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[静岡p65、ビタミン7]自分思考

投稿日:2012/3/26

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自分思考

本文から

 

・思考とは、「必ずしも結論に至るものではない。思考の過程とは成功への道筋が存在しない中で、暫定的、実験的、懐疑的なさまざまな糸口らしきものを探し、失敗にも多く行きあたりながら思索を進めるもの」と、イギリスの哲学者ギルバート・ライルは書いている。

 

・原体験を振り返る作業は、自分の素直な心にたどり着くために、とても必要なことだと思う。なぜならそれが、自分の心が感じたり経験したことの源だからだ。過去の自分が、じつは無意識に好きだったこと、惹かれた言葉、あのとき支えてくれた物事、そうしたことが今の自分を構成している。

自分の心に逆らわない決断は、どんなに辛くても「これしかないじゃない」と、なんとか続けることを後押ししてくれる。そのヒントが原体験に隠されているんだと私は考える。

一連の体験の中で、私は心から「動いてみること」の大切さを知った。すべては動いてみなかったら始まらなかった。動いてみて、はじめて知り得たことがたくさんあった。それはもしかしたら本や雑誌に書いてあったことと同じことだったかもしれない。

行動することを躊躇しちゃう気持はとってもよくわかる。でも行動が自分にもたらしてくれるのは、何もその具体的なアクションだけじゃない。アクションした先で出会う人々、新しい世界観、新しい価値観、新しい悩み、葛藤、強さと経験、すべてが動いた代償として自分に与えられる。そう思うと、動く勇気なんて安いかな?と思う時がある。

 

必要な悩み

・子供の気持ちにはすごく本質的なものばかりが詰まっていると私は思っている。「ねんで?なんで?」ってよく子供は口にする。それは大人になると次第に「そういうものだから」っていう言葉に変わっていってしまう。でも「なんで」には、じつは新しい価値観だったり、イノベーションの種がぎっしり隠されていることが多い。

既存の概念ややり方、価値観が自然と道がないところに道をつくっていくのだと思う。

心が感じることを、頭が感じることより大事にするというか、心が感じることに頭でフィルターをかけない感覚が私は重要だと思う。

客観的な意見に人はついていくんじゃない。正しいかどうかわからなくても、そして、おかしくて未完成であっても、とびきり強い主観に人は引かれ、人が集まる。

比較対象を変えるだけで、新しい世界ができる。他人との比較だといつの間にか自分自身のよさも、信念や哲学もあやふやになってしまい、ブレてしまう自分がうまれる。そこに「自分思考」は存在しない。でも過去の自分が、今の自分を評価したら、前より少しでも前進した自分をほめてあげたくなるし、純粋に未来の自分は、今よりも一歩でも前に進みたいと思えるようになるのではと思っている。

 

大事なことがもう一つある。それは、「退路を断つこと」。そこで、自然と覚悟と強さが宿ってくる。他に選択肢のない人と、失敗しても違う道がある人の顔つきはまったく違うし、言葉の重さも変わってくる。そうすると、その人の描く夢に賛同しようと思う人の数も自然と変わってくる。退路を断つのは、本当に勇気がいる。

 

ひどく傷ついたりしても、けっして踏み出した一歩を引き返すことはしなかった。その理由は、「自分が決めたこと」だから、自分をとことん信じた。自分の中で大事だと思う部分は、他人の評価を気にしない。それが自分自身の軸がブレない理由だ。

 

他人の評価は、あくまで他人の評価だ。自分の能力を信じるべきなのは自分自身。

 

自分が社長になって身につけたのは、責任の中で知った「自由の価値」と、苦しさの中で見えてきた「小さな変化に対する喜び」、そして「継続することの尊さ」と「人間がつくり出すものに対する果てしない愛情」だった。

 

世界には様々な価値観が存在する。日本という小さな島国の中で、隣の人が持っているものを、自分が失うことを考えれば、もちろん足がすくむ。けれど、日本という小さな枠から少し外れて、人間としての自分を見たときに、日本人ということだけで、どれだけラッキーな星のもとに生まれてきたのかと感じられる。失敗したって、じつは日本人であるだけで、とても社会から守られていることに感謝したい。

 

20代、30代のうちは多少遠回りに思えても、じつはやりながら学んでいく方が、ずっとずっと私達の成長を早めてくれるのではないかと思っている。

「今の苦労は絶対将来に生きる」。これまでその言葉を信じて‘楽をしない’ことをモットーにやってきたような気がする。もちろん効率的にできることや、ムダの改善は、限りなく徹底していくようになったが、基本的に「楽をする」ことで得られるものに対して、価値をあまり感じていない。

 

本気でやりたいことをやり、楽しんでいたら、仕事とプライベートの境界線が自然と意味がなくなる感覚をわかってもらえると思う。楽しいことは際限ないし、やりたいことも際限ない。そして、それは仕事の目標というより人生の目標。

 

「生物は変化を続けて進化してきた」

 

笑顔は伝染し、さらなる笑顔を生む。お店が笑顔だったらお客様にも笑顔をお渡しできるはず。

 

失敗って何だろうって思った時に、自分自身が本来できたはずのことをやらなかったり、一歩踏み出せば何か見えたはずなのに、その一歩を踏み出さなかったことは、私の中では確かな失敗して心に映る。だから「一歩踏み出して失敗した」っていうことは、私の中ではまっかく失敗には入らない。

 

「もっと高くジャンプするために、今は沈んでいる状態なんだ」

人間として、成功だらけの人生では、成功の意味もそれがもつ喜びも感じられない。失敗があるからこそ、人間は強くなって、最後に掴む成功を心からうれしいと思える。そして、そんな人の魅力は失敗したり転んだりしてまた起き上がるたびに増していくのだと私は思う。だからダメな時は思う。〈もっと高く飛ぶためなんだ〉って。そして〈もっと魅力的な自分になるため〉だって。失敗への恐さも不安もその先に一歩を続けられる覚悟があるなら、きっと小さなものに見えてくるはず。

 

前を歩いていた先人たちが言うことが、いつも正しくて、それに従って歩いていたら、「創造」とか「新しいもの」っていう言葉は、この世には生まれてこない。絶対に例外は存在し、その例外が一本の道しかなかったところに、もう一つの小さな道をつくってきたんじゃないかなっていつも私は思っている。

 

これから何かに向かって一歩を踏み出し、継続していこうとする人にとって、隣に批判者がいて、サポーターがいることは何より財産になる。時には喧嘩もするだろうけれど、必ず自分を成長させ、人生をより楽しくしてくれるはずだと思う。

 

人は誰でも一人では生きられないと私は思う。そして、同じように誰でも夢は一人では叶えられない。

 

考えることは基本的に面倒くさい。でも、考えることをやめてしまった人は恐い。一旦思考停止になった時に、人間としての進歩も成長も終わってしまう。悩んでも考えても答えがすぐにでるわけじゃない。それだけ簡単ではない悩みを抱えているのだから。でも、自分自身で時間をかけて悩み考えた答えは、自分の人生に一つの軸をくれ、個性をくれ、人を巻き込む力をくれるものだと思う。

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