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[ビタミン11]ディズニーそうじの神様が教えてくれたこと
投稿日:2012/4/29
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ディズニーそうじの神様が教えてくれたこと
本文から
・「子供がポップコーンを落としても、拾って食べられるくらい綺麗にするんだよ」
ウォルト・ディズニーがこよなく信頼していたカストーディアルの初代マネージャー、チャック・ボヤージンさんが口癖のように言っていた言葉。
・「ダメだと思っても、信じる心を共有することで、限界を越せる時がある」
・ディズニーには4つのキーワードがある。
一に安全、そして礼儀正しさ、次にショー、最後に効率、この4つのキーワードは、その並びが優先順位になっていて、この優先順位に従って行動することによって、ゲストが安心して楽しめる環境をつくることができるんです。
そうじは、パレードやアトラクションを演出するための、部隊作りなのです。
・「自分自身が夢を持っていないと、人に夢を与えることはできない」夢を持ち続けることで、ここにいるゲストだけでなく、ご両親にも夢を与えられるんじゃないかな。
・夢をかなえるためには。限界を決めないこと。これがダメだったらやめよう、ここまでできなかったらあきらめよう。と、自分で限界を決めてしまったら、夢はかなわないかもしれない。夢はあきらめなければ叶う。
・与えられた仕事に対して、限界などないのかもしれない。ここまでやればいいだろう、これだけやったのだから十分だろう。と決めてしまった時点で、ウォルトが求める「完璧」は成立しないのだ。
・「いかに楽をするか」ではなく、「いかにベストな環境を作るか」ということを各々が目標にすることで、キャスト同志がお互いを支え合い、チームに結束力も沸いた。
・「ゲストが床にごみを捨てないためには、どうしたらいいと思うかい?」
「ゲストが床にごみを捨てないためには、そうじをすればいいんだよ。ゲストがごみを床に捨てるのは、捨ててもいいという環境を、キャストである僕達が、作っているからなんだ。そうじは、汚れているからするのではなく、汚さないためにするんだ。汚せないくらい綺麗にすれば、捨てることに躊躇するんだよ。そうなれば、ゴミを捨てる人はいなくなる。劇場の舞台にゴミを捨てる観客はいないだろう?それと同じで、ここも舞台なんだ。僕らは、舞台を作るエンターテイナーなんだよ。」
・「僕たちの仕事は床を綺麗にするだけじゃない。ゲストに夢を与え、幸せを提供することが仕事なんだ。そのためには、第一にそうじが大切なんだよ。そうじは、人を笑顔にする原点だからね。そして何より大事なのは、チームで仕事をすることなんだよ。」
徹底的に床を綺麗にすること。そして、もしゴミや汚れを発見したら、発見した者が、すぐに処理をすればいい。清掃に関わらないキャストも含め、1万人のキャスト全員が、1つのチームとなることで、夢の国は成立する。「掃除するのは誰か」ということよりも、一人一人が「綺麗にする」という意識を持つことで、小さな思いやりは大きな感動に繋がる。「すべてはゲストのために」
・「あなたができるすべてをしてあげなさい。そして、できる限りきれいにしなさい」
「子供のために映画を作ったのではない、誰の心にもある子供の心のためにつくったのだ」
――ウォルト・ディズニー――
誰もがここでは、純粋に人を笑顔にするために、人を楽しませるために、見えない場所でも「自分にしかできないこと」を一生懸命やっているのです。自分に直接的な賛辞がなくとも、ゲストの喜ぶ顔、感動する顔が見られることが至福なのです。ウォルトは、かつてこう言いました。「感動の源泉、それはイノセンス=純粋無垢にあるのだ」と。
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