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[ビタミン26]チーズはどこへ消えた?
投稿日:2012/6/18
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チーズはどこへ消えた?
本文から
・人生は、自由に何のじゃまものもなく歩めるような、まっすぐで楽な廊下ではなく、通るものにとっては迷路で、自分で道を見つけねばならず、道に迷い、わけがわからなくなり、ときには袋小路につきあたることもある。
しかし、信念があれば、かならずや道は開ける。思っていたような道ではないかもしれないが、やがてはよかったとわかる道が。 ―A・J・クローニン
・「チーズ」を探しもとめる二匹と二人。このチーズは私達が人生で求めるもの、つまり、仕事、家族や恋人、お金、大きな家、自由、健康、人に認められること、心の平安などを象徴している。私達はみな、自分にとってのチーズを心にいだいており、それが手に入れば幸せになれると信じて追いもとめる。手に入るとそれに執着し、なくしたり奪われたりすると大きなショックを受けかねない。また、迷路はチーズを追い求める場所を表しており、会社や地域社会化もしれないし、家庭かもしれない。
・「状況が変化しているのに自分は変わろうとしていないのかもしれない。そう思ったことはないか?」
・「変化とは、何かを失うことだと思っていたのが、何かを得ることなのだ。」
・チーズをみつけることは、幸せになるのに必要なものを手に入れることだった。
・「事態は変化している。われわれも変わって、違ったやり方をしなけりゃならないんじゃないか」
・「ここが居心地がいい。ここのことなら、よくわかっている。ほかのところは危険だ。」
・「繰り返し同じことしかしないでおいて、事態が好転しないのを不思議がるなんて。ほんとうにどうかしている」
・「物事は変わることがあるし、決して同じことにはならない。あのころと一緒だよ。それが人生だ。人生は進んでいく。ぼくらも進まなくてはならない」
・変わらなければ破滅することになる
・もし恐怖がなかったら何をするだろう?
これからはもっと注意しよう。変化が起こるのを予想し、変化を求めるのだ。いつ変化が起きるか本能的に感じ取り、それに適応する準備をするのだ。
常にチーズのにおいをかいでみること。そうすれば古くなったのに気づく
・新しい方向に進めば新しいチーズがみつかる
恐怖を乗り越えれば楽な気持ちになる
まだ新しいチーズがみつかっていなくてもそのチーズを楽しんでいる自分を想像すればそれが実現する
・人が恐れている事態は、実際は想像するほど悪くはないのだ。自分の心の中につくりあげている恐怖の方が、現実よりずっとひどいのだ。
・人は考えを変えると、行動が変わるのだ。変化は害を与えるものだと考え、それに抗う人もいる。だが、新しいチーズをみつけられれば変化を受け入れられるようになる、と考えることもできる。すべて、どう考えるかにかかっているのだ。
・早い時期に小さな変化に気づけばやがて訪れる大きな変化にうまく適応できる
変化を恐れていたときは、古いチーズの幻想にしがみついていた。すでになくなってしまっていたのに。変化に早く適応すること。遅れれば、適応できなくなるかもしれない。最大の障害は自分自身の中にある。自分が変わらなければ好転しない。
・変化は起きる(チーズはつねにもっていかれ、消える)
・変化を予期せよ(チーズが消えることに備えよ)
・変化を探知せよ(つねにチーズのにおいをかいでいれば、古くなったのに気がつく)
・変化にすばやく適応せよ(古いチーズを早くあきらめればそれだけ新しいチーズを楽しむことができる)
・変わろう(チーズと一緒に前進しよう)
・変化を楽しもう!(冒険を十分に味わい、新しいチーズの味を楽しもう!)
・進んですばやく変わり再びそれを楽しもう(チーズはつねにもっていかれる)
・「新しいチーズ」に気づいて、自分がそれを味わっているところをイメージするというのは、確かにいい。目の前が明るくなる。恐怖がうすれ、変化を起こそうという気になる。
・「古いチーズ」は、これまでの行動を意味しているのかもしれない。本当に捨てる必要があるのは、関係を悪化させている行動。そうして、よりよい考え方、ふるまい方をするようにすべきだ。
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