでね。

でもまごころをこめなければ、役に立つよろこびもなくなっちゃう。

 

・自分の気持ちに勝とう

悩みや欲に、流されないで、自分のこころに打ち勝つんだ。

気持ちを落ちつけられたなら、どんな誘惑にも負けないよ。

 

・強い気持ちは、なににも負けない

信念があれば、相手がどんなに強くても思いどおりに動かないもの。

強い気持ちと、こころがまえがあれば神様だってジャマできない。

 

・どんなところにも、たのしみはある

この世界は、たのしみに満ちている。りっぱな家でも、古くて小さな家でも同じ。

すぐ近くにあるしあわせに、気づかずにいるだけなんだ。

 

・悪い人は、笑っていてもこわい

いい人は、いつだっておだやかで、寝ているときでも親しみやすいもの。

悪い人は、やることなすことひどくって、笑っていてもおそろしいもの。

 

・してもらったことは、忘れない

人にしてあげたことは、忘れたほうがいい。人にかけた迷惑は、忘れちゃいけない。

人にしてもらったことは、忘れちゃいけない。人にされたいやなことは、忘れたほうがいい。

 

・相手に感謝をもとめない

人になにかをしてあげるときは感謝されると思わないように。

そうすれば、ちょっとしたことでもとてもすばらしい行動になる。

 

・おなかいっぱい、動けない

水でいっぱいの器は、こぼさずには運べない。おなかがいっぱいになると、かならず動きがにぶくなる。「いっぱい」っていいことばかりじゃない。あまり欲張っちゃいけないね。

 

・しあわせは、あたたかいこころ

すべてのものは、あたたかいと育ち、寒いと枯れる、こころの冷たい人は、しあわせに恵まれないし、こころのあたたかい人のところには、しあわせがいっぱいやってくる。

 

・役に立たない悩みはゴミ箱へ

すんでしまった失敗にクヨクヨしないで、同じまちがいをくり返さないようにしよう。

先が見えないことに頭を悩まさないで、すでに形になっているものを進めよう。

 

・ぜんぶこころの持ち方しだい

こころを満ち足りた状態にしておけば、世のなかに、不満なことはなくなる。

こころを広く大きく持っていれば、世のなかにぎすぎすしたところはなくなる。

 

・思いやりって、大切だ

人の小さなまちがえは、許してあげよう。人がふれてほしくないことは、知らないふりをしよう。人のむかしの失敗は忘れてあげよう。これが、人への思いやり。

 

・怒りのこころは、あらわさないで

相手がずるいことをしたとしても、相手にバカにされたとしても、怒っているようすをみせないこと、それは、とても意味があることなんだ。

 

・ひとつのことばで、人を救える

人が苦しんでいるとき、悩んでいるときにたった一言アドバイスをしてつらさから、救ってあげる人がいる。そんなすごい人になれたらいいね。

 

・なんでも包むあたたかいこころを

あたたかいこころを持った人は春風のように、すべてのものをはぐくむ。

つめたいこころを持った人は大雪のように、すべてのものを死なせてしまう。

 

・しかられるのは、思われているから

きびしくしかられるのはいいこと。見放されるよりも、ずっといい。

「よくなってほしい」気持ちがなければしかってなんてくれないよ。

 

・求めるものは、すぐ近くにある

趣を味わうために、わざわざ道具をそろえなくてもいい。みちばたの石ころにも、すてきな趣があるものだから。美しい風景を求めて、わざわざ遠くに行かなくていい。荒れはてた家にも、自然の風情があるものだから。

 

・ビクビクしてると、こわいものだらけ

こころが動揺しているときは、草むらの岩さえも恐ろしいけものと見まちがってしまうもの。こころが落ち着いているときは、騒音までも美しい音楽のように聞こえるもの。

 

・冬のあとには、かならず春が

枯れてしまった草花の根元には、もう新たないのちが芽吹いている。

こごえるような寒さを感じたならあたたかい春は、すぐそこだよ。

 

・夢みることができれば、かなえることもできる。

 

ビタミン38

365日心ときめくプリンセス・ルールズ

本文から

 

・“贈り物”と大切にすることが、“幸せになる”ための鍵なのよ!

最も尊い“贈り物”とは、まず第一に、あなた自身の命です。そして、そのなかに秘められた“こころ”、さらにそこにひびく“直感”なのです。

 

・“自分”というドクターは、強さと同時に思いやりとやさしさ、とびきりの愛情をかねそなえ、こころをまるごとつつみこむのよ。そうして、どんな傷だってたちまち癒してしまうのよ。

 

・信じられないほどもろい生き物、それが “女”よ。信じられないほどたくましい生き物、それも“女”よ。

 

・この世界こそあなたへのいちばんの“贈り物”なのよ!

 

・こころにとびきりのおめかしをさせるためにこそ、早起きするのよ。メイクアップの鏡越しに見つめるべきは、今の自分ではなく未来という憧れのステージに立つ“自分”なのです!

 

・望むものは、結局自分のこころに自分の価値を“確信”させることでしか手に入らないものです。自分こそ“最高の存在”にちがいないのだと、信じぬことこそ、『確信』をもつということです。幸運も愛情も、すべて、確信の『結果』なのです。

 

・愛情を豊かに含んだこころはあたたかく、まろやかで、誰にたいしても安心感とやすらぎをもたらすものです。一度にたくさんのものをあいすることはできません。だから、たったひとつ、これだと決めて、それをとことん愛することです。それはまず、自分自身であるべきなのです。

 

・「自分に与えられたものは、ぜんぶ“世界でいちばんすてきなもの”だわ!」そう信じていれば、幸せや喜びに励まされるだけではなく、不運や困難こそを糧にして、今を幸せに生きるちからや未来の可能性に変えてしまうことができるのです。

 

・やさしさやあたたかさ、他人にたいする思いやりこそ、人生を最もすてきに飾りつけてくれるものなのです。にっこりと女神のようにほほえんで目の前のひとのこころを照らしなさい。

 

・人生をばら色にするために、うんと愛することを決意しなくてはなりません。そして同時にうんとうんと、愛されることを覚悟しなくてはなりません。生きるなら、愛につくしてなんぼ、なのよ。

 

・誰についていくべきか迷ったら、迷わず“心地よさ”にこそさらわれてしまいなさい。

 

・あなたの感性が決して緩むことのないように、あなたのこころの良くすることに、常に、誠実に。

 

・“こころ”と“からだ”が健やかに育ちつづける環境を保つ努力をすることで、人生を確実に望むほうへと導いていくことができるようになる。それはつまり、生命体としての自己を尊ぶということ。

 

・ひとつひとつを自分の意志で選ぶこと、そして、選んだ“とっておきのもの”をうんと大切にすること。その隅々まで、たっぷりと愛すること。「とっておきのものに、たっぷりの愛情を!!」心を満たす秘訣は、その“向きあいかた”にあるのです。

 

・神様は、ひとりひとりの女性に世界でたったひとつの“美しさ”を授け、その命をここに誕生させるものです。自らのかけがえのない“美しさ”をこころの底から讃えること。

 

・否定的な感情の積もり積もった雪山で遭難するのなんて、ほんとうに簡単なことなの。自分のことを野放しにしておいたら、たちまち嘆きの谷に突き落とされてしまう。

 

・「どうせ自分なんて」などと口が裂けても言ってはいけない。だってその“自分”を中心に、世界はまわりつづけていくのだから。

 

・人は自分のこころと日々のなかで真剣に向き合ったぶんだけ、どこまでだって限りなく、自分のことを好きになれる。少なくとも自分に胸をはれる自分でなくてはならない。少なくとも自分に拍手をおくれる自分でなくてはならない。

 

・あなたがあなたで生まれたことを、それ以上の幸福はないのだということを、全身で感じる。その感情に出逢えるまで、決してあきらめてはいけない。あなたといたらなんだかいいことがありそうな、きらきらの予感をただよわせる人でいること。

 

・追いかけるのではなく追わせなさい。これは、恋だけではなく、人生のすべてにおいて言えること。

 

・一番大切なのは、まず、あなたがあなたの手で、こころのなかの“女らしさ”の芽を守り、育み、愛すること。他者からの愛情とは、まっさきに自らが立ち、まっすぐにのびていこうとする勇気に与えられる肥料のようなもの。今は誰も隣にいなくても、その気配すら感じられなくても、胸をはって堂々と自分の道を貫けば、魂を貫くほどのおおきな愛に出逢えるもの。

 

・愛しあうということは、守りあうということ。

 

・女にとって、最も高貴な、そして最も大いなる自己実現は、ちっぽけな日々の暮らしを愛することのなかにこそあるのです。

 

・小さなものを大きく喜ぶ。なんてことないものをとびきり誉める。ありふれたものに最高の幸せをかんじられる。

 

・今日以上に大切なものなんて、ひとつもない。愛することで救う。愛することで守る。あなたの1分1秒を!

 

・自分自身に集中すればするほど、こころにはおおきなちからが宿るもの。周りのことを気にしていたら、自らに集中することはできない。非難の言葉も、称賛の言葉と同じくらい、儚く消え去るもの。つまり世間からの言われように怯えている必要はないということ。

ちっぽけな1輪の花だって、100本リボンで結わえたなら、立派なちからをもつ。大切なのはこの1点のクオリティを下げないこと。それは、幸福において。とくに、愛情において。そうしてこの1本を美しく咲かせ続けていくこと。

 

・できるだけ、人に対して素敵な気持ちを抱いたほうが賢い。そうしたぶんだけ、心と心は心地よく響き合い、今日1日は、この人生は、とびきり豊かで幸福なものになっていく。

 

・自分のことを脇において、他人のことを一生懸命讃えたら、そのひとはあなたのことを讃えずにはいられなくなるものです。自己と他は、見事なまでに照り映えあって、かがやくもの。

努力とは、ひた隠しにする賢さが輝かせるもの。“並み”の努力だって隠し通せば、“特上”の価値を得るもの。がんばった、なんて言わないほうがずっと素敵。

 

・365日休むことなく、周りの愛情によって守られ、育てられ、愛されて、生かされているのが人間です。だからこそ、わたしたちは自分自身に…とくに、その“心”に責任を持たなくてはなりません。自分の心を365日豊かに潤し続けてこそ、周囲に“おかえし”ができるようになるのだから。

 

・他人を満たすことのできる人は、自分の心を満たせる人。社会を輝かせることができる人は、自分の命を輝かせられる人。世界を生きることができるひとは、自分自身を生きられる人。すべてを愛することができる人は、自分をまるごと愛せる人。

 

・誰からの力強い愛情によって救い出された心は、誰かの心も愛することで救えるようになるものです。誰かのゆるぎない愛情によって守り抜かれた心は、誰かの心も愛することで守りぬけるようになるものです。

 

ビタミン39

3週間続ければ一生が変わる

本文から

 

・「息子よ、お前が生まれて、まわりの人達が喜んでくれているあいだ、おまえはずっと泣きっぱなしだったのだ。お前が喜んで天国へ行く時、まわりの人達が泣いてくれるような人生を送りなさい」

 

・私が人生で学んだ教訓の一つは、こちらから人生に対して行動を起こさなければ、人生のほうからこちらに行動を起こしてくる傾向がある、ということです。ほんの数日はあっという間に数週間になり、数週間は数カ月になり、数カ月は数年になります。すぐにすべてが終わってしまい、残されるのは中途半端に送った人生だけです。

 

・私達が生きているのは、人間が持っている最高の潜在能力を引き出してくれるすばらしい目的のため、気高い目標のためであって、それは同時に、わたしたちのまわりにいる人々の人生の価値を高めることになるのです。

 

・時間を作ってあなた自身の習慣について考え、必要な改革を行うと約束してください。人生の質は、習慣の性質によってほぼ決まるのです。

 

・「心の中で素晴らしい考えを育てるのだ。なぜなら、自分が考えている以上にすばらしい人間にはなれないのだから」

 

・仕事上のものであれ、個人的なものであれ、ひとつの目標を達成したら、すぐにつぎの目標を設定することが大切です。人間がもっている潜在能力をはっきりと示して、いつまでも色あせないものを遺すためには、目標を高く掲げ続けて、もっと高い水準に近づかなくてはならないのです。

大きな目標を設定してください。物質的にであろうと精神的にであろうと、あなたは、あなたが抱く夢以上には豊かになれないのです。

 

・充実した人生を送る秘訣は、安全を探すことに日々をついやすのではなく、機会を追い求めることに時間をさくことです。

 

・「毎日、ほかのだれも読んでいないものを読みなさい。毎日、ほかのだれも考えていないことを考えなさい。いつも満場一致の一員になることは、心にとって決していいことではありません。」

 

・集中する能力がなければ、充分に満たされた人生を送ることはできません。一定の時間、おひとつのことに集中していられなければ、目標を達成したり、夢を実現したり、人生のプロセスを楽しんだりできないのです。深く集中しなければ、あなたの心はあなたの僕ではなく、主人になってしまうでしょう。

 

・「二兎を追う者は一兎をも得ず」「汝、穏やかなる人生を送りたければ、仕事を減らすべし」「まったくするべきではないことを能率的にする。これほどむだなことはない」

 

・ほとんどの人は必要以上に寝すぎています。最高の状態で機能するには少なくとも8時間の睡眠が必要である、と自分に言い聞かせているのです。それ以下の睡眠時間でやっていくことは考えられず、睡眠時間を減らすと思うと身震いしてしまいます。でも、もっとも重要なのは睡眠の量ではありません。一番大切なのは、睡眠の“質”と深さです。

 

・偉大な人々が到達し、かつ保持している高みは、突然跳んで到達したものではない、そういう人達は仲間が寝ている夜の間も向上のための努力を続けていたのだ。

 

・自分自身にもっとやさしくなり、人生をあるがままに見てください。人生とは、自己発見、成長、生涯学習の道なのです。

 

・ただ存在しているのと、真剣に生きているのは違います。ただ生き続けているのと、きちんと成長しているのは違います。悲しいことに、ほとんどの人は自分のなかにある人間的な才能を見失っており、生涯最良のときを家でテレビを見てすごくことに甘んじているのです。

 

・「私達のなかでもっとも弱い人間でも、才能を持っている。たとえ取るに足りなく見えても、それはその人固有のもので、ふさわしい使い方をすれば、人類にとってもすばらしいギフトになる」

 

・「話すのはできる限り少なくしましょう。ほうきを手にもって、誰かの家をきれいにしてあげてごらんなさい。そのほうがずっと雄弁なのですから」

 

・「天才は1%のインスピレーションと99%の努力である」

 

・「私達は幸せだから笑うのではない。笑うから幸せなのだ」

 

・「素晴らしい肉体はいかなる肉体的美徳をもってしても魂を向上させることはできないが、すばらしい魂はそれ自身の美徳によって可能なかぎり肉体を向上させることができる。」

 

・許すことはきわめて勇気ある行為です。それは、人生の質を高める一番いい方法のひとつでもあります。

 

・「若さは年齢ではありません。気持ちです。理想を捨て、若いという自覚が無くなった時、人ははじめて年をとるのです。年月は肌にしわをきざみますが、情熱を失うと魂はしわだらけになります。。。疑い、恐れ、絶望すれば、それだけ老けこみます。若さを保つには、若いという信念と自信と希望を持ち続けることです。」

 

・私達はしばしば、自分自身のなかで探さなければならない欠点を、他人のなかに見てしまいます。非難したり責めたりするのはやめましょう。あるがままの姿を受け入れて、他人を変えようとする前に、自分自身を変える決心をしてください。

「自分の人生は自分で責任をとりなさい。」

 

・すばらしい友情を育てるのは、人生のさらなる幸せと喜びを見つけるもっとも確実な方法のひとつです。

 

・大切なのは毎日、一番愛する人達の食事をする時間をつくり、もっと豊かで有意義な家庭生活を築く努力を常に心がけることです。

 

・自らが偉大と認める目的ために自分自身が使われること、それこそが人生の真の喜びである。

 

ビタミン40

人生はかなりピクニック

本文から

 

・自分のサイズを「何か」で測っていない人は素敵だ。「素敵な人」と「素敵と思われたい人」の違い。人のエネルギーを奪ったり奪われたりしない。「自己完結した」生き方。

 

・穏やかな心でいよう。心が乱れそうなときこそ平常心でいよう。自分の心が中心にあるとき平常心はやってくる。

 

・いいことの起きた時のあなたの気持ちってどんな気持ち?何があなたの胸の中にあふれだす?何色の風が吹いている?何色の光が射している?心のリズムはどんなリズム?「うれしい」をカタチにするとどんなカタチ?かっこいいあなたってどんなあなた?「楽しい気持ち」を先取りしながら生きていこう。

 

・あなたは誰?「仕事をしているあなた」「家族の中のあなた」「彼女・彼氏としてのあなた(夫婦として)」「母・父としてのあなた」「子供としてのあなた」「個人としてのあなた」等。ひとつひとつの役柄の世界で「何が起きているか?」を把握してみよう!ひとつひとつの役柄の中での「未来のヴィジョン」を創りだしていく!!今のドラマのスターリーを未来へどう続けていきたい?想像に制限を加えないのがコツ。人は想像できることを実現する力がある。

 

・「悩んでいる人」は「迷っている人」。「実現させるぞ!」を決めること。この道はまだまだ先まで続いている。こんなところで躊躇しているわけにはいかない。具体的に動いて、ドンドン前に進めていこう!

 

・大切なことをする。「重要で緊急」なことが一番大切。今日やらないといかない「重要で緊急」は何?それを今日のスケジュールに書き込む。「重要だが緊急ではない」と「重要ではないが緊急」、どっちが大切?

二番目に大切なのは「重要だが緊急ではない」こと。未来を創ってくれるエリア。ここを意識すると未来が手に取るように見えてくる。1日にこなせるスケジュールは限られている。スケジュールにも優先順位をつけていく。大切なことをする!

 

・「どのドアを開ければいいか分からない」…自分の中の声を聞きなさい。あなたは知っている。(耳を澄まそう!その声はかなり小さい)

 

・未来のヴィジョンをハッキリ持とう。強く強く心から望んだことは実現する。

 

・この問題が解決したときの気分はどんな気分?安堵感、幸せな感じ、暖かい、明るい、うれしい、ハイ…その気持ちで心を満たす。それが出口だ!その気持ちで心を満たしながら問題に対処していく。その手順は、

1.     問題がおきているという事実を受けとめる。

2.     「何が起きているのか?」を把握する。

3.     「それをどうしたいのか?」を考える。

4.     「そうなる為には何をすればいいか?」を見つける。

5.     それがもう解決してしまったようなさわやかさで行動する。

道に迷っても焦ることはない。また出口を見つければいい。

 

・ひとつひとつの言葉を大切に話す。「あなたも正しいし私も正しい」という姿勢。可能性を否定しない。

 

・変化している自分に気付くことで新しい自分を発見する。少し受ける影響が、大きい収穫。

 

・自分のサイズを「何か」で測ってしまう。その罠にかかると実力は発揮できない。自分のサイズを「何か」で測っていない人は素敵だ。「素敵な人」と「素敵と思われたい人」の違い。人のエネルギーを奪ったり奪われたりしない。「自己完結した」生き方。安定している人は「穏やかさ」と「力強さ」のオーラを放っている。あなたの偉大さを知っているのはあなたです。

 

・知らず知らずに口にしている言葉にあなたは影響されている。口癖は人生の方向性を決めている。明るい言葉を口癖にしよう!「全てはうまくいっている!」

 

・素直に気持ちを表現できる人。さえい気なくほめてあげられる人。欠点を責めることなくアドバイスを与えられる人。その人の未知なる部分に話しかけられる人。ヴィジョンで伝わり始める。「焦って何かを話す」と「何か」は伝わらず、「焦っている環境・波動」が伝わる。気持ちいい空間を演出しよう。伝えるのはあなたの心のカタチ。

 

・憧れる人を真似て振る舞い始める。気付いたときにはあなたの周りに沢山の人が集まっている。

 

・あまりに素晴らしい人に出逢うと、刺激が強すぎて落ち込んだりすることもある。最高の出逢い!落ち込んだりしてしまうのは知らない間に自分とくらべているから。くらべない、くらべない!不幸は対比によってうまれる。くらべている間は誰とも出逢えない。偉大さを受け入れよう!心の準備が整えばすごい人はあなたの前に現れだす。

 

・素敵な「ありがとう」に出逢うともう一度聞きたくなる。素敵な「ありがとう」は、次の「ありがとう」を連れてきてくれる。全てのことを受け入れて感謝する気持ち。「ありがとう」は魔法の言葉。あったかい何かが拡がって冷たいモノも溶けていく。

 

・目の前の壁から逃げてはいけない。解決できる壁しかあなたの前には現れない。ハートを鍛えよう。

 

・出逢いによって全ては始まる…これから出逢う「友達」によって僕は新しい自分と出逢う。

友達は「自分自身を写しだす鏡」。僕が友達の中にイヤなものを感じることがあるとすれば、それはきっと自分の中にも存在する何か。僕が友達の中に「素敵」を感じることがあるとすれば、それはきっと気付かないうちに自分の中にも存在している何か。

 

ビタミン41

父よ母よ

本文から

 

・父よ!またカラオケ、いっしょに行こう。けっこう歌うまい親子だね。

 

・カラオケの好きな父よ。たまには、お母さんもいっしょに歌ったって。

一人で寂しそう。でも、私はいや。

 

・父よ!この頃、お酒を飲むとすぐに寝てしまうね。老いてきた体に母は気づいて寂しそうだった。

 

・父よ母よ!私の貯金から10万円なくなっているのに気づき、「私のお金どうしたの?」と尋ねたら、「後で倍にして返してあげるから」と言って、はや7年。早く倍にして返すように。

 

・お父さん!僕が腕相撲で勝ってしまったとき、なんか寂しかった。

 

・父よ!自分のYシャツをアイロンしてる姿が、かわいそうです。…今度、私の服も、アイロンしてください。

 

・父よ!背中が丸くなってきたね。久しぶりに肩たたきしたら、「上手になったなぁ」と笑ってくれた。なんか目頭があつくなっちゃったよ。

 

・父は最近、優しく話しかけてくる。いままで怒ってばかりいたのに。年なのかなーと思うと哀れにみえる。でも、ついきつい返事をしてしまう。ごめんね、心のなかで謝る。

 

・父よ母よ!一生かかっても、私のことなんて理解できないと思うよ。

 

・口を開けると、勉強、勉強。父よ母よ!一回言えばわかります。

 

・テスト前でも「眠いときは寝て、目が覚めたら起きたらええのや」と言う母の一言は、妙に私を落ちつかせる。

 

・兄よ!あまり親に心配かけんなよ。いつも俺は、母さんの白髪抜きやぜ。

 

・父よ母よ!最近わがままばかりでごめんね。

けれど信じてほしい。あなた方の娘はいま一生懸命いきてるんだよっ。

 

・母よ!お弁当まいにちありがとう。冷たいけれど、あったかい。

 

・父よ!ハゲになってきたら一緒にあるいたらんて、言ったけど嘘…ボケたって歩いたげる。

 

・「取って」という父、それを取る母。

お母さん!どうして「取って」だけでわかるんですか。私には不思議です。

 

ビタミン42

息子よ娘よ

本文から

 

・娘よ!「もう17年間も生きたか」と、しみじみ言うのはやめて。父さん母さん、まだ45年間しか生きていないのに。

 

・いまはお母さんの悪口言うとるけど、約20年後には、私も娘の悪口言うとるんやろか。あー老いていくのが怖い・・・・現在、花の17歳。

 

・娘よ!父ちゃんのトランクス見つめて、「これ私がはいたらショートパンツに見えるかな?」と本気で考えやんといて。父ちゃんのパンツが一枚減る。

 

・娘よ!いつもふざけてばかりいるお父ちゃんだけどやけど、それが精いっぱいの愛情表現やで、やさしくしてやってネ。

 

・洗濯ものを入れてくれて、買い物にも行ってくれる息子よ!あなたはとっても良い子です。感情的なドラマを見て、涙をこらえるやさしさをいつまでも忘れないで。

 

・娘よ!あんたのことボロクソに言うのは、耐える力をつけるためや。何にも私のためやない。あんたの将来のためなんや。

 

・親は子どもに、ひたすら、よい学校、よい就職、よい結婚、えらい人なるのを求める。

子どもには親からの過剰な期待がたまらない。身体さえ丈夫なら、それ以上のことは言うまい、という初心に親が立ち返ってくれることを切望している。だが、そんな甘いことでは世の中渡っていけないことも、当の子どもがいちばんよく知っている。

 

・娘よ!最近、あなたが遠くに見えたり近くに見えたりするのは、母が老眼になったせいでしょうか。

 

・私たち団塊の世代は、戦後の苦しい時代を、息子や娘からみれば祖父母ですが、やっとの思いで育ててくれたのを知っています。息子や娘には二度と苦しい思いをさせたくないと一生懸命に働きすぎるほど働き、日本は豊かになりました。息子や娘たちに言いたい。

特にお年寄りに対する言葉づかいはとても気がかりです。「ジ○○」「バ○○」とは何ですか。エッ、私たちのことですって。

 

 

・娘よ!17年間、いっぱいいっぱい愛してきました。これからは、あなたが、いっぱいいっぱい愛する人を見つけてください。そして、自分自身を、いっぱいいっぱい愛してください。

 

・父よ母よ!貴方たちの望むような子に、育ってあげられなくてごめんなさい。せめて貴方たちのお葬式だけは、パーっと派手にやって、最初で最後の親孝行してあげるからね。

―娘よ!最初で最後の親孝行に、立派な葬式をしてくれるだって?言ってくれるじゃないか。やってもらおうじゃないか。世間並みでない立派なやつを。…でも、母より早く死ぬな。人生最大の親不孝だから。

 

ビタミン43

心のとびら

本文から

 

・何にもない日なんてない。

 

・私のライバルは昨日の自分です。

 

・何かに失敗すると、人や環境のせいにして 何かに成功すると、自分の手柄だと人は思ってしまいがち。でもそうなっちゃだめ。

 

・どうせハプニングがやってきたのなら、それを楽しんじゃったほうがお得です。人生、なんでも楽しんだもん勝ちっ!!

 

・目の前に大きな壁が立ちはだかったらどうするか?

壁を壊す

壁を飛び越える

壁の終わりを見つけてまわり込む

地面を掘って攻める

壁を壁と思わない

潔くあきらめる

どれも素敵な選択肢。

 

・いじわるな人がいてもムカついちゃダメです。イライラしちゃダメです。

あっちの望み通りになってしまったら自分もあっちのいじわる星人レベルに

なってしまったことになります。

心の中で「はいはい、子猫ちゃんごくろうさま」と受け流しちゃいましょう。

 

・みんな、愛されている。どんな人も、誰かに愛されている。

そんな人達をたった3文字でキライと切りつけるのは悲しいこと。

そのエネルギーがあるのなら、夢を叶える方向に使いましょう。

 

・しわは、いっぱい笑ったしるし。

 

・胸の痛みというものはちゃんと感じていたいんです。お友だち、好きな人、家族…大切な人に話したら痛みはやわらぐだろうけど・・・。

でも生きていく上で必要な痛みだと思うから、つらいことは人にはあまり話しません。

それってつらいかもしれないけど、ぐっとこらえると強くなれる気がします。

ストレッチと一緒。1回目頑張れば、その次はちょっと楽になる。

堪えることは、心のストレッチ。

 

・「ありがとう」と直接あなたに言える、この距離にありがとう。

 

・欲望を満たしてくれるのだけが神様ではないと思います。ご褒美を与えてくれるのも神様。試練をあたえてくれるのも神様。

苦しい時ほど

「成長させていただき、ありがとうございます。」と

手を合わせたいものです。

 

・人の幸せの量はみんな同じ。

大事なのは幸せをちゃんと幸せと感じられているか。

幸せを当たり前と感じてしまってないか。

その違いで幸せそうな人、そうでない人

変わってくるんだろうなぁ。

 

・どんなに悔やんでも過去は変えられない。どんなに頑張っても過去には戻れない。だったらもう前を向いて歩くしかない。

「起こったことは全て正しい」「選択したものは全て正しかったんだ」

…そう思いながら歩いています。

 

・疲れはおうちに置いていくもの。仕事場に持って行くものではありません。持って行ったとしても、こっそりこっそり持って行って、楽屋にしまっておくべきものです。

 

・自分にとっては10万回のうちの1回の出来事でも、その人からしたら大切な、

人生の中のたったの1回かもしれない。1つ1つ、1回1回を大切に。

 

・「忙しい」という言葉は使わないようにしています。

“忙”という漢字は“心”を“亡”くすと書くからです。

「忙しい」ではなく「充実」「疲れた」ではなく「がんばった」

口からでる言葉はハッピーな響きの方がいいです。

 

・自分のコンプレックスを人が“チャームポイント”としてほめてくれたら笑顔で受け止めましょう!自分のコンプレックスを人がマイナスポイントとけなしてきたら「え?チャームポイントですよ?」と笑い飛ばしましょう!

 

・涙が出るほどつらいことも10年後には立ち直れる。20年後には笑えてる。50年後には忘れているかもしれない。今はこの今があるけど数十年後には数十年後の今がある。簡単じゃないかもしれないけど、前を向いて歩こう。

 

ビタミン44

IKKO女の法則

本文から

 

・自分の思い込みがあるうちは新しいことを吸収できない。「でも」「だって」という反発は、自分の思い込みやエゴがあるから出てしまう言葉。

 

・どんなに努力してもひとりよがりでは実を結ばないものです。そのときそのとき、人から言われたことを素直に理解しようとする心が大切なんです。

 

・人は豊かな表情があってこそ、容姿が生かされるものだと思います。

 

・一流の人に接していることで、自分も徐々にそのレベルになっていくものです。

 

・人生の風を嗅ぎわけるためには、五感で感じながらいきていくことが大切です。触角、嗅覚、視覚、聴覚、味覚の五感すべてをフルに働かせ、道ばたの草花や街行く人々など、日々何気なく見ているものや、普段口にしている料理などに意識を持っていくんです。

五感を働かせてみたときに、印象に残るものが今のあなたにとって必要なものなのです。

 

・一生懸命努力することは大切です。けれども行き詰ったら一度肩の力を抜いてみてください。「こうでなければいけない」という概念にとらわれていた心を解き放つことで、新たな可能性を引き出すことができ、本当の「私らしさ」というものも発見できるはずです。

 

・一度きりしかない人生だからこそ、今自分にとって必要なものはなんなのかをしっかりと見極めて、それに力を注ぐべきだと確信しています。夢というのは周囲の人の協力もあって実現していくもの。後ろ足で砂をかけるような生き方だけはしてはいけないと、かたく心に誓っています。

 

・「タイムリミットを決める」3年、5年、10年と期間を決めて、そこに向かって少しずつでも進めばいいんです。出口が見えていればきっとがんばれるはず。その少しずつの前進が、やがては大きな実となるのだから。

 

・余計な敵を作らないための心がけとして、自分がステップアップして後輩ができても、常に初心を忘れずに、どんな人に対しても謙虚な気持ちを忘れないでいてください。

 

・常に次の展望を想定する必要があります。死にものぐるいのときにこそ次のことを考えるべきいなんだって。先を見越していれば、「今はこの状態がベストだから、がんばって続けていこう」と、必死にやっている現在の自分を客観視することができます。そして現状をきちんとつかむと、次はどういった展開をしていくべきかがおのずと分かってくるのだと思います。

常に次の展望を考える。それは夢を実現させ、目標を達成させるための、大事な自己プロデュースのひとつ。そう確信しています。

 

・仕事で大事なのは、その仕事が好きなこと、情熱と体力があること、そしてセンスがあることだと思います。

 

・悪口は不幸の始まり

笑顔は幸せの玉手箱

感謝の気持ちをいつも持つ

安定は後退

幸せオーラは美人を作る

自分を愛することが大切

相手は変わらない。だから自分が

苦しいときこそ目標を!!

 

ビタミン45

世界一の美女の創り方

本文から

 

・自分の魅力を高めるためには、最善のルートを見つけなくてはいけません。そのためには、あなたのためを思ってアドバイスしてくれる人の意見に、きちんと耳を傾けること。

 

・メイクは自分の美しさをプレゼンテーションする手段。多くの女性たちが抱いている「メイクは自分を隠すためのもの」という考え方はまったくの誤解。

メイクとは、本来の持ち味プラスアルファの魅力を伸ばし、表現するテクニック。そのためには、ベースとなる素顔をベストな状態でキープさせておくことが大切。ヘルシーな食事を心がけたり、運動で汗を流したり。メイクテクニックを学ぶと同時に、健康的な美しさを追求するのが私のやり方。

 

・自分の将来については、大きくて具体的な夢を思い描く。小さくて曖昧なビジョンしか描けない人は、成長しないままでおしまい。

 

・堂々と振舞っている女性は、周りの目には自然に「美しい女性」と映るもの。

 

・若い女の子たちは、人生に迷って、道を間違えそうになることがあるそういう時のために、家族以外に、もう一人信頼できる人を持つといいでしょう。そして自分のためを思って客観的に述べてくれる意見は、かけがえのない財産よ。

 

・日本人であり、国際人であること。

外国語を自由に操るインターナショナルな女性になるのは、素晴らしことよ。でも日本人に生まれながらアイデンティティを失うなんて、ちょっとおかしいわ。インターナショナルな部分と日本女性らしい部分をバランスよく持っていることが大切。

 

・すべての女性がキャンパスを持っていて、そこにはどんな夢も描くことができるのよ。でも「私には無理」と思ったら、おしまいね。前に進む勇気や決断力を持っていれば、必ず願いは叶うのよ。

 

・“スキニ―”と“スリム”の違いを知って。

 

・日本の女の子たちは、幼い頃から両親に大事に育てられて、まわりには者が豊かに溢れている。ハングリー精神を養う機会はゼロね。環境に恵まれた日本人は世界の厳しさをまったく知らないのよ。目を覚ましなさい!

 

・どんな方向からでも、人々に注目されるのは喜ばしいことなんだから。存在感がまったくなくて無視されることのほうがよほど重大問題よ!ネガティブなことは笑い飛ばせばいいじゃない。

心をふさいでしまうと、表情までアンハッピーになる。目が曇って、明るいビジョンが描けなくなってしまう。自信を失わせ、「私なんて美しくない」と思いこむようになってしまうわ。それは無意味な悪循環で、女性にとって何一つ有益ではないのよ。

 

・外の世界では自己主張のできない女性は一人前として扱ってもらえないのよ。「恥ずかしい」「間違えたらどうしよう」という気持ちを乗り越えれば、もっとコミュニケーションができるはず。自己主張を恐れないで。

 

・初めからパーフェクトに美しい女の子なんて一人もいないのよ。「私なんて普通」と思っているあなたにも、世界へ羽ばたくチャンスは平等に用意されているわ。

 

ビタミン46

ちいさなあなたへ

 

私の大事な大事な小さな女の子にプレゼントした本。

結局自分でも買ってしまった。

母親の子供に対する気持ち。大きくなるにつれて感じる気持ちを簡単に、でも、はっきりと書かれている本。母親という存在。国籍、環境関係なく、世界中の全ての母親が共通に持っている感情はきっと同じなんだと思う。

 

本に書かれている言葉一つ一つが暖かくて、やさしくて、人生で経験するであろう喜び、悲しみ、楽しみ、切なさ、愛しさなどがすべて詰まっている。

 

子供がお腹の中にいるとわかった時の思い、それからの10カ月間。そして、生まれてからの時間。大事な存在だからこそ、心配で、助けたくて、叱って、笑って。一緒に過ごしていく。

本にも書かれているように、赤ちゃんだったわが子が、いつの間にか子供になり、大人になり、そして、自分を越していく。そんな過程を見ているのはきっと幸せなことなんだろうなと思う。

 

人を生み、育てる。人が人を育てる。それが可能なのか?とふと思う時がある。でも、子供に対する愛情というのは、また違うんだろうな。万人みんなによくしていけたらいいい。でもまずは一番身近にいる人達によくしていくことも大事。

 

私も母親にこのように思われているのか?私も子供が産まれたら同じようなことを思うのか?

まだ結婚もしてないし、子供もいないけれど、いつか子供ができたらその子に読んであげたい。

愛しいわが子に。そして、子供達に。

みんな愛されているんだよって。

オンマ、ありがとう。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

内容の一文

・「いつのまにやらあなたはおおきくなって、わたしのあかちゃんは、わたしのこどもになった。」

・「やがて、せいいっぱい手をふりながらしだいにとおざかっていくあなたを見送る日がやってくる。」

・「あなたは振り返り、あんなに大きかった家がとてもちっぽけに見えることに驚くだろう」

・「いつかあなたも、たくましくなったその背中に小さな重さを背負う時がくるかもしれない。」

・「そうしていつか長い年月の果てには、あなた自身の髪も銀色に輝く日がやってくる。」

・「私の愛しい子。そのときには、どうか私のことを思い出して」

 

ビタミン47

ワンピースのフィロソフィ

本文から

 

・人類の文明の進化は、まずは強力な支配者の登場と社会の階級化をもたらした。わずかな支配者とその下にいくつもの社会的な階層が決められ、固定化していった。自分の職業も勝手に決められず、自由に土地を離れることも許されず、かんじがらめの世の中が長く続くことになった。

 

・真に自由な人間というのは、権威や圧力、暴力に屈することはない。自分が正しいと思うことをやる。こういう人間同士が本当の友達や仲間をつくれることになる。年齢も関係ない。そしてもし、友達や仲間が誰かに傷つけられた時は、決して許さない。体を張ってでも、命をかけてでも、友達を助ける行動を起こすのである。“真に自由な人間”

 

・ルフィの言う「いい奴」とは、“真の自由”、人を支配などすることなく誰よりも自由になるために共に命がけで戦いぬいてくれる仲間だ。こういう仲間が集まってくる最大の条件は、本人に強い信念があることだ。自分がきめたことのためにはたとえ死んでもまったく悔いがないとハラをくくっていることだ。こうしたブレのない信念には、必ずすぐれた共鳴者、仲間が集まってくる。

 

・人は一人ではそこまで強くなれるものではない。死んだ大切な人達への思いや、霊魂、そして仲間の存在、目標となるライバルの存在。こういう中で強くなり、そして大きく成長することができるのである。

 

・心から感謝することは、そしてそれを忘れないでいることは、できそうでなかなかできるものではない。「感謝」の大切なことはよく説かれるが、それほどに人は、他人への感謝をすぐ忘れてしまうものだ。それを忘れないでいられる人は本当に少ないのである。そかし、そのような人こそが本物の夢実現人間となれる。

 

・他の動物と違って、人間は自分一人では何もできない存在だ。人にもそれぞれの個性と能力がある。それをうまく合わせ協力することで大きな仕事ができるようになる。世界にはまだ自由でない人達、差別的扱いを受けている人達、虐げられている人達も多い。しかし、結局最後に生き残れるところは、“自由”と“独立”“個性”“平等”そして“協力”“助け合う”人達がいる国と社会となるはずだ。なぜならそれが最も力を生み出せるからだ。そして何より人は自由と自分の夢実現を求めるものだからである。

 

・英雄の条件

1.笑顔の素晴らしさ(それを見たさに人が支える)

2.情の深さ

3.死を恐れない度胸と覚悟

4.奇跡のような運の強さ

5.多くのひとたちの幸福のために自分の人生を差しだす

 

・人はいつ死ぬと思う…?心臓を銃で撃ち抜かれた時…違う。不治の病に犯された時…違う。猛毒キノコのスープを飲んだ時…違う。人に忘れられた時さ…!!

 

・国民がいて国というのはできる。国民がいなければ国はできない。つまり、結局のところは国民が国をつくるのである。国民のために国はあるのだ。

 

・「人が空想できる全ての出来事は起こりうる現実である。」

 

・船長などのトップやリーダーというもののもっとも重要な役割が“決断”することだ。これがあやふやとなり、決断がなされないままでいるとまさに、“羅針盤”なき船のようなものとなる。組織はバラバラとなり、目的も達することができず、ついには壊滅していくことになる。日本人のトップやリーダーに足りないのがこの「決断力」だとされる。

 

・真の仲間ができるには2つの条件がある。

1つはすべてから自由である人間の存在。何者にも支配されず自分の正しいと思うことやりたいことをやれるという状態である。もう一つは誠実な人であること。

 

・自分がやりたいこと、自分が正しいと思う道を歩み、自分を磨くことこそが真の仲間をつくるために最も求められることなのである。

 

・「仁義」。「仁」とは、人やまわりの者への心づかい、思いやりそして愛である。特に人の上に立つ者にとって最も重要とされる徳である。「義」とは、正しい道理にもとづく決断と行動である。「武士における起きての中で最も厳格なる教えである」「仁義」とは、日本においては、仲間うちの掟をさすことにもなった。

 

・本当にモテる男は、ルフィのように夢の実現、大きな志の実現しかも世の中を正しい方向に大きく変えるようなことに挑戦しつづけるような者であろう。また本当にモテる女性とは、そういう男に元気や勇気を与え、明るく前向きにさせられつづける人であろう。男は、女につくられる面があるのだ(母そして恋人、妻)。結局、見た目のよさというのは、第一印象のときぐらいしかあまり意味を持たない。

 

・一人の力はどれほどすごくても限界があるのだ。大きな仕事を成し遂げていくには、そのために必要な人の助けがなくてはいけない。真の強運の持ち主というのは、そんな人のことをいう。

 

・人は一人では生きられない。大切な家族や恋人あるいは大切な仲間がいて、その人達と心がつながっていることを確認できることが、真の“生きがい”なのである。お金も名声もその“生きがい”に奉仕する手段であることを忘れてはならないだろう。

 

・“生きがい”というのは、自分の大切な人達と心がつながっていることを確認すること。この「心のつながっていること」とは、自分の成長していく姿(自分らしく精一杯に生きていくこと)をみてくれる、支持してくれるということでもある。その過程にはつらいことも多いだろう。助けることも、泣くことも、逃げまわることもあるにちがいない。しかし、そういう姿を見守り、暖かく応援してくれ、励ましてくれる人たちがいて、それを励みにして、よしもう1回がんばろうとなんとか乗り越えていく。これが人の成長ということではないか。

 

ビタミン48

最後だとわかっていたなら

 

当たり前のように過ごしている、毎日。

もしこれが最後だとわかっていたら。

きっと私達の行動は違うだろう。

日々暮らしながら、面倒なことや、後回しにしてしまうこと。大切なことなのに、ちょっとあとでやればいっか。と思ってしまう傾向がある。

もし、1時間後、何かが起きて、いなくなってしまったとしたら。それは自分かもしれない。他の人かもしれない。もし、いなくなってしまったらって。一時期考えたことがあった。

それは、大学に通っていた4年間。韓国に留学していた頃のこと。特に家族に対して。

日本は地震の国。震度3くらいの地震はしょっちゅう起きる。このくらいの揺れにみんな慣れている。でも、常に言われていることだけれど、今までの地震のデータの波から見て、関東大震災なみの大きな地震が本来1990年代に起きると言われていた。それが、関東ではなく、阪神、去年は東日本で大きな地震が起きた。自分も日本にいる分にはまだいい。でも、これを韓国にいる時にニュースを通し知ることになったら。生きた心地がしないだろう。場所が問題ではないし、非常識な考え方だとも思う。でも、やはりいきなりいなくなるという想像はできないのだ。大学生活4年間それだけが唯一不安要素だった。

離れて大切さがわかる部分もある。だから、いる時にできる時にできることをやってあげたいし、やろうとした。でも、近くにいるといることが当たり前になってしまい大切だけど、日々の生活がただ流れていくようになる。

毎日緊張しながら、もしこれで最後だったらって思う必要はないかもしれないけれど、やはり人はいつどうなるかわからないし、同じ明日が来るわけでもない。

単純に考え方だと思うけれど、常に感謝の気持ちを持ち、常に精一杯生きていく姿勢を私達みんなもっていかないといけないよね。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

内容の一文

・あなたがドアを出ていくのをみるのが最後だと分かっていたら

私はあなたを抱きしめてキスそして、そしてまたもう一度呼び寄せて抱きしめただろう

・たしかにいつも明日はやってくる。でももしそれが私の勘違いで今日で全てが終わるのだとしたら、私は今日どんなにあなたを愛しているか伝えたい

・若い人にも年老いた人にも、明日は誰にも約束されていないのだということを、愛する人を抱きしめられるのは今日が最後になるかもしれないことを

・空いたが来るのを待っているなら今日でもいいはず。もし明日が来ないとしたらあなたは今日を後悔するだろうから

・「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を伝えると起きを持とう。そうすればもし明日が来ないとしてもあなたは今日を後悔しないだろうから

・愛する人を失った時、どんなに心を尽くしても自分の足りなさを歎かずにはいられない。それはもしかしたら、その人を忘れないでいたいという心の表れなのかもしれない。自分のためよりも、むしろその人の魂のために。

 

ビタミン49

君を幸せにする会社

本文から

 

・特に大きな失態がなければ、お客様は不満を口にしたい。でもそれはお客様の期待を上回ったことにならない。期待を上回らなければお客様にまた来ていただけることはないし、いい口コミも広がらない。

 

・洋服も、服としての機能だけだったら、一番安い服でいいはずだ。それでもおしゃれな服を買うのは、それによって幸せになりたいから。

「人はみんな幸せを求めている。人はみんな幸せになるために生きている。それなのに企業活動によって人が不幸になったら、わざわざ莫大なコストをかけて企業が活動する意味はないじゃないか。」

 

・利益はお客様の対価であり、自分はお金のためだけじゃなく人の幸せのために働いている。働くのはお金のためだけじゃない。人を幸せにするためなんだ。

 

・自分が相手を信頼しない限り、相手は自分を信用しない。

 

・本心からの笑顔でなくても、鏡の前で笑顔を作る練習をするだけで気持ちが前向きになり、心が晴れやかになる。顔の表情と心は連動しているらしい。

 

・周りの雰囲気を暗くするのも自分なら、周りを明るくするのも自分だった。

 

・できることからひとつずつやっていこう。

 

・幸福は外に求めるものではなく、幸福は自分のなかにあった。幸福の源は身の回りにあふれていて、そこに意識を向け感謝できるかどうかの違いだけ。

 

・身の回りのすべてに感謝し、ビジネスをさせていただいているという発想になり、自分達が大自然のなかの一員だと思えば、環境問題は自分の問題になる。環境を破壊するのは自分を破壊することなんだ。

 

・自分が追い求めているもの。それはつねに笑顔で感謝の心を忘れないこと。

 

・当たり前のことが決して当たり前ではない。生きていられることさえも感謝の対象になる。

 

・誰かと競ったり比較したりしない。だからつねに感謝の心を持ち続けることができる。

 

・深い幸福感を味わうのに、お金が必要だったろうか?本当の幸福を味わうのに、お金は必要ではない。成功することそのものが目的なんじゃなくて、自分や自分の大切な人達が幸せになることが目的なんじゃないか。

 

・自然は互いに競ったり比較したりしないで、それぞれに美しい。

他者と競ったり比較したりするんじゃなくて、自分がより素晴らしい心を持てるように、自分が成長していけばそれでいい。

むしろ他者に勝つよりも、自分に克つことのほうが難しいかもしれない。

 

・「物事にはすべて陰と陽の二面がある。今見えている月の反面は、太陽が照らしている部分。でも半月後には、反対側が照らされる。そうすると、陰だった部分が陽になって、陽だった部分が陰になるのか。陰と陽は、どちらから光を当てるかの違いなんだ」

 

・すべての出来事、失敗や挫折など、一見すると悪い出来事であっても、すべてその裏にいい面があるように感じる。失敗を失敗として捉えると、つらいだけ。でも、失敗は大切なことを学び成長するためのチャンスだ。

 

・人はみんなありのままで十分素晴らしいんだ。

 

・サービスは形ではない。あらかじめ準備しておくものでもない。そのばその場の状況に応じて、自分達の価値観にもとづいてお客様の幸せを本気で考えた結果、自然と生まれてくるもの。

 

・宇宙そのものが愛なんだ。世の中には不条理なこともたくさんあるけど、でも宇宙は僕たちを生かそうとしてくれている。宇宙そのもの、大自然そのものが愛だからこそ、愛をもってビジネスをしていると、すばらしいことばかり起きる。

 

・まず自らが幸せになること。衣食住が満たされていること、ビジネスができること、生かされていること、すべてが感謝の対象になる。

 

・愛と感謝の心をもって生きていると、シンクロ二シティなど、人智を超えた不思議なことがたくさん起きてくる。大いなる力に守られながら、自然とものごとがうまくいくようになる。

大切なのは、愛と感謝です。

心理はきわめてシンプルなのです。

 

ビタミン50

後悔しない生き方

本文から

 

・後悔とは、すべきでないことをしたことと、すべきことをしなかったことで、どちらも不幸、失意、自責の原因になる。後悔とは、自分の振る舞いがもたらすネガティブな感情のこと。

もしそれをすれば(または、しなければ)、後悔することになるか?

もしそれをすれば(または、しなければ)、後悔を避けることができるか?

後悔は間違いと同じではない。

 

1.自分の思いに素直になる

・ビジョンを実現するうえで障害となるものに意識を向けるのではなく、その障害を乗り越えて成功するにはどうすればいいかを考える。現状を変えるための画期的な方法を見つけ、それを実行に移す。

 

・人生の目的が他者の承認を得ることだけになってしまうと、個性を発揮することができなくなる。自分らしさを発見し、個性を発揮する勇気を持てば後悔せずにする。「自分の心の声を見つけなさい」

 

・どんなに用事が多くても、後悔せずに生きたいなら、一番大切なことを優先しなければならない。「人生で一番大切なことは何か?」といつも自問し、それを優先させる。

 

・幸せになるためには自分の気持ちにしたがわなければならない。

 

2.11日を大切に生きる

・人生はなんらかのきっかけで変わることがある。毎日を大切にし、最高の自分になる努力をする。現在の自分となりたい自分のギャップを埋める。

 

・今この瞬間を最大限に活用する方法をかんがえなければならない。浪費した時間は失われた時間であり、すべて後悔の原因になる可能性がある。無計画に時間を過ごしていると、何も成し遂げることができず、いずれ後悔することになる。人生を最大限に生きるために、毎日を大切にする。

 

・記念すべき瞬間に見る、聞く、感じることをすべて心に焼き付ける。一瞬の美しさ、歓喜、祝福、神秘、感動、脅威。たとえその瞬間だけ生きていたとしても、生きていてよかったと思える一瞬のときめきを。人生の素晴らしい瞬間を心に焼き付ける努力をすれば、それを忘れて後悔することはない。

 

3.現状を打ち破る

・うまくいっていないことをやめると、創造的で生産的なエネルギーがわいてきて後悔から解放される。好ましくない人間関係であれ、自分に合わない仕事であれ、出口が見えない状況であれ、現状を打破する勇気を持とう。今のままでいることによる後悔から自分を解放し、新しい方向に一歩踏み出そう。

 

・多くのことを下手にするより、ひとつのことを上手にするほうがいい。最も優先順位の高い物を選び、そこから始める。

 

・自分の運命に対して絶対に後悔しないこと。自分が不利だという現実に屈して後悔するか、自分の強みを生かす創造的な方法を探し求めるか。逆境を機会に変えるという気概を持って試練に立ち向かう。

 

・人を傷つけたりけなしたりする人を避ける必要がある。最高の資質を引き出してくれるポジティブな人と付き合おう。

 

4.困難に挑戦する

・失敗するかしれないことに不安を抱き、何もしようとしないことすらある。リスクをとらなければ、失敗せずにすむこともある。でも、逆にリスクをとれば、成功するチャンスがある。失敗のリスクを避けるのではなく、成功する可能性に賭ける習慣を身につける。自分を信じ、能力を信頼する。思い切ってやってみれば成功したかもしれないという後悔を未然に防止しよう。

 

・人はみな、思っている以上に大きなことを成し遂げる力を持っている。困難な時期を乗り越えるにしろ、締めきりまでに課題をやり遂げるにしろ、何でも。最終的に後悔しないかどうかは、自分を徹底的に試せるかどうかにかかっている。自分をとことん信頼し、不可能だと思えることを達成しよう。

 

・慣れ親しんだ環境で今までと同じことを続けていても人間的成長がなく、後悔の原因になるだけ。安全地帯にとどまるかぎり、成長して潜在能力を存分に発揮することは望めない。安全地帯を抜け出さないなら、リスク回避型の人間になって自己満足と倦怠感につながるおそれがある。安全地帯から抜け出して、自分の新しい一面を見よう。

 

・障害に直面するたびに、目標を見失わずにそれを乗り越える最善の方法をみつけなければならない。障害は決意と忍耐と意志の力の試金石である。試練に直面しても、障害を乗り越えて目標を達成することに全力を尽くそう。

 

・現代は地球規模で人々がつながる時代である。「世の中は狭い」世界のどこかで起こっていることは、私達の生活に即座に影響を与える。自分が今いる場所で率先して多様な文化への理解を深めることもできる。旺盛な世界観を持ち、世界観を広げよう。

 

・人生で後悔しないためには、思いつきでやって試行錯誤を繰り返すよりもメンターに学ぶ方がいい。メンターとは、知識と経験が豊富で信頼できる人のことだ。いろんなことを学べそうな人を見つけ、指導してくれるように頼む。はっきりと自分の意思を伝えて人生の目的を実現するのを手伝ってもらう。

 

5.良心にしたがう

・たんに違っているというだけで人を拒絶するとき、私達は相手の尊厳を否定し、自分の人格的な欠陥を露わにする。さらに、相手の素晴らしさを知る機会を失うことにもなる。お互いの違いを乗り越えて人々を受け入れる習慣を身につける。

 

・誰かを無条件に愛するなら、たとえ欠点に気づいても、それをとがめたりはしない。その人をあるがままに受け入れるという選択をし、その結果として生じるかもしれない不満を受け止める覚悟ができているから。条件付きの愛とは異なる。大切な人を無条件に愛して、会いにあふれた人生を送ろう。

 

・人生でどういう行動を選ぶか迷ったら、正しいことをする。正しいこととは、究極的には良心にしたがうかどうか。後悔しない選択をするかどうか。正しいことをするというのは、人生のあらゆる分野で自分の決定に責任を持つということ。

 

・自分のことばかり考えて後悔するのを防ぐために、相手の利益や立場を重んじる。自分のことよりも相手のことに視点を移す。自分の事ばかり考えず、相手の利益や立場を大切にする。

 

・世の中をよくすることは、善意の力を発揮することである。が良くの塊になることではなく、相手に与えることである。見返りを求めずに、人々の心に明かりをともることである。そうした簡単なことから始めていけば、その分だけ世の中がよりよくなる。欲を捨てて世の中のためになることをしよう。

 

以上ビタミン31~50。

 

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